ブルペン9人の時、守備固めと控え捕手は節約しないといけません

2022.8.14(日) 

巨人 3-2 広島 東京D 

結局4連勝後に2連敗して今週は4勝2敗でした。

収支は完全にプラスなんですけど、なんかものすごく残念な1週間でした。

首位ヤクルトは連敗を7で止め、2位DeNAとのゲーム差を7.0としました。5.0なら面白かったんですがねえ・・・

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感性が合わない

私は今年5月28日の時点で、

「會澤翼を正捕手で行く限り、カープは負け続けます」

と発言しました。※関連記事

その頃は貯金が5個くらいあって、ヤクルトと2.5ゲーム差くらいの2位か3位にいました。

 

カープは昨日も一昨日も接戦の投手戦を落としたのですが、巨人は2番重信がバスターエンドランを決めたり、1番吉川尚輝に代走増田を送ったり、同点の6回7回を新人に任せたりと、とても楽しい野球を見せてくれました。

私が巨人をアホだボケだと罵るのは、せっかく良い若手がいるのに、そこへ中途半端な30代のオールドネームをかぶせてくる時です。

岡本和真がいるのにゲレーロを穫ってきたり、松原聖弥がいるのに梶谷を穫ってきたり。

今そのアホ野球をやっているのが完全に佐々岡真司なのです。

坂倉将吾がいるのに30代の捕手をスタメンで使う。

中村奨成がいるのに社会人ルーキーを2人も穫る。

完全に巨人のアホ野球で、私の感性には合いません。

   

ベンチメンバーがベストではない

私は血液A型でございまして、実に神経質な人間です。

2対2の8回裏、1番から始まる打順にベースカバーを必ず怠るニック=ターリーを送るのはかなり不安でした。ターリーは1塁ベースカバーを100%怠ります。関連記事

昨日は内野ゴロがあったわけではありませんが、無死1塁とされた時点で代走増田。クイックもできなければ牽制もない。盗塁は防ぎようがありませんでした。こういう時は盗塁される前に重信に打ってもらえば良かった。重信は初球ストレートをファールしましたからね。

 

2番重信は前日バスターエンドランを決め、この日は初回に送りバントを失敗していました。

だから2対2の8回裏、無死2塁で重信が簡単に送りバントするのかどうか、磯村も迷ったと思います。

カープは「送りバントだ!」と決め付けた配球とバントシフトを敷きました。捕手磯村のサインなのか小窪コーチのサインなのかは不明。

結果は送りバント成功で1死3塁となりました。ターリーも強い球でフライを打たせに行きましたが、重信は投前にバントを決めました。 

 

1死3塁で3番丸。初球を簡単に犠牲フライ・・・と思いきや、龍馬が捕れずタイムリー2塁打に。

2対3。なおも1死2塁。4番中田翔。

ピッチャー交代。ターリー→松本竜也。

この松竜が後続をゼロで抑えたことは非常に大きかった。

松竜はターリーと磯村と佐々岡を救いました。ナイスリリーフ。佐々岡監督はいつもルーキーに助けられています。笑

 

最終回、9回表。カープ最後の攻撃は7番の小園から。

巨人の投手は大勢。

小園は粘りましたが三振。次打者は8番磯村。

カープのベンチには左の代打が松山竜平しかいませんでした。

松山は9番の代打ですから、8番の代打候補は大盛穂、會澤翼。これなら磯村のままでいいとなるのも頷けます。

他のベンチ野手は曽根、三好、白濱でした。9回表の1点ビハインド時にベンチ野手が6人もいて、8番打者に代打を送れないなんて・・・

完全にアホなんじゃないですかね?

 

8番磯村は前日も大勢と対戦しています。結果はサードゴロ。

昨日も低めのギリギリをストライクと言われて見逃し三振。少し可哀相ではありましたが、結果的には2日連続で大勢に打ち取られました。

大勢は右サイドハンドで、ストレートは真横にシュート回転しています。このため大勢は対左打者の方が成績は良いです。

だから磯村を行かせたという話かもしれませんが、私はどこからどう見ても大勢には左打者を当てるべきという考えです。あのフォームは左の方が絶対見やすいはずです。

 

ただそこで礒村に代えて大盛や曽根を出せるかと言われると、これもまた出せないです。やはり「ヒットを打つ確率」は磯村のほうが上でしょう。「出塁する確率」もエラーや内野安打含めいろいろ考えられますが、曽根や大盛ではバットに当たらない確率が高そうです。

 

ベンチ野手を節約しないといけない

ならどうすればいいのかと言うと、捕手一人が一軍に不要なのですよ。

さらに内野手も三好と曽根のどちらか一人で十分。

なぜかと言うと、今のカープはブルペンが9人で、控え野手が8人だからです。

 

しかもカープにはユーティリティーな選手が多い。

何らかの事情で坂倉が捕手を絶対にできないなら、磯村會澤白濱の3人体制はやむを得ませんが、私にはそうは思えない。

三好と曽根も役割は違いますが、現在カープベンチには上本崇司がいます。秋山加入後、上本崇司はスタメンで出られなくなりました。三好、曽根、上本の3人がベンチにいるのはちょっと効率が悪いと思います。実は堂林も色んなところを守れて盗塁もできるのです。

  

ついでに言えば、カープは今、大瀬良を抹消したためリリーフ投手10人が一軍登録されています。

一昨日は連投の栗林をベンチ外にして、昨日はフランスアがベンチ外でした。

「控え野手8人、ブルペン9人、スタメン9人」の26人も悪くはないのですが、佐々岡就任後のカープは「今日投げられる投手がベンチ外」という試合がけっこうある印象です。

 

ここのところ、野間や秋山に守備固めを出すシーンが多いですね。

だから大盛が一軍に呼ばれたのでしょうが、ハッキリ言ってカープのベンチには守備固め要員が多すぎます。

マクブルームに代走曽根を送って、曽根に代えてサード三好。使い方が贅沢すぎます。ブルペン9人の時にこの戦い方はできません。

坂倉がマスクをかぶれる場合は白濱を2軍に戻して、羽月を上げる。

大盛、曽根、三好は3人も要らない。堂林と上本がけっこう守れて走れるため、3人のうち誰か落として打てる選手を上げてほしい。安部や田中も候補です。

 

野手が1人少ないのです

先発ローテから3投手が離脱しました。

だからブルペンを厚くする作戦は一理あります。

ならば、野手を節約しないといけません。大盛、曽根、三好、白濱はすこし贅沢です。

磯村に代打を送るのもちょっぴり贅沢な作戦ですが、9回に1点負けててベンチに三好と白濱がいるのはなんだか腑に落ちない気がしました。

羽月とケンティーがいても、磯村に代打を出せないかもしれませんが、2日連続で磯村vs大勢がノー感じだったのでね・・・とくに2戦目の初球は内角のクソボールを2球連続で反応していました。タイミングが全然合ってないように見えましたが、朝山にはデータしか見えないんだろうねえ・・・