セリーグ新戦力の人たち~2020年

今日のカープは阪神戦。甲子園。

ただし雨天中止の確率高し。

阪神がやりたければやる。無理したくないなら中止って感じでしょうか。どうせ無観客ですしね。


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順位予想を前に

今日の阪神戦が終われば今年の順位予想をしてみようと思います。

カープは「クローザー不在問題」が未解決。現状、胸を張って「1位!」と推すことはまだできません。

5番打者問題は小園で解決しそうです。誠也の後ろは小園海斗。

ただバティスタショックはチームにも甚大な影響を与えると思いますよ。

少なくとも私には大ショックでした。

「家族一丸」と「チームの一体感」をスローガンに掲げたカープですが、私はこの一体感の輪から一歩後退しました。

バティスタを切ったチームを去年までと同じテンションで応援できないです。

 

カープの順位はわかりません。今日の阪神戦があれば選手の様子を確認できるのですが。

ヘルメットに95番とか、貼るヤツもいそうですね。

 

阪神タイガースの新戦力

新戦力の目玉はボーアとサンズ。どうやら一塁手と右翼手のようです。

マルテと大山の打撃は計算が立つので、この新戦力二人が活躍すれば阪神も優勝候補に加わってきます。

こないだまでは中日の若手を警戒してましたが、阪神にも「化けそうな若手」がゴロゴロいてます。

私が藤川以上に恐れている岩崎優がちょっとアクシデント。こちらは心配です。阪神のフランスアは岩崎です。いわざきまさる。

 

DeNAベイスターズ

DeNAの2番打者、タイラー=オースティンが昨日の楽天戦でもマルチヒット。

1本目は1回表に岸孝之のスライダーを中越え二塁打。

岸の状態も100%ではありませんでしたが、それでも初対決の岸の初めて投げたスライダーをいきなり長打。驚きました。

岸は1番・神里をストレートオンリーで押して打ち取りました。

2番オースティンにはカーブから入って2球目にこの日初めてのスライダー。それを長打しているのです。

 

オースティンの3打席目。5回表、2死無走者。左投手の変化球を3球待ってカウント2-1。4球目ストレートをコンパクトに左前安打。

ラミレス監督はオースティンは本塁打王を狙えると絶賛していますが、私は首位打者の方が近いんじゃないかと思います。

オースティンのMLBでの成績を見ると確かにヒット数に対する本塁打率は高い。しかも本塁打数>二塁打数です。

でも私にはそんな大砲には見えませんでした。中距離打者に見えますけどね。

ちなみに私はソトもまだホームラン王には見えません。意外に三振が少ないのでね・・・

 

中日ドラゴンズ

カープと中日は3試合やりましたから、たくさん情報収集できました。

特に大きな新戦力という選手はいませんでしたね。梅津も藤嶋も去年とあんま変わってませんでした。

根尾もまあ頑張ってくれ、という感じ。

武田っていうライトの子にけっこう打たれましたけど、開幕すればいなくなるでしょう。外野は福田・平田・大島ですから。

ルーキーの13番の子は面白かった。小園の打球を背面キャッチした左投手。

「ドラフト2位で岩瀬の番号もらったのか、すげえな」と思ったら、かなりの変則左腕でした。左腕を思いっきり体に隠して投げます。

1球目は小園ものけぞってよけましたが、2球目からはもうついて行けてました。

 

ヤクルト=スワローズ

今年も苦しみそうですね。

村上宗隆が帰ってきてもまだまだ苦しい。開幕投手は石川(40歳)。彼の先発はもう厳しいと思います。良くて5回80球でしょ。

高橋奎二を開幕に持ってきても重圧に負けちゃうかなあ。ならライアンか石川でいいのかな・・・

ああそうだ、新外国人の右投手を忘れてました。イノーア、彼は二ケタ勝てそうです。

打線については前も言いましたけど、1番坂口、2番山田は時代に逆行していると思います。

1番は塩見で固定するべきだと思います。若い子を1番2番にしないと逆襲の勢いは生まれませんよ。

山田は四番。山田の足はもったいないが「最もランナーを返せる人」は山田哲人でしょう。1番や2番に置いてどうすんのよ。

新外国人のエスコバーは守備も打撃も寂しいです。ノーマークでよろしい。

 

