また古い話を思い出しちゃった。
昭和50年代に二塁手と遊撃手をキーストンコンビって呼んでた時代がありました。
アメリカでは今も使ってる? 日本では完全に死語。語源はこちら。自分で調べてくださいね。
1番センター福本豊、2番ライト蓑田浩二もかなりカッコ良かったですが、
1番ショート高橋慶彦、2番セカンド山崎隆造も良かった。
でも慶彦はあんまりキーストンコンビと呼ばれた記憶がありません。相棒(二塁手)がよく交代したこととちょっと派手でしたから、慶彦は。
高木守道とか高代延博などの「守備寄りの選手」がキーストンコンビの構成員にふさわしいイメージです。いぶし銀という意味ね。
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過去の12番コンビ
さて二遊間のハナシはおしまい。
次は打順の「12番コンビ」について。
こちらもたくさんの美しい組み合わせがありましたね。
さっきの阪急「福本蓑田」が史上最高か? 日本ハムの「島田高代」 もシブい。
燃えよドラゴンズでは1番高木が塁に出て2番谷木が送りバント。
カープ最高は慶彦山崎かタナキク。梵東出も良かったし、緒方嶋は新しかった。
今日はこれ以上昔話はしません。美しい12番コンビは無限にあってキリがないですから。笑
セリーグの12番コンビ
今日のテーマは12球団の開幕12番コンビ。
このコンビの優劣が実際のチーム順位にかなり影響すると思うんですが、どうですか、お客さん?
セリーグ6球団の開幕12番コンビ予想
G・・・梶谷/坂本
T・・・近本/糸原
D・・・大島/京田
B・・・神里/牧
C・・・田中/菊池
S・・・塩見/青木
3月3日時点の12番コンビはこんな感じ。
DeNAは昨年ラミレス監督の下で梶谷/ソトが多かった。今年から三浦大輔新監督に代わり、ここがどうなるかはまだ不明。こないだの練習試合では「関根/田中俊」でした。私の予想は「神里/牧」です。
他の5球団の予想は監督が公言するなどしており、かなり有力です。1番センターの人が多いですね。4/6
カープの12番はタナキク。かつてはタナの出塁率とキクの変態的右打ちで数々の「13塁」を作り出してきましたが、果たして今年、まだその力が残っているかどうか? タナは残ってそうですが、キクが心配なんですよね・・・
巨人の12番コンビは昨日のオープン戦を見る限りでは怪しいですね。まだ3週間あるけど、ちょっと坂本はペースが遅すぎるんじゃないか?スイングが弱すぎる。丸はまあまあ。岡本は酷い。どっかケガしてるぞ。廣岡君は・・・相当時間がかかりそうだなあ。
阪神、ヤクルトはシブいですね。私の好きな「盗塁王といぶし銀」の組み合わせ。カープで言うと「慶彦と木下富雄」みたいな。
特にヤクルト塩見は「なんで今頃?去年からやっとけや!」という感じ。去年のヤクルトは1番坂口2番山田5番塩見で開幕してます。役割がめちゃくちゃです。新人の背番号0の子より、試合では塩見の方が断然速いです。センター塩見は絶対固定。打順も12番です。
中日の「2番京田」はどうなんですかねえ?中日ファンもイヤがってんじゃないかなあ。カープ戦ではよく打ちますけど、京田の打率は.250で出塁率.300です。守備は上手いけど打順は8番でいいんじゃないのか?2番は阿部じゃね?
