今日は来季の構想を語ります。
こないだのドラフト記事で「マエケンへのオファーと小林樹斗の支配下登録はマストだ」と書きました。※参考記事
「マエケン獲得」はマストではありません。マエケンへのオファーまでがマスト。年俸は1.0億~1.2憶円あたりが適当じゃないか。森下・床田・栗林が年俸1.5億円なので、マエケンがいきなりそこを超えちゃいけないと思います。
マエケンの意思
マエケンの進路はマエケン自身が決めればよい。
カープに帰ってほしいが、無条件でマエケンに先発ローテを与えるわけにもいかない。
マエケンの理想はカープで200勝でしょうが「個人記録よりチームの勝利」は自明の理。
よってマエケンが「カープ優勝」より「先発200勝」や「高額オファー」を優先するのであれば、そちらへ進んでもらいたい。
マエケンは既にカープに十分過ぎるほどの貢献をしてくれました。だから私はマエケンのメジャー挑戦を心から応援できたし、マエケンの残りの野球人生も自由に悔いなく挑戦してもらいたい。
カープの先発事情
カープは来季、先発投手がちょっぴり足りない。
遠藤淳志とドミンゲスは私の予想より頑張ってくれました。
高太一の急成長にはめっちゃ驚いた。完全に予想外でした。
森翔平と玉村とアドゥワはもう少しやってくれると思ってました。
常廣羽也斗と佐藤柳之介ももう少しやってくれると思ってました。
一番残念だったのは 森下暢仁 です。床田を差し置いて開幕投手に抜擢したのに5勝14敗。
素人が「森下には打線の援護がなかった」とフォローしてくれるのは嬉しいですが、必ず火曜日に負けて、毎週0勝1敗からのスタートするんじゃチームは波に乗れませんよ。
ということで、2025年の先発ローテは私の描いた構想まで3~4割足りませんでした。要するに 100点満点で60~70点の出来だった ということです。
新井も同じことを感じたのか、昨日岡本駿を登録抹消しました。
何でも岡本駿を先発調整させる方針らしい。
いいと思いますね。岡本駿はまとまっていて、長いイニングも投げられます。
滝田と斉藤をリリーフに固定するのは反対ですが、岡本駿の先発挑戦は賛成です。
カープのリリーフ事情
「先発投手が足りないなら、マエケン獲得はピンズドじゃないの?」
いいえ。それが私がいつも言ってる「過去の名前」なんですよ。
10年前のマエケンならもちろん開幕投手で先発完投ですよ。
だが前田健太は来季 プロ20年目の38歳 です。トミージョンも受けました。
カープのリリーフも実はほんの少しだけ「過去の名前化」してきています。
もう少しマイルドに言えば「勤続疲労」してきています。
私がちょくちょく
「阪神の岩崎は打てる」
とか
「今年のライデルはチョロい」
とか言う理由も、彼らが勤続疲労しているからです。
「いくら鉄腕でも疲れると打たれる。いつまでも過去の実績にビビってんじゃねえ!」
という意味です。
「阪神のゲラがヘボい」と言う理由は別の話で、あれはゲラのタマを見て言ってます。
2024年の春のキャンプで巨人2年目の門脇誠とルーキー佐々木俊輔がオープン戦で4割打ってたことがあります。
あの頃、巨人ファンがアホみたいにワッショイしてる時、私はブログにこう書いているんですよ。
「門脇と佐々木はレフトへの流し打ちばかりだ。開幕すれば打てなくなるに違いない。打率は2割だが一番強く振れてる選手はルーキーの泉口君だ」※参考記事
今、どうです? どうなってます?
あの時、巨人ファンは「門脇が小園より上だ」とワッショイしてました。
アホすぎて笑えます。過去の数字しか見えないタコ。MVPは小園じゃ。
私は選手の能力を水平に見る特殊能力を有しています。なぜなら私は野球人だからです。
カープは来季、先発リリーフともに新たなエースを育てないといけない。
私が小林樹斗に夢を見るのは、やつのストレートが火の玉ストレートだからです。二軍の防御率は4点台だけどね。
まあいい。今日は樹斗の話はしない。
今日は栗林・島内・森浦が疲れてるという話をしたい。ハーンだっていつも抑えはできない。
じゃあ誰がクローザーに適任か?
栗林が適任なのはわかってますが、栗林も来季30歳。年齢のことより5年で270試合投げてることのほうが心配です。
ストッパーマエケン
ここで私の野球人としてのカンが、
マエケンクローザー説
を訴えかける。
前田健太はメジャーでたくさんリリーフを経験してきました。
今年はメジャーでほとんど投げてないので、肩も消耗してない。
江夏豊は50年前、野球界に革命を起こした。
佐々岡真司も大野豊も100勝100セーブ。上原浩治は胴上げ投手。
前田健太はまだ胴上げ投手をやったことがないんじゃないか? だったら来年カープでやろうぜ。
大瀬良が先発して8回栗林、9回マエケン。別に8回マエケン、9回栗林でも構わない。
栗林は経験豊富なクローザー。胴上げ投手の最有力候補。
マエケンの武器は投球術と打者を見る観察眼。
マエケンのスライダーやスプリットを知るセリーグの打者も少ないだろうし、2~3年ならストッパーマエケンは十分通用するんじゃないか?
ストッパーマエケンは「収まりが良い」と思います。
200勝はできなくなりますが、一昨日の田中将大も渾身のガッツポーズを見てると「こいつチームのためと自分の200勝のどっちが大事なんだ?」と思わざるを得ません。
田中将大は200勝まであと1勝。私はリリーフでさっさと200勝させてやればいいと思います。
カッコつけて先発なんかさせないで、田中を5回表から投げさせりゃいいんですよ。味方が1点取ればあとは大勢とライデルで逃げ切れるっての。
本日のゲームプラン
床田 vs 村上。マツダスタジアム。
ここまで偉そうなことを書いてきましたが、2025年のカープはもう消化試合。
だから本日のプランはチームの勝利より、思いきり個人記録。
床田は現在9勝10敗なのでなんとか10勝させてやりたい。
阪神の村上は奪三振と最優秀勝率を争っているのか。ええのう。この記録はカープの誰ともかぶっとらんから、村上はほっときましょう。
問題は近本・中野です。
こいつらの打率は.290です。出率も.350。残り11試合で小園に追いつくことはもう不可能だろう。ほっといても大丈夫。
問題は 近本の安打数 です。現在147安打か。小園海斗は153。
残り11試合で6打差なら十分安全圏ですけど、念のため床田坂倉は今日近本に5打数3安打とかされないように注意しよう。あいつは爆発力があるからね。
本塁打王が確実なのは佐藤輝明。現在38本。
佐藤が40本100打点なら金本知憲以来だそうです。
私は打ってほしいと思ってますが、佐藤輝明って38本中何本を甲子園球場で打ってると思いますか?
実はたったの 10本 なんですよ。5試合に一発ペースでシーズン28本ペース。浜風やっぱ恐るべし。
佐藤はマツダスタジアムで10試合4本。シーズン57本ペース。マツダの佐藤も要注意。
甲子園の浜風は10月になるとレフトからライト方向に向きを変えます。
佐藤輝明のホームランはCSや日本シリーズで増えると思います。カープには何の関係もないけどさ。