カープは雨天中止。やりたかったけど仕方ありません。
一軍のない日は二軍の話でもしたいんですが、二軍で出てたのもよく知ってる選手ばかりで、特に観察する必要性を感じませんでした。
そこで昨日は 巨人vs中日 と DeNAvs阪神 を代わりばんこに見ました。今日はこの4球団の寸評をします。
巨人vs中日
まず巨人寸評。
井上温大。8回1失点14奪三振
井上が良い投手なのはわかっていましたが、昨日はさらにストレートがうなりをあげていました。
私はこの投手の体力的なところをわかっていないので、「10勝確実」とは言えません。ただし井上が13勝して最多勝を獲っても私は驚かないです。それだけのタマを投げています。一去年の東克樹になれる可能性は十分ある。
巨人は 山崎伊織 も3試合投げて3勝0敗、防御率0.00です。先週プロ野球ニュースで見た時、山崎もえぐいタマを投げていました。ここまで8回0失点、8回0失点、7回0失点。
甲斐のリードはオーソドックスで特別ではありません。よって捕手が変わっても井上と山崎は今のピッチングを続けることができるでしょう。このコンビを乗せるとちょっと面倒だピョン。
来週の火曜水曜でカープは巨人と対戦します。おそらく 井上と山崎 が来るでしょう。カープに坂倉がいてもいなくても、かなり苦戦しそうな予感がします。
泉口友汰。3打数2安打2四球。打率.375
カープ戦でも泉口はけっこう活躍しましたが、コイツ案外ボール球を振りません。
そして初球もけっこう打つ。カープ戦では1回表の初球をレフト前ヒットされたことがあります。
んでショートの守備が微妙に上手い。門脇のようなダイナミックさはありませんが、捕球するのが上手い。川相昌弘のようにエラーの少ないタイプのショートになるんじゃないか?
いつぞやのカープ戦で矢野か誰かが2塁へ盗塁して、甲斐の送球がワンバウンドしました。でもそれを泉口がうまく捕球して矢野にタッチして見事にアウト…というプレーがありました。カープはリクエストもしませんでした。コイツ上手いな、ショートが本職なのか?と思いました。
ま、だからと言って泉口のことを好きになったわけではありませんよ。打撃に確実性と力強さを感じますけど、泉口の笑い方がスケベでキライです。高梨と泉口の笑い方はいやらしいので私は大キライです。
中日寸評。
マラー。4回5失点。
2試合続けて炎上。コントロールが甘すぎる。
カープ戦で好投した時もタマは高かったです。7回1失点の結果だけ見て「クリス=ジョンソンだ!」と言った素人は反省なさい。山内泰幸とヤクルト坂口だ。
私は瞬時に「マラーとジョンソンは150km出るとこしか似てない」と言い切ってます。左手で投げるところもちょっぴり似てますが、あとは何も似てませんよ、ドアホか。
中田翔。3打数1安打1打点1本塁打。
5点負けててソロホームラン打って吠えてました。
ハッキリ言って、コイツは
使いものにならない
ですね。我のことしか考えてないからです。
20歳の田村俊介やお調子者のブライト健太が5点差でガッツポーズするのはよい。だがベテラン中田がやるとカッコ悪い。
中田翔はやっぱアホですわ。試合に出す方も出す方です。
井上監督。8勝9敗2分。
ここまで意外に善戦しています。柳でカープに2勝してるのが大きい。
だが 勢いもここまでだろう な。今の中日は弱い。
1回表に2番打者にバスターさせてセカンドフライ。カード頭の先発がマラー。
アホっぽい井上語録の中で最もアホな発言は
「細川が6番を打つ打線が理想」
です。アホすぎる。
それを思っても口に出してはいけない。阿部慎之助が「岡本和真が6番を打つ打線が理想」と言ってるようなもんです。
中日打線の中で細川の打力は突出しています。細川が四番の中の四番です。
鵜飼とブライトの育成を怠ってきた立浪政権のツケです。今年は細川を四番に置いて、石川昂弥を6番で育てなさい。ボスラーもスカタンです。使っても無駄でしょう。
松山と齋藤と松葉。
中日が8勝している中で松山が8セーブ。こういうところも中日は苦しい。4点差以上の勝利がないってことだからね。
齋藤綱記は私がキャンプから絶賛している。ここまで7試合0.00、被打率.150。頑張れ。
昨日出てきた橋本も気合が入ったストレートでした。こいつも勝ちパで使えるぞ。
カープ戦でしか好投するイメージのなかった松葉も何気に3勝1敗。
3勝も立派ですが、投球回数25イニングが セリーグ5位 です。これは3勝よりも立派です。
セリーグ6球団の先発投手36人の中で5位。スゲえぞ松葉。
ちなみに1位2位は森下床田の30イニングです。今日、山崎伊織に抜かれるかもしれませんが。
DeNAvs阪神
DeNAの寸評。
バウアー。7回9安打4失点。
私が過去の成績やその人の家柄などに惑わされない男であることはご承知かと思います。
今年の春の順位予想で
「DeNAは昨年日本一で今年バウアー復帰。だから今年もAクラスだ!わーい」
と予想した素人が大勢いました。
まず 上原浩治 。
続いて 伊東勤 。
谷繁も2位予想。まあコイツはOBだから割り引こう。
そして私が軽蔑している 宮本慎也 。宮本なんかDeNAが1位予想です。ほんまアホやで。
キッパリ言いましょう。
今年のバウアーは使い物になりません!
