2021.2.13(土)
コザしんきんスタジアム(沖縄市)
第3クール3日目。シート打撃に九里、森下、栗林が登板。
前も言いましたがこの3人はスロー調整。昨日見た感じでは仕上がり度50%程度。
森下も栗林も指にかかったタマとそうでないタマがありました。
九里は打者5人に対し被安打5。全く問題ありません。良い笑顔も見られましたし、九里も調整は順調なんじゃないでしょうか。
3人の「背中」が眩しかったです。
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栗林良吏
昨日の話題は栗林のフォークとスコットのフォーム。
栗林良吏は初回ボールが上ずりシュート回転。しかし2回にはすぱっと修正してきました。こういうとこはさすが。百戦錬磨で経験豊富。
私は昨年秋の都市対抗野球で栗林を2試合見ました。西田真二に惜敗したものの「さすがドラ1」と思わせるには十分な投球内容でした。
だから断言できます。「栗林はまだこんなものじゃない」とね。
体が小さいことと球種が少ないことで「先発完投は厳しい」と私は見ていますが「中6日で平均6イニング」はできると思います。
ただ今年のチームは先発が厚くリリーフが薄いため私は栗林にセットアッパーを期待しています。
金石はクローザーとか言ってましたけど、さすがにフランスアとケムナより先にクローザーを任されることはないでしょう。
楽天の森原はこんなこと言ってました。
九里、森下、スコット
九里は全体的にボールが高く、森下もシュート回転が目立ちました。
私はエースが2月にナイスボールを投げてる方が心配です。「何、張り切ってんの」と言いたくなります。
ケムナと塹江も「少し飛ばしているな」という印象。もっとペースダウンしなさい。アンタたちも開幕一軍は決定済み。私の中では森下と同じ信頼度ですよ。
2年目のテイラー=スコットが順調だそうです。
やや腕の位置がオーバーハンド気味でした。シート打撃で打者9人を無安打。
「今年のオレは違うぜ!大変身の理由明かす」byスポニチ
うむ。
確かに昨日の投球はストライク先行でまとまっていました。
この調子なら敗戦処理で使えるかもしれない。矢崎拓也との争いに勝てば開幕一軍もあり得ます。
去年の今頃も「スコットがクローザーだ」と首脳陣が盛り上がる中、私は冷静に「無理だ」と診断していました。今年もそう大きく変身していませんよ。いいヤツですけど先発ローテも勝ちパターンもありません。スコットは今年もローテの谷間とビハインドリリーフ。重要な仕事です。
スライダーの曲がりは去年の方が良かったです。今年は曲がり始めるのが少し早い。正随だったか磯村だったかに「カウント2-2からのストライクからボールになるスライダー」を悠々と見逃されました。去年のオープン戦では中日の平田や西武の山川を空振りさせたタマなんですが2年目の今年は広島の控え選手にまで見逃されました。とてもじゃないが競っている場面では出せないです。
好きですよスコット。だけどスコットが一軍でバンバン活躍する時はケムナやフランスアや栗林がみんなダメだった時。チームは苦しいです。
短髪もカッコいいですが私は長い方が好きでした。まあ頑張れ、スコット。
男の背中
ところで話は全く変わりますが、昨日は九里と栗林の背中が気になりました。
九里は今年から背番号11を背負っているのですが、もう何年も11番だったように似合っていますね。
一方、栗林の20番に私はまだ違和感を感じます。
永川の20番も慣れるのに時間がかかりました。
栗林は上背がない代わりに肩幅が広い。与田剛っぽい。
あと野球とは無関係ですが栗林は名前が長い。名字の話。
ユニフォーム背中のアルファベットがやたらガチャガチャしてたのが気になりました。
■ビューティフルネームは名曲です。「名字」ではなく「名前」の歌
栗林のローマ字スペルは「KURIBAYASHI」11文字。
せっかく肩幅が広いのにアルファベットが真ん中に集まり過ぎてかなり読みづらい。知らない人には「クリバヤシ」と読めないと思います。
「RIB」の部分と「AYA」が幾何学模様で「あみだくじ」っぽいのも難解さを増長しています。
先々代の20番・北別府学さは作家・万城目学さんにイジられたほどの珍名ですが背中は「KITABEPPU」わずか9文字でした。
「きたべっぷ」は音に出すと変わった名字ですが、ローマ字では案外スッキリしています。「KITA」と「BEPPU」がクッキリ別れて読みやすいと私は思います。
ヤクルトの岡林洋一と広島の堂林翔太は「OKABAYASHI」と「DOHBAYASHI」10文字。
この二人は「母音」が混じる分、栗林より1文字少なくて済みます。
西武のスパンジェンバーグが11文字。「Spangenberg」
広島のシュールストロムも11文字。「Schullstrom」
キャンプのシート打撃で誰もこんなとこ見てやしないでしょうが私は栗林の背中がとても気になりました。栗林の人気にも影響しますからね。
私の好きな背中ランキング第1位は川口和久です。
前から見てもカッコいい川口ですが、後ろから見てもカッコいい。
背番号34の上にバランス良く配置された「KAWAGUCHI」の9文字は芸術的な美しさでした。
栗林の背中も十分カッコいいですが、工夫すればもっとカッコ良くできると思います。
誠也の背中は白すぎます。あの大きな背中に「1 SUZUKI」だけでは寂しい。余白が広すぎ。同じことを「10 CRON」にも感じます。
背番号一ケタの人は「YAMAMOTO」「KINUGASA」などせめて8文字は欲しい。
「TANAKA」とか「KIKUCHI」とか小柄な選手は6文字でもバランスが良い。「4 SHODA」とかね。
身長180cm以上の人は「DOHBAYASHI」とか「KOBAYAKAWA」とか10文字あるとグッとデザイン性が高まります。←主観
身長177cmの栗林ですが、せっかく広い肩幅があるのでアルファベット11文字の間隔をもう少し広げて欲しい。たぶんコレ実現すると予想します。栗林のアルファベットをアップリケした人は栗林の肩幅を知らなかったのです。←妄想
「R」と「B」の間の「I」の両端を3〜4cm広げればグッと読みやすくなると思います。
本日練習試合
さて2月14日はバレンタインデー。
本日カープは阪神と練習試合。ルーキーの佐藤君は出てくるか?
カープの先発は遠藤淳志。
野手は羽月と矢野の12番コンビで行くのでしょうか?
クロンの4番は手放しで喜べません。6番でスタートすりゃいいじゃん。開幕戦のクリーンアップは西川、誠也、堂林。順は不同。
龍馬が間に合わないならアツか坂倉が5番に入る。クロンへの私の期待値は「.260、37本」まんまカントリー。6番が最適だと見ています。