2022.3.2(水)
DeNA 9-1 広島 横浜
惨敗です。笑
森は3回1/3で6四球4失点。玉村は3回5失点。
ホームのベイは8イニングしか攻撃していませんが、カープの投球数は合計190球でした。
打線は毎回の5併殺。残りの4イニングは三者凡退ですから実質毎回併殺です。笑
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佐々岡の談話
佐々岡の談話は以下の通り。
「森と玉村は今のままじゃキツい」
「変化球の腕が振れてない」
「次もダメなら開幕ローテはアウト」
「今は攻撃のサインを出していない」
以上、デイリースポーツ
文字で見ると、いつも通り若手とルーキーをディスって自分は無責任であるかのような発言です。しかし今年の佐々岡は過去2年間よりも選手を思いやったようなコメントが増えており、私は「少しは我慢を覚えたかな」と見ています。
1軍のオープン戦は残り13試合で最大117イニング。雨天中止もあります。森と玉村に残されたイニングは少ない。アンダーソンも間に合わない。
2軍の教育リーグは阪神がコロナでカープとの3連戦の中止が既に決定。カープ2軍は3/7~14まで1週間以上試合がありません。だから高橋昂也の一軍昇格もあるかもしれません。
「今は攻撃のサインを出していない」発言も驚きですね。まるで去年は出していたみたいな言い方でファンが誤解するじゃないの。「佐々岡は、いつも打つだけ、ノープラン」「朝山は、ヒット3本、勘違い」です。
カープ投手陣
投手陣はそんなに悪くありませんでしたよ。
寒かったしオープン戦だしあれで良かったんじゃない?
森も玉村もいつものボールでしたよ。ベイの仕上がりが早いんですよ。
ベイとはこれで3試合やって0勝3敗。6点、8点、9点取られています。
昨年の打撃ベストテンに4人も入ったベイ打線。オースティンは規定打席に3打席足りないだけの3割。実質5人。
さらに私の予想では神里と楠本が今シーズンはかなり打つと思います。去年もまあまあ打ったけど、今年も打率3割打つんじゃないか。
ベイの外野がオースティン、桑原、佐野なんですが、この中から不調やケガの人が出ても「ベイ外野陣の打率はいつも3割」ってことになります。神里、楠本含む5人のうち誰が出てもベイの外野は3割打てる。これは強い。
足も相変わらずいいですね。盗塁ありエンドランあり、1塁から3塁への躊躇ないベーランあり。まるで佐々岡と朝山がいない頃のカープのようです。
解説の佐伯貴弘が石原貴規の配球に「変化球が多すぎる」と指摘してました。
立ち上がりの森が初球チェンジアップを低めに投げて、いいとこをボールと言われたり、ベイ打線にしっかり見逃されてボールワンとなった時、2球目に石原がストレート要求するんですよ。初球の変化球がボールになり、バッターがコースを絞ってストレート待ちをしているところにストレート要求したって、ピッチャーは怖くてゾーンに投げられません。だから腕の振りがどんどん鈍くなる。
これでツーボール。去年も書きましたがアツと石原はいつもカウント2-0から野球を始めます。坂倉は必ずストライク先行です。だから正捕手は坂倉将吾。2-0からのピッチングで相手打線を抑えることは至難の業です。四球を減らすのは2-0から始めるのではなく、初球から始めるのです。たぶん佐々岡も倉も石原に教えていません。※参考記事:石原のリードが許せない
玉村の5失点はボール球をスリーランされたのと、ゴロヒットと犠牲フライ。テンポも良かったし「まあこんな日もある」程度の内容。玉村はまだ20歳ですよ。クソ贅沢なことを求めちゃいけません。
んで私の初夢(次点)、島内颯太郎である。
1死満塁で出てきて、石原貴規のサインに首を振って牧秀悟にインハイズバー。空振り三振。
いたって普通なので私は島内を褒めませんよ。これがコイツの仕事です。日常。義務。責任。
