ヤクルトキハダの通信簿

2026.4.11(土) 

DeNA 4-3 広島 横浜 

唐突に2番キク・8番奨成を始めた新井貴浩。

なんでやろなあ、2番で送りバントするためかなあと思いきや、理由はキクが東に打率4割だったかららしい。またそれか。

 

データと流れ

DeNAのメルセデスに対して堂林が4打数3安打とか、阪神の村上に対して韮澤が10打数4安打とか、少ない分母数を根拠にスタメン組んだことが過去に幾度も繰り返され、そのたびカープは 全敗 してきました。※参考記事

 

昨日もスライド登板の東に4安打に抑えられ、キクもノーヒットでした。

確かにタイミングは合ってました。キクはマグレではなく東にタイミングが合ってました。相性がいいのは事実のようで「キクvs東の関係」には分母が多く、堂林や韮澤の時以上に説得力を感じました。そこは認める。

だがそれを根拠に打順をいじくるのは思考停止と言いますか、工夫が足りないと思います。相手に合わせてこちらが変化するというのは 弱者の戦術 だと思う。

 

んで7回、東がエラーをきっかけに2失点。坂倉のツーラン。

よし儲かった。これで東は交代した。TBSのアナウンサーは

「石川さん、DeNAの8回9回は誰が出てきますかね?」

と言い、質問を受けた石川雄洋も

「さあ…」

みたいな感じで黙り込んでいました。

 

DeNAは勝ちパターンが確立していません。

山崎康晃は中崎翔太みたいに何度も試合を締め括ってきたベテラン投手です。

しかしそれも過去の話ではないか? 昔の山崎康晃は235セーブを挙げてきた超一流の投手です。

 

でも今もそれで抑えられるのか?

結果は三者凡退でしたが、小園とファビアンの打ったタマはホームランボールでした。左飛と右飛。

私は基本的に相手のリリーフピッチャーを打って勝つ野球がキライです。説得力がないからです。

 

昭和の野球は先発完投でしたから、ラッキーセブンという言葉が生まれました。先発投手が打順3~4巡目を迎える7回は打者側に有利だったからです。先発投手も疲れてくる頃だし、7回にドラマが起こる可能性は高かった。

しかし近代野球では7回以降にチーム最強のリリーフ投手が出てきます。DeNAは決まってないけど、巨人には強力な7~9回が揃ってる。

今週はカープの試合が2試合雨で流れたので、日ハムと巨人を見ましたが、あいつらは6回から継投に入ります。

「まだ4月なのにマジか」と思いましたが、ハムと巨人は先発を5回で降ろす。巨人は6回に船迫と中川を出せて、ハムも6回にリリーフを出せる。

こいつらは当たり前のように ブルペン9人体制 です。

 

東克樹や伊藤大海は7イニング以上投げますが、ハムは加藤貴之を5回で降ろしました。私はビックリしました。加藤の球数は65球でした。

加藤は私の尊敬する野口二郎さんの記録を70年ぶりに更新した投手です。FAの時も球団が全力で慰留した投手。カープで言えば九里亜蓮みたいな存在。

昭和の感覚ではそんな偉大な投手を「左対右だから」とか「過去の対戦成績が」という理由でコロコロポジコロすることが信じられないのです。

 

キクと山崎康晃は少しだけ「過去の選手」です。伊藤大海と東克樹は「今の人」

私は加藤貴之も「今の人」だと思っているので、新庄の交代にビックラこいた。

キクは確かに東にタイミングが合っていた。昨日は3タコでしたが、ヒットが出そうな感じはした。正確にはファールで粘っていたので四球を奪える可能性を感じてました。

 

しかしキクの4打席目の相手は東ではありませんでした。背の高い外国人でした。

こいつにキクでいいのかな?と思いました。ツイッターにも書いたよ。

キクと東の相性でスタメンを組むことに私は90%反対です。過去の相性など全くくだらないからです。今年の東は別人です。ナンセンスです。

そしてそれ以上に、東との相性で2番に上げたキクと謎の新外国人投手をそのまま惰性で打たせるのは200%反対です。カープのベンチには野間と勝田がいました。

 

