今シーズンも残り20試合を切りました。なぜか屋外球場で移動も多いカープが最も消化が早く、残り13試合。
パリーグは1~3位が貯金7でゲーム差ゼロ。面白いですね。
今日は2022年に新たにFA権を獲得した選手や、今年で複数年契約が切れる選手がどう動くかを考察したいと思います。
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2022年FA選手一覧
■AランクBランク
森友哉 27
外崎修太 29
浅村栄斗 31
近藤健介 29
西勇輝 31
岩崎優 31
西川龍馬 27
高橋周平 28
田村龍弘 28 捕手
中村奨吾 30 右内野手
■cランク
野間峻祥 29
松葉貴大 29 左投手
武隈祥太 31 左投手
嶺井博希 31 捕手
岡大海 31 右外野手
伏見寅威 32 捕手
西浦直亨 31 右内野手
高田知季 32 左内野手
■複数年契約が切れてFA権を持ってる人
田中将大 34
今宮健太 31
中村晃 32
會澤翼 34
田中広輔 32
坂本勇人や丸佳浩は2023年が5年契約の5年目です。
菅野智之は単年6億。今年メジャーに挑戦するのかどうかも注目ですね。笑
FAの目玉は森友哉
以前このブログでも書いたのですが、私は森友哉がFA宣言する確率は極めて高いと思います。関連記事
令和の今日、キャッチャーでクリーンアップを打ってるのは森と坂倉の2人だけ。どこの球団も欲しいはずです。
元巨人の笠原将生さんは「森友哉はオリックスだ!」とおっしゃっていました。ホントかなぁ?笑 オリックスには若いキャッチャー大勢いるけどね。
私は巨人が本命だと思ってますが、球団が本気で育成に舵を切れるのか注目したいです。
続く大物は近藤健介。外野手ということでニーズが弱い気もしますが、逆に言えば3つのポジションを守れる近藤はどこのチームもスタメンに入れやすいと言えます。外崎修太もマルチポジションなのでもし宣言すれば争奪戦でしょう。
浅村栄斗は楽天を出ないと思います。31歳の一塁手。環境を変えなければ、あと2~3年は80打点くらい稼げるでしょう。
阪神の西と岩崎も微妙ですね。五分五分かなあ。去年梅野が出なかったので、今年も阪神からFA選手は出ないかもしれません。
龍馬もオリックスとか言ってましたけど、彼もカープを出ないでしょう。カープが一番龍馬のことを高評価してると思います。
中日の高橋周平、ロッテの田村は出るでしょうね。高橋周平は3割打った年の契約更改でゴネまくってたことが印象深いし、ロッテの田村は松川君や佐藤君にポジションを奪われた格好です。
Cランクの人気銘柄
今年のFA市場がおもしろいのはCランクに目玉選手が多いからです。
中日の松葉なんて今季の推定年俸は2,800万円です。んでここまで6勝6敗。防御率3.16
これFA宣言したら一気に億超えると思います。ソフトバンクからロッテに移籍した福田周平は3,600万→1.2億でした。左の先発投手は福田よりニーズあると思います。
西武の武隈も左腕ですが、彼は年齢の割に登板数が多く、30歳を超えて下り坂です。松葉は伸びてきてる投手で、武隈はかつてのV戦士といったイメージ。
ロッテの岡大海もFA宣言するかもしれません。彼のケンカっ早い性格からそんな感じがします。
田中将大の去就
んで私が一番気になるのは田中将大の去就です。
「メジャー復帰は厳しい」
「楽天残留。年俸半減」
などと勝手に報じられていますが、かつてサンディエゴ=パドレスは40歳の黒田博樹に年俸20億円を提示したんですよ。
田中将大もなんだかんだで2年連続150イニングを投げており、年齢も来季35歳です。
さすがに「ヤンキースのエース」はちと厳しいでしょうが、メジャーリーグの田中は「計算できる先発投手」であると思います。
アメリカではコロナも落ち着いたというか「諦めた」雰囲気になっていて、外出や行動するのにあまり制限はない様子。おそらく田中将大なら永住権も持ってるでしょう。
私はマー君のメジャー復帰は五分五分くらいで「ある」と思います。NPB11球団はない。
マスコミは実力者のマー君に対して
「年俸10億もらうのが当然」
と思っていますが、黒田博樹は20億を蹴って4億でカープに復帰しました。
マー君も楽天の5億を蹴って、マイナー契約からメジャー挑戦を目指すかもしれない。
だってまだ34歳ですよ。マー君がメジャーリーグに挑戦した理由は絶対お金だけじゃないはずです。
MLB30球団の中には「タナカをメジャー契約で2~3億円」と考える球団もきっとありますよ。マー君はコロナ禍で一時帰国してただけかもしれない。2年前のニューヨークはちょっと不気味だったしね・・・
前田健太の去就
なぜ私が田中将大の去就を気にするかというと、前田健太に35歳や36歳で日本に帰ってきてほしくないからです。
マエケンはアメリカで引退してほしい。日本人でメジャーリーガーのまま引退できたのは野茂英雄、イチロー、松井秀喜、長谷川滋利の4人だけじゃないかな。黒田も実質ここに含まれますけど、正確には4人。
新庄も福留も青木も井口もみんな一旦戻ってきた。秋山翔吾も戻ってきた。
「アメリカで通用しなくなっても、俺はまだ野球を続けたいんだ!」
これも美しいです。
だがアメリカで引退できることはもっと美しい。個人的見解。
田中将大もアメリカで引退する資格がある選手。
ダルビッシュやマエケンだってそうですよ。
この3人がNPBでしのぎを削ってた頃、私ときたへふさんは「マエケンが日本のエースだ!」と言い続けており、パリーグファンの方からは「マエケンはダルマーより一段劣る!」とよく言われていました。
本音ではダルマーに負けてることを自覚してたんですが、カープファンとしてそれだけは口に出せないというか、今でもマエケンはダルマーに匹敵すると言い続けたい気持ちなのです。
話がどんどん逸れていきましたが、最後にまとめると、
田中将大も挑戦を生きがいとする人間だと思うってことです。
楽天に残ることももちろん挑戦なのかもしれませんが、私は年俸2~3億円でMLB挑戦があるような気がしています。答えは1ヶ月後ですね。