読売ジャイアンツ

巨人の新戦力はヘラルド=パーラ。

この人は評判通り3割打てそうですね。長打はないがチャンスにも強そうです。空振りが少なそうだからです。

左も問題なさそうでした。オープン戦でカープの左投手からもヒットを打ちました。床田だったっけか・・・

右投手のサンチェスは先発では厳しいと見ます。体が開いて打者に見えやすいフォームも気になりましたが、何よりはぶてるのが早い。キレやすいって意味です。年俸3億で2年契約。まーた得意の不良債権ですかね。ヒルマン路線。

モタとビエイラは人間的には好きです。ガッツマンでナイスガイ。でもノーマークでいいでしょう。

FAもドラフトも即戦力はナシ。

 

広島カープ

ついでにカープも。

新戦力という意味では森下暢仁(22歳)。150イニングを期待できますね。下半身が強そうなので1年間のスタミナも問題なしと思います。

それに美しい投手です、森下は。前も言いましたけど、投げ終わった後に森下が左足一本で立ってる姿を見て下さい。とても美しいです。ザ・先発ピッチャーです。

 

DJジョンソンは防御率で言えば「3.00」くらいの期待値です。スコットはDJの保険。

打者の新戦力は何と言っても小園海斗(19歳)。コイツ、2月は全然だったのに開幕が近づくにつれて状態を上げてきましたね。ベテランかよ。

1年間フルに使いたくなってきました。サードとセカンドで。キクの状態が良ければ1年間サードでもいいですね。

少なくとも100試合は先発で使いたい。打順は5~7番。これで400打席です。

野手の小園こそ「1年間のスタミナ」に不安があります。まあ夏場には苦しむでしょう。そこは安部が助けてやる。

小園の課題は走塁意欲。盗塁1も少なければスタートを切る回数も少ない。次の塁を狙う意識も低い。まだまだ勉強することは山ほどあります。

 

ホセ=ピレラはそこそこ打つと思いますが、こちらもクリーンアップでバリバリって感じではありませんでした。

2番とか6番とかでガッツのあるプレーを見せてくれたらイイんじゃないでしょうか。第一位印象ではルナに似てると思いましたけど、オープン戦やベンチでの様子を見ているとクールなルナより暑苦しかったマーティ=ブラウンを彷彿とさせますね。←ホメてますよ

 

その他の新戦力。

堂林と高橋は新戦力じゃありません。去年からこれくらいは普通にやれてましたよ。

若手投手陣で開幕一軍に最も近いのは塹江敦哉(23歳)でしょうか。まだノーコンのイメージは残ってますが、今の塹江は2球に1球くらいはキャッチャーの構えたコースに決まります。以前は5球に1球でしたから大成長です。1年間一軍帯同できる資格は備わりました。頑張れ塹江。勝ちパターンにはまだ早い。

坂倉将吾(21歳)もカープの第2捕手を射止めた感じですね。

これは坂倉が成長したと言うより、佐々岡が腹を括ったという感じの抜擢に近い印象です。

森下暢仁か遠藤淳志の専属捕手になるのではないか。床田と組んだ時は打たれましたけど「内角好きの床田と坂倉」は相性が良いと思います。

 

去年のカープはバティスタがいて勝率5割でした。貯金ゼロ。

今年のカープはバティスタ抜きで開幕します。プラス要素は森下と小園。WARって指標はあまり好きではありませんが、この2人で合計10勝は上積みできそうです。

あとはバティスタショックがマイナス何勝になるのか。

バティの退団がチームにどう影響するかも今日の阪神戦の注目ポイントです。雨天中止かもしれませんけどね。