島内もまだ50~60%の出力でした。やっぱ少し寒かったんですよ。
センター中村奨成
打撃陣の総評はパス。めんどくさいから。笑
打撃もいつも通りです。3安打で1点。ゲッツー5つも実質2本。アツとケンティー。
宇草の4-6-3は1塁セーフだし、奨成と堂林のは会心の当たりがサード正面でした。実質タイムリー。
満塁で三振のキクと3タコのアツは寒い時に全力を出しません。野間も全力疾走してませんでした。みんなコンディションに不安があります。寒い日には無理をしません。
んで一昨年の初夢、中村奨成。
この日はまさかのセンターでスタメン。一軍初披露ですが実は去年ウエスタンで2~3回センタースタメンをやってます。
初回にセンター前ヒットやセンターオーバーがガンガン飛んできて、私の奨成が大活躍。ダイナミックな守備で非常に良かった。秋山幸二みたいでした。若い人知ってるかな?西武の背番号1で40本塁打40盗塁の人(実質)。秋山もサードからセンターに回ったんだよ。
こちらの動画をご覧下さい。
1本目は宮崎のタイムリーヒット。2本目はソトの犠牲フライ。
私、宮崎の当たりは「左中間を破られた!ツーベースだ!」と思ったんですよね。
するとどこかから赤い忍者が回り込んで来てシングルヒットで止めました。
ソトの当たりも「うわー、ポロリだ!水泳大会だー!!」と思ったんですよ。しかし奨成は背走してしっかりキャッチ。結構グラブの真ん中でした。
1回裏のベイ打線に打者9人の猛攻を食らったのですが、内訳は以下の通り。
中飛、中安、右安、四球、中安、四球、中犠飛、中安、中飛
センター奨成大忙し。アウト3つは全部奨成。どれも非常に堅実でした。
細かいことを言えば、捕球から送球に移る時のステップが1歩多いとか、肩がまだ・・・とか色々あるのですが、ハッキリ言ってセンター奨成はダイナミック。黒豹みたいでした。育てる価値十分です。てか育てろよ、マストだよ。
ちなみにライトに回った7回にも、楠本のフェン直をジャンプ一番ナイスキャッチしています。持丸と玉村が喜んでました。
30年前、内野手だった緒方孝市が初めて外野を守った時にも似ています。緒方も最初は足の速さだけでした。伸びるよ、奨成も。秋山はGG賞11回、緒方孝市5回です。初受賞したのは秋山が25歳、緒方が27歳の時でした。中村奨成は現在22歳。大卒ルーキーと同い年です。
十分秋山と緒方を追い越せると思います。勢い余って鈴木誠也も追い越しちまえ。
まとめ
ふう。
ポジり過ぎちゃった♡てへ
昨日の中村奨成には夢がありました。ダイナミックで豹みたいでとてもワクワクしました。
もっと飛んでこい!と思ったら、センターフライは1回裏だけでした。笑
でも奨成はレフトに行ってもライトに行っても、
「もっと飛んでこい!キャンプで練習した成果を見せてやる!」
と顔に書いてありました。私には見えるのです。笑
センター野間もいいですが、坂倉とアツがキャッチャーをやる以上、中村奨成はセンターで育成するべきです。昨日の1回裏の5つの守備機会を見て、中村奨成をセンターに置かない指導者はいないと思います。センター野間はいつでもできる。センター奨成を今始めると将来10年連続GG賞が待っています。
日本の最多GG賞は福本豊の12回。ゴールデングラブ賞の記事に詳しく書きました。
そして外野手のシーズン刺殺数の日本記録は391。1948年の青田昇さんです。
センター奨成は将来この記録を破ることが可能かもしれません。80年ぶり。
そしてその先はアンドリュー=ジョーンズを超えるかもしれません。元楽天のあのおっさんです。AJはMLBで10年連続GG賞。最多刺殺数は493。これは1981年以降最多。AJはかなりスゴい人です。
たった1試合でここまで壮大な夢を見る。
それが妄想家の使命である。笑
中村奨成はバットでもやるよ。目標3割20発20盗塁。規定打席に立ってです。
奨成は牧をも超える器だ。オレはそう信じている。