2死走者なしで2番のキクに代打を出しても大勢に影響ありません。勝田が打っても、どうせ4番佐々木泰で無得点です。

だからってキクをそのまま打たせて負けていいのか? 私のセンサーはあの時、とにかく動け と騒いでいました。

 

その前の回に牧のエラーでモンテロが出塁して、坂倉のラッキーなツーランで試合が動き始めました。

その次の回に相手の先発が降りて、コントロールに不安のありそうな2メートルの外国人投手が出てきました。

9番秋山が三振。秋山はタイミング合ってました。

1番大盛はタイミング合ってませんでしたが、大盛は先制タイムリーを打っていました。DeNAの山本も、外国人投手も大盛を十分警戒していたと思います。結果は4球三振。ボール球を振りました。

 

ここでキクです。8回表3対4、2死無走者。

ここでキクが出たところで3番小園。小園が打ってもまだ2死12塁。得点はまだ入りません。

新井の作戦は「2死無走者、打者キク」からどうやって得点を取るつもりだったのか?

新井はたぶん ノーアイディア でした。間違いありません。朝山野球と同じ匂いがする。2死走者なしから3連打を期待している無能野郎です。

 

「ヒットを打たないと作戦も何もない」という理屈もわかります。わかりますが、新井の野球は無策なんですよね。

1年目2年目は無謀な盗塁をしてました。相手のタマがワンバンすれば走者は全員ゴーでした。

小園が何度も中途半端なスタートでアウトになるたび、私は

「それでいい。次も行け」

と背中を押し続けてきました。

 

今年はそれが止まっとる。お上品な「ホームランを待つ野球」になっている。

3番4番がファビアンとモンテロならその野球も一理ありますが、今は佐々木泰のホームランを待ち続けている状態。何の動きもない状態。

私が「勝てるわけない」と絶望する気持ちもお分かりいただけると思います。

 

理想は1回に先制して、そのままリードを保ち、相手の敗戦処理投手から中押しダメ押しする野球。

しかし相手のエースが投げてる時は、そう簡単に行かない。1回のキクのライナーゲッツーは内容がよかった。あれはキクに不運だった。

カープが追う展開になれば新井は動かないといけない。DeNAの8回9回はハッキリ言って弱点でした。あのピッチャーは確かに156kmでしたが、塁に出ればどうなるかわからなかったよ。

ああいうデカいピッチャーはだいたい走者を出すと乱れます。先入観ですけど、その確率は50%以上あります。2死無走者と2死1塁はデータ上は似てますけど、相手の心理は全然違うと思います。しかも1点差ですよ。

私はキクの打席で仕掛けてほしかった。敵も味方もピリッとするからです。データ通りに惰性でダラダラ野球をやれば、相手はリラックスして落ち着いてプレーできます。ひっかきまわさなくちゃ。

動けというのはそういう意味です。新井にはわかんねえだろうなあ。なんせ4番佐々木泰だから。

  

キハダの通信簿

ここからは今季の新戦力を評価する。

開幕前に私がヤクルトを高評価していたことは既に述べた。ヤクルトは圧倒的最下位ではない。最終的には5位に行く。

私がヤクルトを高評価した理由は意外と揃った 投手陣 である。

左の山野がいいと言いました。オープン戦でカープが完全に抑えられたからです。※参考記事

まだ158kmの中村とか高橋奎二とかもいる。ヤクルトはなかなか元気です。

 

今年の新戦力中で目立っているのが抑えの キハダ です。

既に皆さんもご承知の通り、キハダは全投球の90%がストレートという投手。昨日も1点差の9回に出て来て三者三振でセーブを上げました。

こいつのストレート、なんで打てないか、わかります?

私は昨日見破りました。今からそれを発表します。

 

過去にストレートしか投げないピッチャーは何人かいました。

まず私の津田。津田恒美。

津田はもうパワーでした。球速で相手打者をねじ伏せるタイプ。

元号が平成に変わると変化球の割合も増えましたが、昭和時代はストレート中心でした。

 

続いて藤川。藤川球児。

こいつのまっすぐはスピンでした。スピンの効いたストレートでバットの上をボールが通過してました。

津田のストレートが小松・伊良部型で、藤川のストレートは江川・江夏型かな。川口和久や清川栄治も藤川型。

 

キハダはどうだ?

