2026.9.22(火)
広島 2x-1 巨人 マツダ
まさかの新井続投に沸いた昨日。
新井に同情しているファンは素人です。
ゾンビたばこは違法行為ですが、そこに新井の責任はありません。
だからカープが弱い理由をゾンビたばこのせいににしちゃいけません。
最下位の原因は新井の無能さ
新井は今季3度辞任を申し入れたという。
選手の起こした刑事事件の責任を取り、現場責任者が球団に辞任を申し出る。ここまでは理解できます。
だけどその後「だから新井が気の毒だ」へ繋がることが私にはサッパリ理解できません。
なんで選手が1人逮捕されたら、チームが弱くなるんですか? 1ミリも関係ないでしょう。
事件への対応は球団がやることであって、新井の仕事ではありませんよね?
新井の仕事は「試合に勝つこと」と「選手を育てること」 この2つだけ。
なんで羽月が逮捕されて矢野が家宅捜索を受けたら「新井が気の毒」になるんですか? 理解できません。
カープ最下位の理由は 新井が無能だから です。
毎日ファビモンを外して持丸と佐々木泰を出しているから、そりゃ弱いですよ。
昨日の試合も巨人がアホだから勝てただけで、9回裏の攻撃は新井の無能ぶりがいかんなく発揮されたアホ采配でした。
新井続投は決まったことなのでもう諦めました。
仕方ないからもう一回新井と共に戦いますよ、今までもこれからも。たく。
そこで少し気になったのが 松田オーナーの発言 です。
「若手の育成は評価している。最大限バックアップするつもり。打点を挙げられる選手が必要 だ」※スポニチ
オーナーはいったい何の話をしているの?
ファビモンの去就
オーナーは「打点を挙げられる選手が必要」と言いました。
その口ぶりと最近のファビモンの使われ方を見ていると、
【A】ファビモンを解雇して、外国人野手を2~3人獲得する
【B】ファビモンを残して、新たな野手を1~2人獲得する
のどちらかであると推察されます。
私は【A】にも【B】にも 反対 です。
だってカープには「打点を挙げられる選手」が大勢いるんだもん。
カープは今、間違った方向へ走り出そうとしています。
2021年からカープは低能な「即戦力ドラフト」を始めて、チームの伸び悩みと若手のダブつきを招きました。秋山翔吾を獲得したのも2021年でした。
カープは今再び、間違った方向へ舵を切ろうとしています。
カープに必要なものは「補強」ではなく「育成」です。
即戦力ドラフトは育ってきた若者にフタをする愚かな戦術です。昔の巨人を見ていればわかります。
ソフトバンクは3連覇しましたが、お金の使い方は非常に 大雑把 です。
モイネロ10億、オスナ10億、スチュアートJr 7億、山川4億、有原5億、松坂4億。アホ丸出しです。
カープも他人のことを笑えません。
ファビアン2億、モンテロ2億、ハーンとターノックも約2億。(契約金含む)
九里亜蓮と西川龍馬が移籍したお金でカープはハーンとターノックと契約できました。例年ですと2億+2億の2投手とは契約できません。例年は2億+3000万の2投手です。
今年もFA選手が1~2名移籍すれば、その選手に使う予定だった2億円でもう一人「打点を挙げられる選手」と契約できると考えているのでしょう。
私が危惧しているのがまさにこの点で、カープが目先の安易な補強戦術に走ろうとしている点です。
さるかに合戦
私はよく「さるかに合戦」のたとえ話を用いますが、カープはカニさんのように種をまいて大きな木を育てないといけないと思うのですよ。※参考記事
短期的な「おむすび」はその場では美味しいが、一度食べるとすぐになくなってしまいます。
昔の人は美味しい食べ物を少し残して、3年後の種を撒きました。
今の人は食べ放題の元を取ろうと欲張って全部食べます。
お金のないカープが補強でお金を使って、即戦力ドラフトのクジ引きに特攻すれば、私は 勝率が下がる と思うのです。
カープには打点を挙げられる選手が既に存在します。ファビモン、末包、平川、啓介、二俣。
補強をすればこいつらが試合に出られなくなります。
カニが最初に持っていたものは「おむすび」です。
カニはそのおむすびを「柿の種」と交換し、桃栗三年柿八年。大きな柿の木を育てました。
そしてカニは柿の実もサルに強奪されて死ぬのですが、今度はカニは自分の子供たちを残してサルと戦います。
近頃のさるかに合戦は親のカニが死なずに生き残ってサルに復讐するそうですが、原作のカニはサルに柿をぶつけられて死にます。完全に実話です。
