DeNAのバウアーがCS2ndステージで登板することを目指しているという。
阪神はCSファイナルステージに向けて一軍主力をフェニックスリーグに出場させるという。
カープの一軍はマツダに残り社会人と無観客での練習試合を行うそうだ。
フェニックスリーグ
日程を確認しよう。
・10/9(月)~30(月) 宮崎フェニックスリーグ
・10/14(土)~16(月) CS1st (広島)
・10/18(水)~23(月) CSファイナル (甲子園)
以下は宮崎フェニックスリーグに帯同するメンバー
※画像は安芸の者がゆく様
フェニックスに帯同するメンバーのうち玉村、遠藤、コルニエルは宮崎で1~2試合投げた後、マツダか甲子園で一軍に合流するでしょう。河野や黒原もあるかも。
私が今年の戦力外候補と見ていた高橋昂也と宇草孔基の名前もあってひと安心。しかし藤井黎來の名前はない・・・
フェニックスに帯同していない中村祐太と塹江敦也は一軍にいるのか戦力外候補なのか微妙なところ。まあ一軍なのでしょう。練習試合では主力を投げさせないといけないので、祐太と塹江に投げるタイミングが巡ってくるのかたいへん怪しいです。
野手の方では中村奨成、大盛穂あたりもフェニックスで目立てばCSに呼び戻される可能性は高いでしょう。
田村はケガで離脱中なのですが育成の名原君がいないのも気になる。
ドミニカの3人はまだ正式なカープの選手ではないので、宮崎に同行しても試合には出場できません。
阪神の岡田監督は
「フェニックスリーグに一軍全員を連れて行く!」
と高らかに宣言。
10/14(土)と15(日)の2試合を本気モードで戦うそうだ。サンスポ
遠征費をふんだんに使えて羨ましいです。笑
新井の見極め
2位が決まって新井のコメントも具体性を増してきました。
「野間とターリーは100%」
「どんどん動いていく」
緒方孝市は普段の野球に徹して負けました。あの時は私もいろいろ考えましたが、独走で3連覇したチームが短期決戦で普段の野球を貫く気持ちもわからないではないです。
つまり阪神の岡田監督も普段の野球を貫く可能性が高いということ。だってそれが一番強いんだもん。
今年のカープは挑戦者。もっと言えば敗者です。
今年のカープが普段の野球をやればまた阪神に負けるのです。
奇襲、奇策、いろんなことをやりましょう。甲子園での4勝2敗はそうとうハードルが高いです。
新井が「見極めが重要」と言いましたが、私はこの見極めが「試合開始後に限った話」のように聞こえて若干不安です。
試合開始前のベンチメンバーを決める時点から見極めてほしいです。まあ私に言われんでもわかっとるでしょうけど。
シーズン終盤は小園と末包が躍動しました。
だけどあれから2週間経って調子がどう変わるかは試合を見ないとわかりません。龍馬と秋山の調子が戻ることも多いにあり得る。
投手陣も同じこと。床田と森下にちょっと疲れが見えてきました。
大瀬良も阪神には相性が悪いのでDeNAにまわすのか?しかし阪神と3勝3敗までもつれれば最終戦にまた大瀬良が先発することになりそう。そこまで行けたら幸運ですがね。
CSルールのおさらい
CSを見る上で重要なルールが二つあります。
一つ目は延長戦がないこと。二つ目は登録抹消した選手はCSに戻ってこられないこと。
CSは延長戦がありません。9回で試合終了。
引き分けは「上位チームの勝利」扱い。
阪神戦では9回表に1点以上リードしていないと負けなのです。DeNA戦では引き分け=カープの勝ち。
9回表で同点なら9回裏の攻撃はありません。9回表で試合終了です。
だから新井が「早めに見極めて動いていく」と言ってるのです。
ベンチ入りメンバーは26人。一軍登録は31人。
登録抹消した選手を10日間再登録できないことも公式戦と全く同様。
日本シリーズは違います。日本シリーズは40人が出場選手登録され、1試合ごとに26人をとっかえひっかえできますが、CSではできない。
何が言いたいかというと先発投手を2回や3回で降ろしているとピッチャーが足りなくなるよということ。
2018年の日本シリーズではジャクソンと今村が6試合で6登板しましたが、実は移動日が間にあったので6連投ではありません。
しかしCSファイナルは毎年いつも6連戦です。6日間で6試合を戦います。そこまで行けたらの話ですけど。
土日のDeNA戦に先発した投手は中6日で阪神戦の土日も投げてもらいたい。
だから登録抹消はできず、あがりの5枠に残しておく必要があります。
このように日本シリーズは割とゆったりしていますが、CSは日程とベンチメンバーがめちゃくちゃタイトです。
DeNA戦が雨で流れると9日間で9連戦になる可能性もあります。
これで毎日島内だ矢崎だとやってると、また疲れちゃってポコポコ失点すると思うのです。
新井が早めに動くのも重要ですが、ブルペンのやりくりを考えると遠藤や玉村の役割は案外重要になってきます。益田とアドゥワも跨げます。
とにかくこれだけは確実に言えることですが、
クライマックスシリーズでは、
一旦登録抹消された選手は、
もう二度とクライマックスに戻ってこられません。
再登録に10日間必要なのに、試合は9日間で終わるからです。
例外は阪神6試合の最初の3試合の先発投手。
10/18(水)~20(金)の先発投手は投げる日に登録して投げた翌日に登録抹消できます。
だから10/18(水)まではリリーフを多めに登録してベンチ外に待機させることが可能です。
明日は先発ローテを考察しようと思います。