2023.10.1(日)
広島 5-6 阪神 マツダ
床田が打たれたら仕方ない。
だけどアドゥワと益田をベンチ外にして一岡を出したことは大きな隙でしたね。
私は3位でもいいと思っているので、昨日の敗戦は全く悔しくありません。
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好不調の見分け方
99%のネット民は「過去の数字」を語ります。
それしか心の拠り所がないからです。彼らに見える事実とは過去の数字だけなのです。
私は常にこのブログで未来を語っています。
もちろん100%当たるわけではないのですが、私は1週間前に
「大盛穂と中村奨成を登録抹消していいのだろうか?」
とブログに書きました。※参考記事
大盛と奨成を抹消して一軍昇格させたのは秋山、菊池、上本でした。
大盛と奨成は控え外野手であり、スタメンでガンガン活躍していたわけではありません。
私が心配したのは
「新井は調子のよい選手ではなく、過去の数字と実績でスタメンを組む気ではないか?」
ということでした。
大盛と奨成を抹消して秋山とキクを昇格させれば、秋山とキクが毎日スタメンで出るのではないか?
ということでした。
そして実際そうなりました。
秋山とキクは打つだけの選手ではないのでスタメンで出ることに異論はありません。
ただし打線の中心に置くのはかなり心配でした。理由は病み上がりだからです。
2日前の記事では
「今1番好調なのが小園、2番が末包。
だから阪神戦では4番小園、5番末包で行け」
と書きました。※参考記事
あなた方は秋山と西川が3割打者だという過去の数字が根拠かもしれませんが、私の根拠はいつも未来の数字であります。
今日は小園がいい当たりを打つ。明日は末包がいい当たりを打つ。
私の根拠はこれなのです。私には未来が見えるのです。
予想の根拠
ではなぜ私には未来が見えるのかと言いますとそれは打者のタイミングが見えているからです。
打者の反応を見て、タイミングの合っている打者、合っていない打者がわかるのです。アホにはわかりません。アホは過去の数字を語っておけばよろしい。
スイングも重要ですが、それよりタイミングの方がもっと大切です。
バッティングの9割はタイミングです。これ私が中学生の頃から言い続けているこだわりです。
ヘッドが下がろうが、バットが遠回りしようがタイミングが合えば打球は前に飛ばせます。
佐藤輝明が典型的なのですが、佐藤の打撃フォームは全く理にかなっておりません。
だが佐藤の長所はタイミングさえ合えば圧倒的なパワーで打球を遠くまで運べることです。
佐藤はストレートが来ようが変化球が来ようがお構いなしに迷うことなく同じスイングをします。バットの根っこでも先っぽでもスタンドまで運べるからです。
佐藤は「やべっ、スライダーだ!」と焦ることがありません。佐藤はまっすぐでもスライダーでも同じタイミングで打ちに行きます。スイングをボールに合わせないのです。こういう日本人バッターは私は初めてです。メジャーにはよくいる。
昨日床田から打ったスリーランもストレートのタイミングでスイングを開始しています。そこへツーシーム。
佐藤は全く慌てず、ストレートタイミングのまま振り抜きました。そしてライトスタンド。
ストレートなら右中間へイン。スライダーなら空振りだったでしょう。パームなら一塁線へのファール。
昨日の佐藤のスリーランはそういうタイミングだったのですよ。
だから佐藤が明日も打てるかと聞かれれば、私は「打てないけど当たったら飛ぶ」と答えます。
「スタメン5番はイヤだけど7番なら相手は怖い」
私は春からずっと佐藤輝明をこういう風に評価しています。
小園と末包のタイミング
小園と末包はいろんな投手に対してタイミングが合っています。当社比。
龍馬もタイミングは悪くないのですが、腰が引けていてパワーが足りません。だから中野にライト前ヒットを捕られたのです。
秋山はタイミングが合っていません。秋山は打てそうな気がしません。昨日三塁打を打ったのはたまたま狙い球が来ただけの話。打撃とは2ストライク後に狙っていない球をどう打つかが命なのです。
上本、キク、堂林のタイミングは良くもなく悪くもない。よって打撃の調子は普通。
素人は「堂林が25タコだ」と言うのでしょうが、私は「堂林のタイミングは悪くない。普通だ。スタメンで使え」と思います。打順は下げてもいいけど、四番堂林も悪くない選択肢です。
堂林は早いカウントから積極的に打ちに行くのが今年のスタイル。実は好調時も2ストライク後の三振は多かったです。
昨日も2ストライクまでの反応は悪くありませんでした。私はスタメン堂林は合理的だったと思います。
今のカープで好調時との差が最も激しいのが西川龍馬と秋山翔吾です。原因はケガと疲労。
だから私は龍馬と秋山の打順を下げろと言いました。昨日の記事では「秋山を8番で使え」と言いました。だが5番に上がっていました。
秋山の過去の数字は確かに圧倒的です。
しかもごく稀に打順を下げるとはぶてるベテランも存在する。
秋山はそういうタイプの選手ではないと思いますが、3番で開幕した時も「3番は難しい」とかぶつくさ言ってる時期はありました。
CSの構想はまた今度やりますが、私が今朝言いたいことは
「来年の秋山は打順6~7番だなあ」
ということ。
龍馬も同じ。
龍馬と秋山を6番7番におけるくらいの打順を組みたいということ。
そういうチームを作らないと来年も勝てないと思います。
小園、末包、堂林、田村、貴浩、奨成、マクブルーム。
このへんがクリーンアップを打つ。
林とデビッドソンが7番なら8番は秋山です。
バッティングはタイミング
バッティングはタイミングです。
小園は非常に良いです。9回裏の三振にシビれたカープファンも多かったんじゃないですか。
末包はまだ脆いところがありますが、そのパワーは圧倒的です。ヒットの1/3がホームラン。130安打すれば44本塁打になる計算です。
昭和の野球なら末包が4番で小園が3番なのでしょうけど、それだと5点は取れるが1点が取れない気がする。
末包は性格的にも4番に置くと重圧を感じそうな感じがするので、3番か5番でいいんじゃないかな。
小園は国際経験も豊富な百戦錬磨。小園の方が4番に向いてるかもしれないな。
来年のカープにも真の四番打者タイプはマクブルームくらいしかいません。
4番キク、4番上本で戦ったように、来年も4番小園で戦うのも悪くありません。
なぜなら小園が一番いろんなボールに対応できるからです。タイミングが合ってるからです。
先頭打者に置くのはかなりもったいない。
小園の前にランナーをためなさい。