チームの中心は小園海斗です。

2025.6.5(木) 

オリックス 4-3 広島 京セラ 

昨日も小園はマルチポジション。矢野はショートでフル出場。

それで相手のヒットを何本防ぎました? ああそうですか。それは立派ですね。

んで試合には勝てたんでしょうね。今、カープは何位ですか?

 

ショート矢野は4位の野球!

私は怒っています。

ショート矢野は4位の野球だからです。

セカンド矢野が1位の野球です。

矢野の守備がヘタだとか矢野の打撃がクソだとか、そういう話ではありません。

 

ショート矢野が4位な理由は

小園海斗の扱いを間違えているから です。

 

試合後に新井は小園海斗に強攻させた理由を「ビジターだから」と語りました。デイリー

新井の意図は

「7回表を終わって同点どまりなら0.5点負けてる状態と同じ。だってカープはビジターだから先攻なので。7回表終了時点で4対4なら先攻チームは不利だから」

という理屈。理屈は正しい。

だけどノーアウト1塁で小園にセーフティバントの構えをさせたり、送りバントの可能性を口にしたりすることは小園海斗に対して失礼です。

 

私は開幕前からショート矢野は4位の野球、ショート小園が1位の野球と言い続けてきました。

私は去年の9月に見たんですよ。ショート矢野で惨敗するカープを。

新井はまだ去年と同じ野球をやっています。大瀬良が自滅したのも、アドゥワが汗をかいて縮こまっていたのも同じ理由です。大瀬良とアドゥワは味方を信用できていないんですよ。

私は昨日のブログでエスピノーザを相手に接戦を落とすと書きました。去年同じ光景を何度も見たからです。ショート矢野は 絶対4位 なんですよ。勝てるわけ無いんですよ。

 

矢野はヒットを防いでいない

「昨日矢野はタイムリーを打ったじゃん!」

ああ。素人が言いそうな発言ですね。

いかにも矢野はタイムリーを打ちました。しかもライトに打ったことが立派です。

矢野は1塁ベースで嬉しそうでしたねえ。まだ4回表なのにねえ。 

この時私はイヤな予感しか感じませんでした。カープの野球は 軽い からです。

 

だいたい矢野のショート守備も軽いです。守備範囲は広いですが先日のベアハンドキャッチに代表されるように、矢野の守備はまだまだ軽いです。

菊池涼介の守備は重いです。保険を何重にもかけた重い守備です。

実はショート小園も重い守備を持ってます。ショート矢野もまあまあ重いですが、せいぜいショート小園と同格です。キクは別格で歴史に残ります。

ショート矢野なんてチームの武器になるほどではありません。1番から7番までが200発打線なら、ショート矢野は面白いかもしれませんが、カープは1番から7番までがピストル打線で、ショート小園が1番の主砲。

そのショート小園をぞんざいに扱ってポジションをコロコロさせるんですから、ディスイズ4位の野球に決まってるでしょうが。

 

坂倉のリード

昨日、坂倉が惚れ惚れするリードを見せました。

3対4で負けた試合で坂倉のリードを賞賛する男は私だけですよ。

立ち上がりが不安定だったアドゥワに対し、坂倉は間も取らず淡々と指だけでフォークとスライダーを要求しました。

私は

「なんで坂倉は初登板のアドゥワに声をかけないんだろ?」

と思いながらずっと見ていました。2番西川龍馬にヒットを打たれた後、3番森友哉にヘンテコな四球を出して無死満塁となった時の話です。

 

んで思い出したのが坂倉とアドゥワって同い年だってこと。二人はドラフト同期なんですよ。

たぶん普段からバリバリコミュニケーション取れてると思うんですよ。

ああなったらこうしよう、こうなったらああしよう。1回裏無死満塁で4番打者を迎えたらこうしよう。

きっと事前に決まってると思うんですよ。

 

坂倉とアドゥワは4番頓宮に炎のストレート攻めを見せました。5番杉本にもストレートを見せてスライダーで三振。2死満塁。

6番のヤツもインコースで詰まらせたんですがポテンヒット。2点タイムリー。

結果は2失点ですがアドゥワと坂倉は勝ってました。オリックスの6番杉澤君はファームで4本塁打してると言うけど、この子は一軍では 1本もホームランを打てない でしょう。打ち方がセコいです。今の打ち方ではホームランなんか打てるはずありません。

 

なぜキャッチャー坂倉がピッチャーアドゥワのもとに声掛けに行かなかったか?