今のカープがやろうとしていることは、サルと同じ「目先の利益の追求」です。しかもカープより金を持ってる球団と補強合戦をしようと言うのですからカープの勝率は低いと思います。
というか勝ち目なんかありませんよ。
デニス=サファテのケース
だから私はカープに必要な戦略は補強ではなく育成だと言っているのです。
おにぎりの争奪戦なんて単なるクジ引きとマネーゲームです。これは頭を使わないアメリカのアホ野球です。
カープの戦略は柿の種を大木に成長させることであるべきです。育成の力でサル球団を倒すべきだと思います。
ここで15年前の デニス=サファテ の話をします。
2011年、広島カープは当時30歳だったデニス=サファテと1年契約を結びました。年俸8000万円。
1年目にサファテは35セーブを挙げて活躍したものの、9月に椎間板ヘルニアでリタイアしました。
2年目は出遅れたものの再びリリーフで活躍。成績を少し落としましたが47試合に登板しました。
カープはこのオフに悩みました。
32歳のサファテともう1年契約するか解雇するか。
2012年のカープのクローザーは キャム=ミコライオ でした。
私はサファテの方が空振りを取れると思ってましたが、野村謙二郎監督はミコライオの157kmに心を奪われていました。
ミコライオの157kmは結構バットに当てられるので私は少し心配でしたが、あの時も素人とノムケンは見かけ上の数字に踊らされていました。
もっともサファテも2年連続ケガでリタイアしていて、契約延長に踏み切れない理由もありました。2年目は1年目より球威も落ちていましたし、腰が完治するまで2年かかるという話でした。
カープは結局32歳のサファテを解雇しました。んで獲ってきたのがミゲル=ソコロビッチでした。年俸3000万円。
私はサファテが好きでしたが、かと言ってミコライオとサファテは究極の選択でした。
サファテもミコライオも年俸は8000万円。
体の強いミコライオを残したカープの選択も十分理解できました。結局サファテとはこの年限りでグッバイ。
「西武でガンバレ」
と思ってましたが、サファテはソフトバンクで伝説となりました。サファテは現在もNPBシーズン最多セーブ記録保持者です。54セーブ。
何が言いたいかというと、ファビアンとモンテロもサファテと同じようにカープで2年育てて、ここで二人を手放すと ソフトバンクに獲られちゃうよ という話です。
ファビアンもモンテロも九州で人気者になるに決まってます。
カープが2億提示して、ファビモンがイヤだと言えばそれは仕方ありませんが、最初から契約解除して新たな補強を進めるとカープはまた来年も最下位ですよ。
来シーズンの編成プラン
森下と床田がソフトバンクに行くのも仕方ありません。それは彼らの権利です。
ファビアンとモンテロもオフにFAですが、私は手放すべきではないと思います。
せっかく2年育ててカープのことも好きでいてくれてるのに、手放すのはもったいないです。
ミンチー、ラロッカ、シーツ、ロペスは年俸2億を超えたからグッバイしました。これは仕方ありません。彼らはよそで3億もらいました。
ファビアンとモンテロが5億ほしいならカープは無理に引き留めるべきではありません。お互い不幸になりますから。
しかしファビモンはカープでプレーしたいと言ってるわけです。それをカープからクビにするのはもったいないです。サファテもカープに残りたいと言っていました。
育ちかけてる若手に即戦力ルーキーや新外国人をかぶせる野球はアホの野球です。頭を使わずに金だけ使うやつは全員アホです。
松田オーナーの「新井しか思いつかなかった」はOK。支持します。
しかし「打点を挙げられる選手を補強する」はNG。反対します。
補強と聞けばチームが強くなりそうに聞こえますが、実態は若手の成長の芽を摘むことと同義であります。
渡部海を取れば持丸清水高木が死にます。つまりこの4~5年間がリセットされるのです。
カープが外国人野手を2~3人補強すると、ファビモンの2年が無駄になるばかりか、他球団を喜ばせることにもなるのです。
私は阪神巨人ソフトバンクが笑うと腹が立ってくるのです。ぶっ潰してやりたい。
ファビモンを放出するとソフトバンクが喜ぶだけです。
さるかに合戦のカニがせっかく育てた柿の木を、無料でサルに恵んでやるようなものなのだからです。