2023.8.1(火)
広島 3-5 DeNA マツダ
カープ3連敗。昨日は栗林が打たれたので仕方ないですね。以上。
今日は改めて「プロ野球選手がどれだけもの凄いのか?」を解説します。カープの話はありません。
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今浪隆博のYoutube
昨日の試合後に見つけたんですが「今浪隆博のスポーツメンタルTV」というチャンネルがめちゃくちゃ面白かった。
「今浪?誰?阪神のキャッチャー?」
それは今成亮太。
今浪隆博は日本ハムとヤクルトで活躍した右投げ左打ちの内野手です。
今浪は現役11年間で通算200安打した選手。
私は「プロで200安打するなんてスゴすぎる。11年もプロでいられたことも立派だ」と感じますが、一般的な素人の皆さんはおそらく
「フン。一軍半の控え選手か」
と感じると思います。
そんな今浪は現在39歳。Youtubeを始められたのは1年前のようです。
私が見た動画が「プロ野球で最弱レベルのフィジカルは一般社会ではどれぐらいのレベルなの?」というものでした。
実物はこちら。
この動画が
実に面白い。
最初から最後までめっちゃよくわかる。
今浪はプロ11年で200安打。ちなみに通算4盗塁で通算3本塁打。
プロ野球界では足も遅くてパワーも弱い。フィジカル面では「最低の部類に属していた」と語ります。
だがプロ入りする前の今浪は一般社会でフィジカルモンスターだったらしい。
現役引退した今も一般社会ではフィジカルモンスター。
今でも大学生の野球部員と腕相撲して瞬殺できるそうです。
私の実体験
私のまわりにも今浪少年みたいな子が何人かいました。
「甲子園に出てプロ野球選手になる!」とか言ってたヤツ。
小学校の同級生はソフトボール投げで50m投げてました。学年2位のヤツは40mくらいでした。
高校の同級生は阪南大付属の岩本勉からホームランを打って、背筋力も200kg以上ありました。
だが二人ともドラフトでは箸にも棒にも引っかかりませんでした。
今浪少年もきっとそうだったと思います。
上の動画で今浪は「小中9年間で誰にも負けたことがない。だいたいいつもぶっちぎりだった」と語っています。
んでそういうヤツが昔は全員
野球をやっていたんですよ。
昭和時代の運動神経のいいヤツは全員野球をやっていました。ええ断言します。全員です。
まあたまにサッカーとか相撲とかに走るヤツもいたかもしれませんが、私の通った小学校、中学校、高校で一番のフィジカル野郎は必ず野球部に所属してました。中学シニアで野球やってるヤツもいましたけど、それも野球部扱い。
とにかく1980年代のフィジカル野郎はだいたい野球をやってたと思います。
んで野球部に入っても試合に出られないヤツらがバスケットボール部やテニス部に入っていたのです。
怒らないでくださいよ。私の言っていることは暴言ですが真実です。
なんでかと言うと、当時のプロスポーツって野球と相撲とゴルフくらいしかなかったから。
テニスもあったけど、賞金はプロ野球選手の年俸の何分の一だったでしょうか?
落合博満が初めて年俸1億円を超えた頃、横綱で53連勝した千代の富士の年俸が確か5,000万円くらいでした。
今でもプロ野球選手はもの凄い
21世紀の今日ではヨーロッパで活躍するサッカー選手や、アメリカでオールスターに出てるNBA選手もいます。テニスの大坂なおみさんもスーパースター。
でもやっぱりクラスで一番運動神経のいい子は野球部に入る確率が一番高いんじゃないかなあ。誰か調べてほしいね。
今浪の動画で司会者の方が
「やっぱりプロ野球って異次元なんですねえ・・・」
と感心した後、今浪にこう尋ねます。
「じゃあナミさんがプロで一番驚いたフィジカルモンスターは誰ですか? 底辺の選手じゃなくてプロ野球のトップオブトップは誰?」
今浪は即答します。
「○○さんです」
おおーーー。納得。
なんか思わず笑っちゃいましたもん。「だろうねw」って。
誰もが知っている超人と呼ばれた選手なんですが、もしこの選手が例えば陸上をやってればどこまでトップに迫れたのか?
今浪は「私は専門外なので迂闊なことは言えませんが・・・」としながらも
「かなりトップに近いところまで迫れたでしょうね」
と発言しています。私も完全に同感です。
学年トップのフィジカル野郎がプロにも入れない。ドラフトにもかからない。
もし入れても控え内野手で守備固め要員なのが日本のプロ野球。
フィジカルモンスターが集まって、最新鋭のトレーニングメニューと栄養士さんが推奨するサプリメントを摂取する。
改めてもの凄い世界です。
昨日の堂林はタイムリー含むマルチヒット。
小園海斗は2ベースと3ベース。
もの凄いんですよ。この人たち。