2022.7.19(火)
ヤクルト 5-3 巨人 神宮
今日もノンカープです。カープの話はありません。
今日は久しぶりにキャッチャーの話をします。
カープは2軍がコロナ禍ですが、ヤクルトは1軍がコロナ禍です。
正捕手の中村悠平と売り出し中の内山壮真が揃ってコロナ。この二人が揃って離脱してからヤクルトは5連敗。
この5連敗で全試合マスクをかぶったヤクルトの控え捕手が今ネットでボコボコに批判されています。
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古賀優大
その捕手の名前は古賀優大。こがゆうだい。高卒6年目。ドラフト5位。
この古賀君は私が坂倉将吾の次に愛している捕手なんです。知ってましたか? 知るはずないですよね。
偶然ですが、古賀君も坂倉世代で同い年。
直近の5連敗のうち4試合でスタメンマスク。5試合目は途中出場で吉川尚輝への守備妨害と丸佳浩に勝ち越しホームランを打たれ逆転負け。
忍耐力のないヤクルトファンがキレました。
「試合に出すな!」
「二軍に落とせ!」
だが古賀君は昨日もスタメンマスクでした。古賀ファンの私もちょっぴり驚きました。
「ええ?古賀君は前日あれだけやらかして、西田は2安打してたのにスタメンは西田じゃないんだ・・・」
私はここにヤクルトの強さと信念を見た気がしました。佐々岡と朝山なら2安打した人がスタメンです。
古賀君のリード
私が古賀君を推す理由は強気のリードです。この一点。
巨人との2試合を全部見たわけではありませんが、一昨日はカープが中止で昨日は見どころなく敗戦。
ヤクルト巨人戦の7回以降をDAZNで見ました。
古賀君は相変わらず強気の内角ストレート攻め。
5対1の8回表。ヤクルト梅野は中田とウォーカーにソロを2発被弾します。
この2連発に解説の若松勉さんは
「強気のリードとストレート一本槍は違う」
と激怒されていました。
しかし私に言わせれば
「梅野vs中田ウォーカーで最も安全な配球がストレート一本槍」
だと思います。梅野の中途半端なフォークはストライクが入んないし、中に入れば最も危険。中田に打たれたのはカウント球のスライダーです。
4点リードしているチームは先頭打者に四球を出すくらいならソロホームランを打たれるべきなのです。歩かすくらいなら打たれる方がマシ。理由は4点リードしてるからです。1点リードなら話は別です。
若松さんは結果論。お歳をとっちゃいましたね。
いいですか。
5点リードの7回表にコールが1失点した後四球3連発。打席に岡本ポランコ。ここはドームの次に狭い神宮球場。一打同点のピンチを招きます。
コールをリリーフした今野投手はこの岡本ポランコにストレート一本槍で勝負します。
今野も梅野もそういう投手です。ストレートで押すタイプでしょうが。
3年前から150kmを強く引っ張れない岡本と村上です。村上は最近少しだけ引っ張れるようになってきた。
岡本はどん詰まりのインフィールドフライ。ポランコも振り遅れてレフトフライ。
炎の全球ストレート。リードしたのは古賀君です。
古賀君のリードが裏目に出る時もあるでしょう。キャッチングも未熟。
だが4年前、19歳の古賀君が見せた強気のリードと意外な走塁力を私は一目で見抜いています。
内山壮真はキャッチングとスローイングが素晴らしい。
古賀優大はリードが素晴らしい。
どちらを取るかは監督の好みや先発投手の好みかもしれませんけど、私の好みは完全に古賀優大です。
素人や若松には「古賀はストレート一本槍」に見えるでしょうけど、私は古賀君のリードに根拠を感じますよ。バッターの反応をよく見ています。
私の好きな捕手
やっぱ私が坂倉将吾の次に好きな捕手は中村奨成です。3位が古賀君ですかね。
その次は誰だろうなあ・・・
最近はDeNAの戸柱もいいリードをするなと感じています。
あと巨人の大城も周りをよく見てる。スクイズやエンドランをウエストでアウトにするのは大城が一番多いと思います。
中日の木下はもうすっかりオールスター選手。阪神の梅野は今年オールスターに出られません。
パリーグも若い捕手がじゃんじゃん台頭してきて、各チームに2人くらい正捕手がいる感じです。侍JAPANの甲斐ですらスタメンが怪しい。
すっかりカープの磯村嘉孝はトレードはタイミングを逃しましたねえ。
2年前が一番売り時でした。ホークスの海野やロッテの佐藤都志也もまだいなかったのでね。関連記事