イニングは食えるでしょう。155kmも出るでしょう。しかしバウアーは 10勝すれば10敗する投手 です。
一昨年のバウアーはNPBで無双しました。昨年はメキシコで無双した。でもメジャー復帰は叶わなかった。
もうバウアーに全力プレーするモチベーションは残ってないんじゃないか? 私が懸念していたポイントはまさにここでした。※参考記事
バウアーは次回中4日でカープ戦に来るそうです。
打ってやれ、田村よマティよ奨成よ。
バウアーなんて過去の名前です。筒香も過去。戸郷もマー君もみんな過去。
過去の名前に騙されず、DeNAをBクラス予想した解説者は私と里崎と高木豊などです。他にもいるだろうけど、めんどくさいのでてめえでお調べください。
三森。
ソフトバンクから移籍の三森がここまでよく試合に出ています。打率.310、5盗塁。
一時、私は「3番三森はやり過ぎだ」と言いましたが、昨日は2番でスタメンでした。三森が1~2番なら非常に良いと思います。左の時も使えばいいのに。
度会。
ヘラヘラ笑いながらプレーするのはいいが、だったら佐藤のライトライナーを捕りなさい。難しい打球だったけど、ハマスタのライトを一番上手く守れる選手が度会じゃないといけないと思いますよ。
山本祐大。4打数1安打。
バウアーを全くリードできず。山本ってこんなヤツだっけ? 私は坂倉のライバルだと思ってたけど。
バウアーは伊藤が良いとか言ってるのも素人だよ。大瀬良には必ずアツも素人考え。そんなの関係ねえ。正捕手は誰とでも組めるんだ。
山本は打撃もショボかった。どったの? 去年とは別人のように元気がありません。
阪神。
才木浩人。6回2/3、5安打2失点。
昨日は絶不調でした。台風のような強風もスゴかったけどね。
それでも押したり引いたり上手いこと投げてました。才木は155kmのまっすぐも武器だけど、最大の武器は「まっすぐの使い方が上手い」とこ。才木は「うえーい♡」とか言ってる割に頭の良いピッチングをします。
真っすぐだけで「組み立て」をできる稀有な投手です。メジャー行く前の黒田博樹以来かもしれない。マエケンも20歳の頃はやってたけど、スライダー覚えたらすぐにラクな方へ行っちゃいました。
才木はクラシカルな右の本格派で私は好きです。「もっとフォーク投げろや!」と思ってる阪神ファンも多いでしょうが、才木はまっすぐでカウントを整えて、まっすぐで仕留めるのが好きみたいです。リリーフにはたまにいますが、先発でこれができるのは才木だけでしょう。パリーグは知りません。
及川。1/3回0失点。
その才木の後を受けて出てきたのが及川。横浜高校。
7回裏4対1、2死23塁、打者牧、次打者宮崎。
この場面で才木に代えて左の及川。これは驚いた。信頼度高いんだねえ。
桐敷や石井ならわかるが24歳の及川。
「だから藤川は勝てねえんだよw」
と笑って見てましたが、この及川君のツーシームがメチャクチャ良かった。キレキレで右打者のアウトローにズバズバ決まる。
「なるほど森浦タイプか。こりゃメモっとかなアカンわ。メモメモ」
坂倉とゲームプラン
復帰した坂倉もチラッと見たけど、全然やった わ。
キャッチングもリードもバッティングも全然ダメ。
当たり前やんか、2ヶ月ぶりの試合やで。
25日のDeNA戦なんか無理無理。バウアーに差し込まれる。
坂倉は5月でいいって。石原がいるんだから慌てなくてよい。
本日のゲームプラン。
大瀬良vs石川雅規。
石川がスライド先発。ヤクルトもめちゃくちゃになってきたなあ。
私は今季のヤクルトをなんと
3位予想 していました。
だが撤回します。ヤクルトは弱すぎる。
広島、巨人、阪神よりも、
DeNA、ヤクルト、中日は戦力的にも監督的にも 数段落ちる。 昨日見ててそう思いました。
「最初からわかってたわ!」
とおっしゃるあなたは立派です。私はヤクルトの吉村高橋奥川が3人で30勝くらいすればヤクルトは強いと思ったんですよ。外国人投手もたくさん取ってたし。
それが蓋を開ければ全員スカタン。吉村は巨人の井上温大みたいになるかと思ったけどね。
今日の大瀬良はアツと組んで粘っていこう。
マツダに戻った小園海斗も打つだろう。昨日岡本にホームラン打たれて月間MVPがヤバくなってきた。
末包の打点が止まったのも小園のせいです。小園が塁にいないと末包はまだ打てない。
ヤクルト自慢のオスナサンタナも村上抜きでは「3割引き」です。