プロ野球はだいたい私の言った通りの結果になります

2025.7.13(日) 

中日 3x-2 広島 マツダ 

サヨナラ負けで6連敗。首位と11.5ゲーム差。

去年の秋に私は「ショート矢野は4位の野球」と言いましたが、ヘタすりゃ 5位 に転落しそうです。

先週の火曜日、阪神戦の初戦にボロ負けした時も「内田湘大を今すぐ一軍に呼べ!」と吠えました。

 

なぜ内田なのか?

私がなんで二軍で打率1割の内田を一軍に呼べと言っているか、わかりますか?

それは内田が

勝利のムードとスターのオーラ」を持っているからです。

私は内田が3割打って試合に勝つとは一言も言ってません。内田は三振もするしポカもします。

 

だけどアイツのプレーは…

 

野球ファンの…

 

 

度肝を抜く んですよ。

 

こんな野手は小園海斗以来です。その前は鈴木誠也以来。

 

「矢野雅哉も度肝を抜くじゃん!」

まあそうだね。確かに度肝を抜かれたよ。

だがその度肝と内田の度肝はちょっと違うんだよな。

 

何度も言ってるが、今のカープに必要な武器は「守備範囲」ではなく「長打力」

あと暗いムードを吹き飛ばす「明るさ」でしょうが。

 

小園にもかつてはこの明るさがあったんですよね。河田とキクにいじめられてその良さが消えた。

鈴木誠也はとびきりの アホ でした。現在も全く変わってません。

カープにはアホが足りないんですよ。カープには アホが必要 なのですよ。キクも坂倉も試合になると途端にマジメになる。

 

新井がバンザイしてジャンプしているカープが一番強い。

新井とカープファンを一番喜ばせる男が内田湘大だと私は言っているのです。

13年前、20歳だった堂林はカープファンに夢と勇気をくれましたよね。

翌年出てきたのが18歳の鈴木誠也でした。

あの頃のカープには

「これから強くなる。ワクワク!」

という空気に満ち満ちていました。順位は4位でしたがね。

 

新井に足りないもの

今の新井に足りないものは「アホさ」と「覚悟」です。

「アホさ」をマジメな言葉に置き換えると

「勝利のムードとスターのオーラ」

になります。

 

二俣と林はマジメなスラッガーなので明日一軍に呼びなさい。

内田は二俣と林の後になるだろうけど、私は明日3人一度に一軍合流させてもいいと思います。サード3人を一気に登録。

 

もう田中と上本とアツでは勝てない。

矢野の守備でも試合に勝てない。去年の9月と今年の7月で証明されました。

言っときますがキクでも秋山でも勝てないぞ。4位の野球です。

 

もう内田の時代ですよ。う・ち・だ。

佐々木泰を1ヶ月間待ち続けたけど、もう待ちきれん。

えこひいきしていいんだよ。行くぜ、新オーダー。

 

1番中村奨成8

2番小園海斗6

3番ファビアン7

4番末包昇大9

5番坂倉将吾2

6番モンテロ3

7番林晃汰 5

8番菊池涼介4

サードに内田を入れてもいいし、セカンドに二俣や羽月を入れればスピードが増す。

 

こいつらを我慢して鍛えて、覚悟を持って育てる。

カープは27歳の新井貴浩と20歳の栗原健太をそうやって育ててきました。

今度は新井が育てる番だ。守備位置をコロコロさせて若者を混乱させるんじゃない。

新井が突然43本塁打したのは2005年です。ジャスト20年前。栗原は15本塁打しました。

あの頃もワクワクしたなあ。「キングコング砲」というネーミングセンスはイヤだったけど、新井と栗原で二岡と阿部の裏金コンビをぶっ倒せると大いに期待したものです。

 

新井の覚悟

昨日の試合で、私は新井に

「少しは我慢してみる気になったかな?」

と感じました。

というのも、新井はセンター奨成とショート小園を2試合続けたからです。末包モンテロもスタメン復帰で即マルチ安打。だから昨日言っただろ。 

 

スタメン羽月もよかったし、10回遠藤もよかった。

キクのエラーは遠藤を助けようとした全力プレー。だからノー問題。積極的なミスはお咎めナシである。

栗林は5試合連続無失点。5イニングで10三振奪っている。

 

今週は少し明るくなるんじゃないかな。

しかしそれも新井のアホさと覚悟が伴ってのこと。

「内田の昇格」「奨成と小園の固定」が二つ揃ってのことである。

 

まあ見てなさい。

プロ野球はだいたい私の言った通りの結果になります。