2020.10.31(土)
中日 3-9 広島 ナゴヤ
1死12塁を切り抜けた島内がプロ初勝利。
島内「やっと勝てて嬉しい」
あ、そうなんや。意外でした。
「僕はリリーフ投手なので勝ち星なんか興味ないです」
とか言ってほしかったですね。
かつてサファテや中﨑は
「クローザーにとって勝ち星は恥だ」
とまで言ってましたよ、島内クン!
田中広輔
昨日の試合をふり返ってから森下暢仁のタイトルのハナシをします。
まず田中広輔。
昨日の打撃内容はずいぶん説得力があり、故障する前の広輔っぽかったです。
シーズン序盤、田中は8番を打つことが多く、シーズン後半になって2番が増えてきました。
・6/19~9/20・・・主に8番
・9/21~10/31・・・主に2番
「8番田中」は61試合。237打席で打率.238。出塁率.360でした。
9番が投手なので「出塁率は8番が有利」と言われてきました。
「2番田中」は31試合。140打席で打率.289。出塁率.359でした。8番とあまり変わらない。
田中の月間成績を見ても
9月の月間打率.301で、10月は.320。出塁率.393。好調。
目に見える数字も立派ですが、昨日の試合で8回表に左腕の福からきっちりレフト前ヒットを打った打席も非常に内容のある打席でした。
内角ストレートをいいタイミングで見逃して、低めのカーブもしっかり振り切ってファール。
田中は自分のペースでカウントを整え、若いバッテリーに外角低めを投げさせました。
田中がストレートを投げさせたのです。それをきっちりレフト前ヒット。まるで黄金時代の1番バッターのようでした。
打撃はだいぶ「普通の田中広輔」に戻ってきましたね。
足の方も打順2番以後「31試合で5盗塁」をマーク。シーズン25個ペースですが3番誠也の直前でこの数はかなり積極的と言えるでしょう。
ただそんな広輔も今季31歳。来季32歳。
ちょっとスピード感と守備範囲は落ちてきたかなぁ・・・
私は広輔と小園の関係をよく2005年の小坂誠と西岡剛に例えますが、プロ3年目20歳の西岡は41盗塁で盗塁王を獲得しています。
この時の西岡はショート小坂、セカンド堀幸一と共に3人で1年間二遊間を守りました。
んでチームは日本一。
まあ小園はサード&ショートでもいいですけどね。タイトルくらい狙っちゃえ。
中田廉は見納めです
中田廉が7点差の9回ウラに登板。
3安打を浴び1失点。満塁のピンチも背負って「あわや」というファールもありました。
この展開で、カープのブルペンは当然ヤスなりフラなりを準備させたことでしょう。もったいない。
中田ファンの方には申し訳ないが、中田廉は今シーズンでおそらく見納めです。
ごめんなさい。希望じゃありません。
何度も言ってますが、私はドラフト4人までにしとけと言い続けてきました。
でもカープは6人指名しました。
クビ候補の筆頭が中田廉(30)。イヤだという人は誰をクビにするか言ってから中田を残留させて下さい。
佐々岡がけっこう延長戦や9回に中田を登板させてますが、これは中田の「経験」を買ってのことです。
たぶん中田が僅かな準備でサッとマウンドに行けるからじゃないでしょうか。
ですがサッと行けても抑えられないんじゃ意味はありません。
中田が残留するということは、手術した戸田やクリス=ジョンソンを解雇するということになります。
ケガの状態次第では私は「今村猛すら危ない」とさえ思っています。
平岡敬人、藤井皓哉はまだ若い。24歳。クビにしたくない。
ヤサタクは絶対必要。ロングリリーフとローテの谷間。タフな投手は必要不可欠です。
薮田はローテ返り咲き。岡田明丈は知らん。最近見てません。
個人記録とチーム記録
大野がちょっぴり打たれたため、今日森下が9回0失点なら防御率1位に躍り出ます。1.89
今日の相手はその中日。ビシエドと福田がいませんが、vs森下には燃えているでしょう。いろいろ仕掛けてくるぜ。坂倉将吾、注意しろ。
ソフトバンク月間22勝。日本新記録。22勝4敗1分。
マジか。カープの月間20勝が1年ですぐに抜かれるとは・・・
来年抜こう。