パリーグの12番
パリーグ編はよく知らないで予想します。
この予想はハズれますよ、ごめんなさい。
パリーグ6球団の開幕12番コンビ予想
H・・・周東/中村晃
M・・・藤原/荻野
L・・・金子/源田
E・・・辰巳/小深田
F・・・西川/近藤
B・・・佐野/吉田正尚
直近のオープン戦で見た12番です。
12番がガッチリ固定してるチームって西武くらいですかね。セリーグより少ないですね。
5球団はかなり流動的。ソフトバンク、日本ハム、オリックスは2番打者が3番に入ったり4番に入ったりします。中村柳田、近藤大田、吉田岡田など。
ロッテは相変わらず藤原1番にこだわりますね。私はまだ藤原に出塁率.300は達成できないと思いますよ。それに彼、走者を返す打者に育てないといけない。7番で長打を打たせるべきです。2年間ずっと言ってるんですけどね。
オリックスの佐野君が今すごく元気です。要チェック。
ロッテも中村奨吾、平沢大河、岡大海がカープとの練習試合で活躍しました。昨日は4番に20歳の山口航輝が入ってました。強そうには見えないが去年はこれで2位ですからね。侮れないぜ、若い力は。ソフトバンクにも12勝11敗で勝ち越してます。コロナがなければ優勝してましたよ。
カープの12番
と言うことで、2021年のカープの12番を考察します。
タナキクで開幕。2年ぶり5回目。去年はピレキクでした。
過去の4回は2016~2019年。懐かしき3連覇時代。
この頃のタナキクの攻撃は美しくてねえ。
私はしょっちゅう様式美という表現をしていました。1塁走者タナ、打席にキクというシーンを。
【1】田中が走って無死2塁
【2】キクが右打ちで無死13塁
【3】キクが右打ちで1死2塁
【4】キクが送りバントで1死2塁
【5】キクがレフトにツーランで2得点
などの攻撃パターンがありました。私が特に好きだったのは【2】ですねえ・・・しみじみ
2019年、2020年のキクは【2】と【3】ができなくなりました。理由は不明。守備範囲が狭くなったことと関係があるでしょう。私は足、特に右足が痛いんだと思います。
んで最近実は【4】も怪しい。失敗ゼロだったキクがちょいちょい失敗するようになりました。
去年のキクには【5】しかなかったので、私はキクを7番にしろと叫び続けていました。
今年の沖縄キャンプ、シート打撃や紅白戦では懐かしい右打ちを披露したキクですが、対外試合ではまたサードゴロとレフトフライを連発していました。
カープのオープン戦は土曜日からで今日も明日も試合はありません。
2番キクで開幕するなら「右打ちがしっかりできるか」が最低条件となりますよ。
ダメな場合は誰かと交代。キクは7番。
タナキクに代わるオプションとして、河田はここまで
4羽月/6矢野
のコンビを相当数試してきました。
そしてこのコンビは見事に結果を残しました。キャンプMVP。肩たたき券までもらったぜ・・・
こちらもまんまキーストンコンビ。そっくりそのままタナキクを入れ替えられます。
タナキクが往年の輝きを取り戻せばOK。
ダメな場合は「ハツヤノ」と入れ替える。「ヤノハツ」のほうが語呂がいい?
羽月を1軍に残すなら登録抹消は上本崇司。曽根の方が守備と足が上だからです。右の代打は長野とイソ。新石原もいる。
ゴメンよタカシ。お前も好きだけどキクのバックアッパーは今や羽月隆太郎ぜよ・・・
そして矢野雅哉である。
気合いのパンチパーマでまた笑わせた。
ムードメーカーの仕事もヤノハツに奪われそうな上本崇司。ヤバいぜ、ディスイズプロ野球。
大盛と野間。
この二人、練習試合では下位打線を打つことが多かった。
河田から「1番を打つには四球が少ない」と思われているフシも感じますし、
「当たれば飛ぶ」と思われているフシもある。
特に野間の打球が今年は速い。2倍速か3倍速になっています。←当たればのハナシ
野間の通算本塁打数は8本です。3塁打は通算18本、2塁打は通算32本。
ふーん・・・1年で超えられるな。
2020年の上本崇司は1年で過去の通算安打数を上回りました。7年で10安打、1年で13安打。
野間にできないはずはない。