それはコミュニケーションが十分だったことが一番目の理由で、二番目の理由は坂倉が

「オリックスに1~2点くらいやってもいい」

と考えていたからだと思います。

 

だって1回裏だよ。打順1番から始まる攻撃だよ。

素人のお前らは全イニングを0点で抑えないと納得できないだろうが、1回の攻撃は1~2点取られたって仕方ないんだよ。西川龍馬にはボール球までヒットされたんだし。

「おい誠よ、どうせお前にゃ細かなコントロールなど元々無いんだ。いつも通りポーカーフェイスで動く球をゾーンに投げろや。色気を出してブレるんじゃないぞ。俺と誠は愚直にストライクを投げ続けるんだ。いつもそう話し合ってるだろ」

という 強い意思 が坂倉のリードと態度からムンムン感じられました。

やはりキャッチャー坂倉はスゴかった。新井と藤井には見えていないだろう。ショート矢野で戦ってるくらいだからな。

 

データより打線を重視

アドゥワは5回7安打4失点。与四球1。

コントロールは甘かったがストレートの球威はありました。坂倉とアドゥワはゾーンにストライクを投げました。

アドゥワは5回7安打されましたが、ショート矢野はヒットを1本も防げませんでした。

 

里崎チャンネルで里崎智也が「矢野の打率が1割台で、小園の打率も1割台だ」と言っていました。

バカ、一緒にするんじゃねえ。

矢野のファールは全部レフト方向で空振り率も高いはず。

小園も今はボール球を追いかけてますが、小園が空振りする理由は「チームを勝たせたいから」です。

違うか。小園も今は自分のことで必死かもしれない。守備位置が毎日違うからその負担が大きい。

 

とにかく打率がいくらだとか、インコースの被打率がいくらだとか、数字を見ていても「野球」は見えない。

矢野がタイムリーを打った打席、エスピノーザと若月は1死23塁、カウント2-1で真ん中低めにスライダーを投げました。矢野はそれをしっかりヒットしました。

データ上は矢野の真ん中低めの打率がアップし、変化球の打率もアップします。おっと得点圏打率もアップしますね。

だが私と坂倉と若月の頭にあるのは

「矢野を歩かせて1番に回すのはイヤだ。さっさと前に飛ばしてくれや」

です。事件は会議室で起きてるんじゃありません、現場で起きてるんです。

 

非力な矢野にカウント2-1。オリックスは2点勝ってる。

真ん中に投げてさっさと打ってもらうのが野球というスポーツです。メジャーリーグとパリーグはもっとざっくりです。

矢野の打率とか、小園の打率なんて現場では誰も見ていないのです。

矢野は非力な単打打者。小園は稀代のヒットメーカー。グラウンドで野球をしている選手たちはみなそういう見方をしている。新井貴浩と素人のデータ野郎だけが矢野にファン投票して喜んでいる。

だから広島カープは現在4位なのである。ショート矢野は4位の野球だからです。

 

本日のゲームプラン

マツダで西武戦。高橋光成 vs 森下暢仁。

新井は今日もショート矢野でキャッチャー石原をするかもしれない。

小園に代走中村奨成。スタメンセンター佐々木泰。

どれもアンビリーバブルな作戦で私は一切容認できません。

 

今日も接戦を落とすでしょう。キャッチャー坂倉だけが私の支えですが、5番で月間1本塁打はちょっと情けないぞ。

二塁打が多いのはいいことですが、本塁打が1本なのは情けない。

普通のキャッチャーなら1ヶ月で打率3割、二塁打8本。5番で毎日フル出場。たいへん立派です。

だが坂倉は普通のキャッチャーではありません。里崎クラスじゃありません。

 

坂倉将吾は古田城島レベルです。GG賞と首位打者を同時に獲るレベルです。

気が付きゃ坂倉もプロ9年目。26歳。アドゥワやモンテロとタメ。

まだ1個もタイトル取ってねえ。優勝もしてねえ。

坂倉は安易にFAするヤツじゃありませんが、己の現役生活にムラムライライラしてると思いますね。

サード小園でセンター泰もイライラしますが、サード坂倉に比べれば100倍マシです。サード坂倉は6位以下のクソ野球でした。あれはヤバかった。小園を外野で使うようなものでした。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感