2024.10.18(金)
巨人 1-2 DeNA 東京D
私には全く関係ないのでクライマックスシリーズは1試合も見ていません。
見ていませんがプロ野球ニュースは見ています。日本ハムの新庄は1塁が空いているのに徹底的に近藤と勝負しました。
FA補強
ソフトバンクの小久保裕紀と日本ハムの新庄剛志。あと私。この3人の共通点が何か、ご存じでしょうか。
正解は1971年生まれの前田智徳世代であること。新庄は早生まれだけど今年53歳。
新庄は1塁が空いている状態で毎日近藤健介と真っ向勝負しました。んで撃沈。3連敗。
私はとても新庄らしいと思いました。
勝った小久保はウキウキでした。
「近藤のバッティングを僕に聞かないで下さーいw」
だってさ。
アホやのう。監督がそれ言うたらアカンのと違うか。
今年ソフトバンクが優勝した原動力は有原と山川の力。近藤ももちろん。
みんなFA補強の選手たちですね。
なるほど。みんなが佐野や大山を欲しがる理由もわかる気がする。
三浦大輔の采配
三浦大輔は1塁が空いている状況で徹底的に岡本和真を敬遠しました。
私は「やりすぎやろ。逆転のランナーやで」と思いましたが、結果は無失点。
阿部も露骨に不機嫌な顔してました。阿部もアホやで。組みやすい。今日はどうせ5番丸とかやってくるで。
巨人は今年のセリーグの王者です。
俺たちもCSでDeNAに4連敗したことがあるけど、巨人は自分たちの野球をやればいいと思います。
三浦大輔の采配は結果オーライ。オースティンが打ってるから勝ってるだけで説得力のない野球です。
打って勝ってる
DeNAは打って勝つ野球です。たまたまロースコアで3連勝しましたが結果オーライです。
私は以前「DeNAはライナーバックができない」と書きました。※参考記事
たぶん今もできてないと思います。試合見てないから知らんけど。
昨日の試合、代打フォードが出てきてキャッチャーファールフライを打ちました。
得点圏に走者がいました。2死12塁です。
1塁走者2塁走者は全力疾走してました。だが打者のフォードは1歩も走っていませんでした。ファールフライだから。
フェアかファールか微妙なファールフライで走るか走らないかは選手の「野球センス」が問われます。
打球はホームベースの2~3メートル後ろのファールでした。キャッチャーが普通に捕ってスリーアウトチェンジでした。
私が監督ならフォードに1塁へ走れと指示します。あの打球は回転がかかってフェアになることもあり得る。カッコ悪いけど、万が一フェアになるかもしれないから私は走るべきだと思います。
新庄のチームはファールフライでも結構マジメに走ってます。
今年のカープはファールフライであまり全力疾走していませんでした。実話です。
坂倉と矢野
今年9月、チームが10連敗している最中に坂倉がフェアーフライでチンタラ走ってたことを私は激怒しました。※参考記事
坂倉は2死12塁の2塁走者でした。打者の打った高ーい内野フライ。サードフライ。この打球はフェアでした。
チームは負けてました。2塁走者の坂倉はチンタラ走って3塁ストップ。1塁走者は代走大盛。3塁まで激しく全力疾走してました。
なるほど。大盛は代走で元気いっぱい。坂倉はキャッチャーで満身創痍。
疲れもピークで真夏の猛暑。内野フライでいちいち全力疾走なんかしてたらバテちゃうよ。9月に失速しちゃうよ。だからFAで選手を買おうよ。ドーム球場で涼しい野球をやろうよ。
なるほど。令和っ子の君たちが考えそうなことです。
私たち昭和人は野球の中で手を抜くということ知りません。
ファールフライで走らない。フェアーフライで走らない。ベースカバーに走らない。どれもあり得ないことなんですよ。
私は若い頃、スタンドインするファールでも走ってました。球審から「時間がかかるからやめなさい」と言われたこともある。
お金持ちの小久保にはわからんだろうが、新庄剛志なら私の言ってることをわかってくれそうな気がする。
矢野雅哉も内野フライで走らなかったことがある。
送りバントがついうっかりフライになって小林誠司に捕られたプレー。マツダで巨人に3連敗してとどめを刺されたあの頃だったと思います。
小林がワンバンで捕れば完全にゲッツーでした。だって打者の矢野が1歩も走ってないんだもん。
小林誠司が無邪気にノーバンで捕ってくれたので1死1塁。走ってなかった矢野は目立たなくて済みましたが、完全にボーンヘッドです。
練習しよう
秋季練習が始まりました。
フェニックスリーグもたけなわです。
例年ですとフェニックスリーグ終了後、11月上旬に主力組が湯布院温泉でリハビリ。補欠組が日南で秋季キャンプ。
んで秋季キャンプに呼ばれない選手は第二次戦力外の有力候補。キャンプに呼ばれてても稀に戦力外通告を受ける選手もいるので油断禁物。
フェニックスでは内田、田村、佐藤が打ちまくっています。高太一も好投。
秋季練習では坂倉、末包、森下といった主力も結構ギアが高めの様子でした。
暑いから休もう。
ケガするから休もう。
疲れがたまるから全力疾走を控えよう。
もわかるんですけど、それで去年は2位で今年は4位だったんじゃないのかな。
暑いけどしゃーないやん。マツダスタジアムを涼しくすることは選手の力じゃできないことだから。
やっぱりカープは暑い中でも全力疾走をしないといけないんじゃないか。
したら夏場に失速するからやめとくか。
私はファールフライでも走るべきだと思う。それが貧乏なカープの一番得意なスタイルだからね。