プロ野球の「チーム編成」を漫画「美味しんぼ」風に例えてみた

中日の又吉がCランクだとか、自由契約の大田泰示と西川遙輝が必要かとか、全く私はクソ食らえなんですよね。2年前FA宣言したソフトバンクの福田秀平は当時30歳。Cランクだったので6球団による争奪戦。福田は1.2億×4年契約でロッテ入団。

代走に1.2億ですよ。金満すぎる。2021年の大瀬良が1.5億、九里は8700万です。これがFAマジック。福田はロッテ2年間で66試合しか出場してません。FAなら何でも欲しがるヤツはアホです。経営者ではありません。ワッショイベースボールです。

よって今からプロ野球のチーム編成を漫画美味しんぼ風に例えてみます。

この記事は管理人の妄想100%のウソ記事です。怒っちゃやーよ。


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究極のメニュー作り

阿部「読売グループの英知を結集して『究極のチーム作り』を目指すとは凄いアイディアですなあ」

元木「まったくです。プロ野球の未来にとってたいへん意義深いものですよ」

原 「どんな手を使ってもよい。FA選手をかき集めろ。70人枠は事実上消滅したのだ。使えない選手とはドンドン育成契約を結べばよい」

桑田「ボクは広島の大瀬良君と九里君がいいと思いますね」

阿部「阪神梅野もいいぞ」

村田「大田泰示も監督好みじゃないですか」

原 「私の好みは千賀滉大だ」

桑田「千賀君はメジャー志向と聞いていますが?」

原 「そこを何とかするのが君たちの仕事だよ」

山岡「ふわ~あ・・・バカバカしくてやってられないぜ」

元木「なんだキサマ、その態度は!」

山岡「一軍コーチともあろう面々が滑稽こっけいだねえ」

阿部「なにッ!」

栗田(や、山岡さん・・・)

山岡「実績を残したFA選手を有難がってちゃ素人と同じだよ。選手の今の実力じゃなく昔の名前の方を有難がってるんじゃないの?」

村田「なんだと!?」

元木「我々をニワカ扱いするのか!」

山岡「過去の成績を比較するだけなら子供だってできる。コーチってのは自分の目で選手の品質を見極めることが仕事じゃないのか」

栗田「やめてください、山岡さん!」

桑田「山岡君、キミはボクたちに『選手を見る目がない』と言ったも同然だよ。じゃあキミにわかると言うのかい?」

山岡「ええ、お見せしましょう。1週間後、3軍のグラウンドまで来て下さい」

 

3軍グラウンド

1週間後。

元木「オイオイオイ、監督を屋外にお連れして一体どういうつもりなんだ!」

山岡「いいから黙ってついて来な」

元木「空調もないし屋根もない・・・うわわ、地面が土だ!」

栗田(大丈夫かしら、山岡さん。こんなへんぴなグラウンドに本当に有能な選手がいるのかしら?)

山岡「よう、コマさん」

駒田「おう!若旦那・・・じゃなかった、山岡さん!」

山岡「頼んどいたの、できてる?」

駒田「もちろん!バッチリ調整しておいたよ」

山岡「この投手です」

阿部「なんだって?こんなヒョロヒョロした子が・・・まさか今から投げるのはこの小さな子なのか!?」

山岡「そうです」

村田「ぶわーっはっはっは。いい加減にしたまえ。こんなガキなら俺にだって打てるぜ」

山岡「笠島」

笠島「ハイ」

山岡「俺がキャッチャーをやる。俺のリード通り投げたら、お前は明日から支配下だ」

笠島「ハイ!」

 

入団テスト

元木(わざわざ監督の前で、こんな入団テストみたいなことをするってのか?笑わせるぜ)

笠島「用意できました」

山岡「オーケー。じゃあ誰か打席に立ってみてくれ」

村田「俺が打とう。真剣に打っていいんだな」

山岡「もちろんだ」

ズバッ、

ズバッ、

ズバッ。三球三振。

村田「こ、こんなバカな、信じられん!」

阿部「どけ村田、俺が打つ!」

ズバッ、

ズバッ、

ズバーン!三球三振。

 

栗田「凄いキレだわ!採れたてのレタスのようにみずみずしくシャッキリしてる。まだボールが生きているみたい。これはもしかして高速シンカー?」

山岡「どうだ。ツーシームと高速シンカー、二つの腕の振りは全く同じだ!」

阿部「ぐぬぅ・・・」

元木「フン、コーチを打ち取っところで何になる?一軍の打者とは違うんだ」

桑田「イヤ・・・球速はまだまだだが、確かに同じ腕の振りから違う落ち方をする」

元木「そんな!桑田さんまで!」

山岡「他球団の大物選手に大金を積むより、自分のチームにいる前途有望な若手を育てることがコーチの本分。それを監督と一緒になってFA選手を乱獲するようじゃ本末転倒も甚だしい」

元木「しかし我々は常勝軍団なんだ!育てている時間がないのだよ、時間が」

栗田「いいえ、そんなことないわ。井納翔一や中田翔をかき集めているヒマがあるなら、育成選手を支配下登録する時間くらい作れるはずよ。それをサボっているのはあなた達の怠慢だわ!」

原 「ハッハッハ。一本取られたな、ヘッド」

元木「監督!」

原 「山岡君、とてもいいものを見させてもらったよ。我が軍にも磨けば輝く原石がいる。きっとキミはそう言いたいのだね」

山岡「そうだ。風と土の中で育てられた天然物の野球選手と、複数年契約でぶくぶく太らされた不健康なFA選手。本当にうまい選手はどちらか?これがわからない連中はテレビゲームに勝つことはできても、常勝軍団を築き上げることはできないのさ」

原 「肝に銘じよう」

 

後日

栗田「ねえ山岡さん、いったいどうやってあんな凄い投手を見つけてきたんですか?」

山岡「なあに、あの笠島君は2年前の県大会で丹生高校の玉村昇悟に投げ勝っているんだよ」

栗田「そうだったのね」

山岡「おまけに広島の木下元秀ともチームメイトだったってワケさ」

栗田「ズルーい!山岡さんったら、そんな大事なことを私に黙ってたのね!」

 

・・・

 

原 「行ったか?」

元木「ハイ」

原 「では、手はず通りFA補強を進めろ。育成プロテクトも忘れるな」

元木「わかりました」

原 「笠島が使えることはわかった。だが補強は断固推し進めていく。そこにFA制度がある限り参加するのが我が軍だ」

元木「ハッ!」

原 「士郎め・・・あんな子供だましでいい気になりおって。『究極のチーム作り』とやらをやってみるがいい。後世までの笑い草になるじゃろうて。あの大馬鹿者めが」

つづく・・・

↑ウソです。続きません。笑