ドラフトで野手を評価する方法

2023年ドラフト予想・・・というか希望の話。

昨日投手編で今日は野手編です。

アマチュアの強打者がプロでも打てるか打てないかは、投手がプロで抑えるか抑えないかより見極めが難しい。

 

難しいというか・・・

 

不可能だと言ってよい。

 

美男美女のカップルだってうまくいかないこともある。

バッターとピッチャーのタイミングが合う合わんは対戦してみないとわからない。

だから私が野手をスカウティングする時は違ったポイントを見るのである。

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

四番打者は作れる

最近はスマホの映像解析技術が進化して、アマチュア選手でも自分のスイング速度やスイング軌道を知ることができる。

だが私に言わせるとそんな数字はちゃんちゃらおかしい。

スイングスピードが速ければ打てるというものではないし、ボールの軌道にバットを入れれば空振りしないというものでもない。

 

打撃は水物。

夫婦生活も当事者にしかわからない。数値化しようったって無理がある。

だから目利きの敏腕スカウトでもアマチュアの一流バッターがプロで打てるか打てないかはわからないのである。

 

6球団競合の岡田彰布は通算1500安打。清原和博は2000安打。

7球団競合の福留孝介も2000安打。清宮幸太郎はがんばれ。

4球団競合の原辰徳、松井秀喜も立派な四番バッターでした。小園海斗も負けるんじゃないぞ。

 

競合1位レベルの大物バッターはプロでもちゃんと活躍している。

しかし単独1位のバッターがプロで尻すぼむケースは珍しくない。

今年も阪神高山、ソフトバンク佐藤などがクビになっている。

 

その一方でプロ野球トップに到達したドラフト下位指名選手も多い。

落合、イチロー、金本、前田、江藤、緒方、新井、栗原、坂倉。

特に新井貴浩なんかはカープならではの選手ですよね。

 

山本浩二の後、カープの四番が育たなくてドラフト2位の小早川もダメ。3位の長内もダメ。

当時の他球団を見渡しても1990年代の四番打者はドラフト1位の選手と外国人ばかりでした。

ここに風穴を開けたのが広島カープの江藤智でした。

「四番バッターって天然物じゃなくていいんだ。練習でも作れるんだ」

ということを知ったのは江藤智がきっかけでした。

江藤に続いたのが中村紀洋や金本知憲。彼ら二人も4~5位。天下のイチローもドラフト4位でした。

 

江藤と金本を見て育ったのが新井と栗原です。

私がこのブログを始めたきっかけも新井と栗原です。

 

足と肩

話を元に戻しますとドラフト1位指名を打者に使う時、私は少し・・・

もったいない感じ

がするのです。

 

近大の佐藤輝明が4球団も競合した時

「みんなアホちゃうかw」

と思いましたし、清宮に7球団なんてもってのほかです。

だから2023年の佐々木麟太郎と真鍋慧も私の中では下位指名なのです。

 

青学の吉田正尚は確実性のあるバッターでした。吉田も1位候補でしたが、あの時私は県岐阜商業の高橋純平が欲しかった。

中央大学の牧秀悟も2位でしたが私は1位で行けと思ってました。吉田と牧には確実性と勝負強さを感じました。佐藤と清宮には感じませんでした。

 

私の好みイコールカープ球団の好みでございまして、カープ球団も打てるだけの野手を上位指名することは滅多にありません。

カープが過去に打つだけの選手を1位指名したのは西田真二、町田公二郞、高橋大樹の3人だけ。

しかも彼らはいきなり1位指名されたわけではなく、3人全員がハズレ1位でした。投手をクジで外したため野手を1位に繰り上げたと思われます。

カープがいきなり1位で野手を指名する時、カープは必ず足と肩を見ています。

山崎隆造、野村謙二郎、小園海斗、中村奨成はいきなり1位でした。彼らはそれほど三拍子揃った野手でした。

野間峻祥や安部友裕でさえハズレ1位です。有原と唐川。

 

