2024.5.15(水)
ヤクルト 2-0 広島 松山
ルーキーの松本健吾が初登板で完封勝利。
NPB初登板での完封勝利は2015年のクリス=ジョンソン以来で、ルーキーに限れば大場翔太以来16年ぶり。んでヤクルトに限れば72年ぶりらしい。
ふーん、そんな珍しい記録だったんだね。こちとら完封負けなんて日常茶飯事で3日ぶりだけどね。
感想
私の感想は新井の談話とほとんど同じ。
松本くんはいいピッチャーです。アツのゲッツーもいい当たりでした。
付け加えるなら1回表の2死2塁。打者小園。
ここで打ってれば勝っていたんですが、ヤクルトバッテリーはもちろん小園にストライクを投げません。1塁が空いているから。
ここでボール球を追いかけた小園。ボール球を振って追い込まれ、きわどいコースをストライク判定されて見逃し三振。
主砲の小園がボール球を振って三振すれば、広島カープというチームは必ず試合に敗れます。何度も言ってるが、小園が勝敗を左右する選手だからです。
だから小園がタコの日はカープは負ける。浩二だって金本だって前田だってタコの日はある。全勝はできない。
森下もよくなかったね。タマが暴れてた。
よく1点で済んだよ。ヤクルトがアホでラッキーでした。
矢崎もしっかり投げた。四球出すくらいならソロホームランを打たせろといつも言ってるだろ。
勝ちたい試合だったけど仕方ない。
両チームとも無四球。「締まった投手戦」というよりは「飛ばないボールの貧打戦」という印象です。松本くんは良かったですよ。
林とシャイナー
林晃汰に1本出ました。二軍の投手には振り遅れるのに一軍の投手なら力強く打ち返せるのはいったいなぜ?
私、ちょっとシャイナーを見たんですよ。二軍の試合。ビデオで。
確かに昨日のアツみたいな鋭いサードゴロもありました。右中間を破るライナー性のツーベースもありました。
しかし全体的にはスカタンな感じがしました。常識的に考えるとこんなんで打てるはずないだろという感じがしました。
シャイナーは昨年3Aで30本塁打、マイナーリーグ最優秀打者賞に輝きました。
これってウソじゃない? 別人じゃない?
ってくらい今のシャイナーはスカタンです。
私はケビン=クロンはNPBで通用すると思ってました。
素人の皆さんはクロンこそスカタンの象徴みたいにおっしゃいますが、ケビン=クロンのNPB通算成績は
42試合で打率.231、6本塁打、16打点です。
スーパースターでしょうが。
ま、スーパーは付かないがけっこうスター。けっこう打ってるという意味です。
カープの主役、小園海斗がここまで34試合で打率.279、0本塁打、15打点です。クロンも7番なら十分及第点でした。クロンを干したのも佐々岡だったっけなあ。
何が言いたいかというと、昨日カープは25人で試合したんですよ。ヤクルトは26人。
私は完封負けした原因はここにあると思っています。
野間が腰痛で帰広。二軍からの補充はナシ。
ハッチの枠が空いているので、来週の6連戦まで誰でも一軍に上げたい放題なんですよ。
広島→松山のフェリー代は5,000円です。そんな金もケチるのか、広島カープ。
昨日の試合前に私は「なんでシャイナーを上げないのか」と思いました。使い物にならないのか?
骨折は完治しています。シャイナーは二軍で10試合に出てる。打率.129
思えばシャイナーは開幕戦も8番1塁でした。
私、シャイナーが好きなんですけど、ここで呼ばれないってことは、この先かなり呼ばれないんじゃないか。
野間が1日休むだけだから1試合だけ25人で戦ったのでしょうが、隙を見せてしっかり1敗。
昨日1点負けてる8回表の8番アツをそのまま打たせたり、9番の代打が大盛だったりするのを見ていて、
「ああ・・・シャイナーってやっぱりスカタン扱いなのね」
と思いました。つまり林晃汰のチャンスは継続します。
雑感
森下暢仁。6回1失点。
今年の森下は左打者のインハイにカットボールを多投します。去年はストレートでした。
昨日はこのタマがあまり有効ではありませんでした。ほとんどボール。
のけぞらせるのが目的なのかもしれませんが、ボールになると効き目は薄いように感じます。
塹江。1回0失点。
やっぱスライダーのコントロールがスカタンですね。
解説の達川は清川栄治の名前を出して比較していましたが、タイプは大きく違いますね。
矢野雅哉。2打数0安打。
松本健吾の1個先輩だそうです。ワザと負けたわけじゃないでしょうけど、昨日の2打席は淡泊でした。
7番起用も若干謎です。なぜ8番じゃないのか。
打率以上に内容が悪い。矢野の打撃をディスる日が来るとは思ってなかった。笑
俺の小園はしばらくサードでいいと思っている。理由はレイノルもいないしシャイナーもいないから。
その間、矢野がショートで頑張ってくれ。打撃でもだ。