どんなタイプだと思います?

私はわかっちゃいました。

 

キハダのストレートは

星野伸之 型です。

 

え?

誰? 星野?

星野ってキャッチャーに素手でキャッチされた、あのピッチャー?

Yes, he is。

キハダが打てない理由は、腕が見づらいから です。

 

キハダのストレートも157kmです。ストレートの質は津田タイプ。バットをへし折るストレートです。

ただいくら何でも、それだけでメジャーの強打者を抑えられないでしょう。キハダがストレート一本でメジャーリーグを生きてきたのは理由があるはず。

 

見てたんですけど、キハダは左腕が短く、その分、肩から指まで全部が体に隠れてますね。

走者なしでもセットポジションなんですが、グラブを胸の高さにおいて、自分の左肘をグラブの中に完全に隠し、肘から肩の部分も体で隠す。

そこから最後まで肘から先を打者に見せない。星野伸之や大野豊のような腕の隠し方をします。

 

バッティングマシーンでもアーム型とホイール型があるんですが、私はホイール型が苦手で、打率はアーム式より2~3割下がります。

言ってる意味、分かります?

アーム式は「マシンの腕」が見えるのでタイミングを合わせやすい。「ホイール式」は突然ボールが出て来るのでタイミングを合わせにくいのです。

ホイール式
ホイール式

 

キハダはコレなんですよ。腕が見えないんだと思います。巨人の反応を見て確信しました。

今年から便利なアプリでプロ野球のタマを1球ごとに角度とか回転数を見られるようになりました。SNSの世界にも嬉し気に森下や佐藤の打球速度をアップする素人がたいへん多い。アホか、全部ホークアイに映った数字じゃねえか。

キハダのストレートを打てない理由はアプリには載ってません。ホークアイには映ってるかもしれないが、その映像はホークアイに年間1憶円払った球団しか見ることができない。

だから俺たちは無料で頭を使うのだ。スマホのアプリに課金するヤツは全員アホだ。俺は無料で頭を使う。その方がオモロいじゃないの。

 

本日のゲームプラン

床田vs石田

DeNAの石田と聞くと左投手のイメージですが、近頃の石田は右投手です。

石原貴規が抹消されて、坂倉が休めなくなりました。

坂倉は昨日ホームランを打ちましたが、打順は7~8番でいいでしょう。週6マスクで5番バッターはやめときましょう。週6マスクを優先してほしい。

 

坂倉は昨日、珍しくターノックをリードできませんでした。

ターノックは立ち上がりから球が高く、得意のツーシームを相手に連打されました。

坂倉も当然誰より早く感じていたはずで、スラとツーシームが高いんだから、フォーシームとカーブの組み立てに切り替えると思いましたが、連打されても坂倉はツーシーム中心の組み立てを続けました。

なんでだろう?

4点取られるまでにけっこう時間はあったし、4点取られてもまだツーシームを続けていたし。

なんか理由があるんでしょうが、私にはわかりませんでした。

 

坂倉は床田と組んだ時は割と変幻自在なリードをします。実際今年の床田はツーシームをほとんど投げてないんですよね。パームとチェンジアップが多い。

新球の大きなスライダーも思い出したように投げていますが、あれはあまり打者に効いてません。曲がり始めが早いんじゃないかな? 打者の反応を無料で観察していてそう感じます。曲がり幅は大きいが打者にはあまり効いてない。右打者にはまだ1球も投げてない。

 

床田はまだゼロ勝です。0勝1敗。いつも先に失点してる。

今日は立ち上がりを慎重に行こう。1回の牧は歩かせてオッケー。打者牧はめちゃめちゃ怖いが、走者牧は各駅停車だ。助かるぜ。

 

打線は小園だ。

タイミングは悪くないんだけど、間を抜けない。昨日の山崎康晃もホームランボールでしたけどね。

小園が打っても次は泰。ヒット打っても点にはならない。

泰はヒットを欲しがるタイプだから決定的に4番に向かない。7番で自由に打たせてやってくれ。新井はまだ4番泰を1ヶ月は続けるだろうな。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感