だからカープが真鍋を1位指名するとか、清宮を1位指名するとか言われても私は全然信用できないのです。だってそんな歴史は過去に一度もないんだもん。

ましてやピッチャーでさえ競合を避ける広島カープです。野茂の時、佐々岡真司を単独指名した広島カープです。

そんなカープが2023年は珍しく人気ナンバーワンの常廣羽也斗に入札すると宣言しました。

クジに当たれば嬉しいですが、外した時にカープはどんな野手を1位指名するのかなと想像するとワクワクする気持ちです。

 

予想記事にも書きましたが、私は常廣を外した時、カープは高校生ショートの

横山聖哉(上田西)

をハズレ1位で指名すると思います。正確には「してほしい」です。笑

 

先発投手の穴は小林樹斗、益田武尚、河野佳で埋められる。

だけど小園海斗が5年後にメジャー移籍すれば、その穴は1年で簡単には埋まらないからです。

 

ドラフトで野手を評価する方法

よそのチームは点が入らないから野手を指名し、失点が多いからドラフトで投手を指名しますが、これは完全に間違いです。巨人のアホ野球です。

ドラフト会議はチームの弱点を補強するものではありません。

ドラフト会議は5年後の中心選手を獲得することが目的です。1年後の戦力を求めてはいけません。

他の11球団は知りませんが、カープはずっとそうでした。 

 

私が野手を指名する時は足と肩、あと飛距離にも注目します。

だから私の中では慶應の廣瀬隆太が評価1位で、明治の上田や度会Jrの評価は低いのです。

上田と度会は中距離ヒッターで確実性のある左打者。足と肩は普通。

ハッキリ言って今の野球界で最も多いタイプの野手です。量産型3割バッター。

現役選手に例えると西川龍馬をマジメにした感じでしょうか。 

イヤ龍馬もマジメですよ。笑

私が言いたいのは上田と度会はボール球をヒットせずにキチンと見逃すだろうという意味です。

 

特にカープの野手は30人中15人くらいが右投げ左打ちです。

右投げ左打ちの中距離打者を上位指名することは100%ありません。断言します。

 

ん? 

 

上田西の横山聖哉くんも右投げ左打ち?  

 

いいんです。彼は左打ちですが長距離砲なので別枠です。

5年後のカープに必要なピースだから私の1位候補。

打てるキャッチャーと打てるショートは貴重品。だから1位で獲れと言っているのです。

ドラフトで野手を評価する方法は「5年後の上位打線を任せられる選手かどうか」が決め手です。 

 

何度も言ってますが明治大学3年生の宗山塁は来年のドラフトの目玉です。

だけど彼は5年後にカープの上位打線を打てません。カープの二遊間には小園と羽月と韮澤がいるからです。

5年後の宗山はプロのスーパースター。その頃の小園はもっとスーパースターです。

同じポジションの選手をクジ引き覚悟で1位指名するのはアホ野球だと思いませんか?

 

野手を評価する方法は5年後のチームに足りないピース。

カープはウエーバー順的に横山君を2位で獲得することはできないでしょう。

だから常廣を外せば1位横山。

常廣が当たればグッバイ横山。

5年後のカープにはサードとファーストに林、二俣、内田がいます。

二遊間は小園、羽月、韮澤、矢野。ひょっとすると菊池がまだまだ元気かもしれないが。笑

 

とにかくカープが上田や度会を上位指名することは100%ない。

仙台大学の辻本倫太郎も即戦力のショート。右投げ右打ち。めちゃくちゃいい選手。まるで大学時代の菊池涼介のような選手。ヘタすれば新人王まである選手。

だがカープは辻本を獲るべきではありません。

何度も言うがカープには小園海斗がいるのです。即戦力の二遊間はあと5年は必要ありません。ここからの5年が小園の全盛期だからです。

 

小園海斗は4球団競合のドラフト1位。ジャスト5年前。

せっかく緒方がクジで当てたのに、即戦力の二遊間や即戦力の3番タイプをかぶせたらもったいないでしょうが。

丸がいるのに梶谷を獲ってくるアホ野球をやっちゃダメなのです。

 

今年のカープが指名すべき野手は

・高校ショート

・高校生投手

・即戦力投手

ですかね。常廣より横山の方が私の中では優先度が高いです。

来年の先発ピッチャーより5年後の内田の相棒が欲しいです。

履正社と鹿児島の右の三塁手もいい選手ですがまんま内田とかぶるので上位指名は難しいでしょう。