プロ野球の「予備日」と「予備期間」の違い

森下暢仁と高橋昂也が濃厚接触者と判定されたそうです。

ハイハイ。

もうすっかり慣れましたよ。

平気ですよ。エースと四番が離脱するくらい。

これで支配下選手69人中10人が離脱。期間はおそらく3~4週間。10人は交流戦ほとんどアウトです。

そもそもカープは試合できるの? それは月曜日にわかります。


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予備日と予備期間の違い

みんな簡単に「中止した方がいい!」って頭から決め付けるけどさ。

交流戦は簡単に中止できない事情があるのですよ。

事情とは「交流戦に予備日と予備期間が少ないこと」です。

「予備日」とはシーズン中の「試合のない移動日」のこと。火曜~日曜の6連戦の場合、予備日は「月曜日」だけとなります。

近年の交流戦は6連戦×3週間の18試合。月曜の予備日は3日だけ。んで月曜日は「金土日のカードの予備日」です。火水木のカードを持ってくることはできません。

昨年の交流戦も同じでした。金土日のゲームが中止になるとその試合をそのまま「月曜日」にスライドさせていました。

火水木の試合は月曜日にスライドできません。火水木を中止すると、その試合は6/14(月)~6/17(木)までの4日間に回されます。この4日間が「予備期間」です。

通常の同一リーグ戦においても、ペナントレース終盤になれば移動日を「予備日」として日程が変更されます。9月後半や10月に3連戦が4連戦になったりするのは、それまでに雨天中止となった試合を一緒に消化する狙いがあるからです。

んでシーズン最後にぽっかり空いている期間が「予備期間」です。通常2週間ほど。ここの予備期間が足りなくなると、Bクラスのチームは日本シリーズの裏で消化試合をするハメになるのです。笑

 

2021年は5月15日に梅雨入りしており、今年の交流戦は例年より雨天中止の可能性が高いです。

阪神戦に続いて西武3連戦まで全中止になると、交流戦期間中にカープは18試合を消化できなくなる恐れがあります。その場合の規定もNPB内にまだありません。←これは推定。未確認です

だから私は明日24日(月)の保健所やNPBとの協議の結果次第で

「カープは25日(火)からの西武戦を開催する!」と今でも思っています。

今、安易に中止ばかりしていると143試合消化も危ないです。

 

四番とエースがいない

カープはここまで10人の選手がPCR陽性と濃厚接触。

誠也、菊池、羽月、小園、長野、石原、大盛、正随、森下、高橋昂也。

1~4番の上位打者と先発ローテ2枚を欠きます。

しかし私は西武戦をやらないといけないと思います。陽性反応者が1人でも出たら25日(火)は中止ですが、24日(月)までの陽性反応がゼロ人なら試合をするべきです。

 

安全第一もわかりますが、現実社会では国民全員が「縛り」の付いた中でも毎日仕事をしています。カープもやらないでどうすんの。コロナと聞けばアホみたいにすぐ「やめろ!」と言うヤツは自宅を一歩も出るんじゃありません。

そもそも巨人のアホとホームレスの方以外はほとんどの日本人がマスクを着用しています。これって当たり前のようで当たり前じゃないと思います。日本人は立派ですよ。

保健所がOKで西武もOKならカープは試合をやるべきです。通常通り観客16,500人で。

やめろと言うのはアホでもできます。こっちは「仕事」をしているのです。感染対策はバッチリだっての。佐々岡よ、そこは自信を持つべきだ。球団を信じろ。

対戦相手の西武がイヤだと言ったら強行はできませんけど、保健所がOK出したら西武も快く協力してくれると思いますよ。巨人を除く11球団はみな兄弟だからです。

 

もし試合をやるとなったら、カープは「飛車角落ち」で戦います。

これは仕方ありません。12球団全てのチームにも起こりうることで条件は対等です。

 

火水木の予想先発は大瀬良→九里→床田。木曜日は降水確率が高い。

金土日はドビー→谷間→谷間。

床田を日曜に回せると助かる。大瀬良中4日には反対。

床田が木曜に投げたら、土日は玉村矢崎で行けばヨシ。遠藤、中村、何してる。

 

打線はもうどうにもなりません。打つのは厳しい。守備力も大幅ダウン。

龍馬と松山が復帰できることに期待しつつ、中村奨成と野間峻祥を中心に打線を組みましょう。足が使えるからですよ。田中も堂林もいるじゃないの。

西武の予想先発はダーモディ→今井→ニール。よくわからんヤツばかり。

もうカープは相手投手が右でも左でも関係ないよ。足の速いヤツで行け。どうせ打てないんだから。笑

 

NPBは五輪期間について再検討する

明日5/24(月)は「カープvs保健所」の他に「12球団vsNPB」と「NPBvs専門家」の話し合いも行われるらしい。

「12球団vsNPB」とは12球団代表者会議のこと。デイリースポーツ

「NPBvs専門家」はJリーグと専門家を交えたコロナ対策会議のことです。日刊スポーツ

 

5/25(火)からの広島vs西武3連戦の可否は「カープvs保健所」で相談。

西武戦の可否について、カープファンの皆さんは24日(月)の夕方か遅ければ月曜日の夜11時まで待たないといけません。カープ球団の発表がいつも遅いからです。

【A】月曜日までに新たな陽性者が出たら、25日(火)は問答無用で中止

【B】月曜日の「カープvs保健所」でOKが出てNPB承認すれば25日(火)の試合はOK。

 

私がこないだ提案した五輪期間の公式戦開催については「12球団vsNPB」「NPBvs専門家」で話し合われます。この日1日だけで即断即決は不可能でしょうけど実現してもらいたいです。

気になるのは巨人とヤクルトが完全に五輪期間をあてにして、シーズン序盤から無謀な明日なき継投策を繰り広げてること。彼らが「五輪期間の公式戦開催」への抵抗勢力になる可能性は高い。

特に原辰徳はリーグ全体のことなど微塵も頭にありませんから、相当抵抗すると思います。

ちなみにダブルヘッダーには選手会が抵抗してると言います。理由は明らかにされていませんが、おそらくリリーフ投手の酷使や野手のケガを恐れているのだと思われます。

コロナの前から近年のプロ野球は日程がタイトなのです。試合数も昭和の130試合から1割増し。6連戦が当たり前。

おかげでカープの球団経営も潤ってきたので文句はないのですが、143試合制のペナントレースは予備日が少なく、コロナや災害などによる緊急事態には弱い仕組みとなっているのですよ。