キャンプ第2クール2日目。
カープはシート打撃を行いました。
私は投打ともにガッカリしました。まあキャンプが始まったばかりだからこんなものと言えばこんなものですが、投打ともにガッカリしましたね。
一番良かった投手は黒原拓未で一番良かったバッターは中村健人かな。
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投手陣
駆け足で振り返ります。
森翔平。60点。
ボール先行。時々忘れるんですが森ってキレイな投球フォームの割にコントロールはアバウトなんですよね。
あんな流れるように美しい投球フォームでどうしていつも高めに抜けるのか不思議で仕方ありません。
この日もそうでした。ほぼ全打者にボール先行。川口和久も立ち上がりが悪くて全打者にボール先行するタイプでしたが、終わってみれば150球で完投勝利。森もそういうタイプなんですかね。森はどこからどう見ても100球で完投できる北別府タイプのような気がしますがね。
森がオリックスの山岡から教わったというタテのスライダー。たくさん投げました。レイノルを三振に取ったのは去年から投げてた大きなスライダー。二俣を三振に取ったのが新しい山岡スライダーでしょうかね。ストライク入れば使えそうです。
益田武尚。70点。
益田もボール球が多かったですが相手が坂倉と小園だったので仕方なし。林と田村にはしっかりストライク投げてました。
サイド気味に腕を下げましたが手首は立っているのでフォークとスライダーのキレは良いままでした。
アドゥワ、森浦、遠藤、河野も70点。いつも通り。去年と変わりありません。
黒原、玉村は80点。ストライク入ってました。
野手陣
一番良かった野手はケンティー。90点。
85点が田村、貴浩、ラミレス。80点が韮澤、坂倉、小園。
注目の奨成は70点。ボール球を振りましたがこの時期なので仕方なし。守備機会はゼロ。
田村もノーヒットですが韮澤のツーベース性のヒットを単打で止めるなど守備の意識がとても高かったのでプラス10点。
貴浩は2打数1安打。遊ゴロも良き当たり。ファーストストライクをジャストミートできれば一軍定着。私は貴浩のライバルは秋山ではなく松山だと思っている。
ラミレスは意外と使えそう。二軍でですけど。
ヒット1本は石原とアドゥワが打たせてあげました。2打席目は坂倉と黒原のカットボールにはまんまとショートゴロでした。打撃はまだまだですね。
ただラミレスも守りがけっこう良い。良いというか「悪くない」ってレベルですけど。
育成選手としてならラミレスと契約してよいでしょう。打球は飛んできませんでしたがチラッとサードにも入りました。サードラミレスを見たかったな。
ロベルトの方はちょっとまだ厳しそうですね。ラミレスが一人で可哀想ならロベルトも育成契約してあげてもよいかもしれませんが、私ならロベルトとは契約しませんね。他の若手に打席を与えるほうがよいでしょう。
坂倉。2打数1安打。
打撃はこの時期なのでどうでもよい。私が感動したのは守備です。
達川も褒めてましたがキャッチングがたいへん良くなってます。低めのタマのフレーミングも良い。
あと1死2塁のシート打撃でしたがピッチャーはみんな足を高く上げるし牽制も無し。キャッチャーはお尻を落として構えてます。バッターもみんなフリーに打っていて黒原なんて振りかぶって投げてました。1死2塁ですが走者はお構いなし。みんな自分の打撃と投球に専念してました。ディスイズシート打撃。
そんな中、坂倉だけがお尻を浮かせて1死2塁の守りをしてました。ワンバウンド捕球後も2塁走者を牽制してました。
やる必要なんてないのかもしれませんが、私は坂倉の意識の高さに鳥肌が立ちましたね。その直後にパスボールしちゃったのでズッコケましたが。
田村。1打数0安打1四球。
田村はこのキャンプ中ずっと表情がいいです。中村奨成と一番しゃべってくれてるのも田村。
井端が天福球場にやってきて田村を褒めてくれましたが、井端が言う「1スイング目で惚れた」ポイントは田村の軸のことでしょう。
田村は「チンコ→へそ→頭」と繋がる体の軸が地面に対して垂直でキレイに回転します。
頭の動かないバッターは大勢いますが、チンコとへそのラインが動かないバッターは案外少ない。前田智徳も泳がされた時は少し動く印象です。
田村はそこが美しい。チンコが美しいのが田村。生のチンコは見たことありませんよ。打撃の話です。
守備もいつも言ってますが球際に強い。足と肩は並みですが外野守備のセンスを強く感じます。
今シーズンの田村への期待値は「打率.260、本塁打2~3本」くらいですかね。100打数26安打はできるでしょう。200打数52安打ならかなりスゴいと思います。
田村もスゴいけど一軍のピッチャーもスゴいです。ディスイズプロ野球。去年の坂倉で打率.266、12本です。秋山は.274で4本。打率3割は簡単じゃありません。韮澤は田村より率を残せると思います。
矢野はホームラン性の特大ファール。追い風に乗りました。その後もファールで粘ったりしてましたけど、捉えられる球もファールしてた印象です。矢野の打撃はあまり変わってないように見えました。
羽月はワンバンしそうな変化球をクリーンヒット。私はあれを我慢して見逃してほしかった。
石原貴規は2打数2安打。体も大きくなっていて一軍の代打でも狙っているのかもしれません。
高木翔斗はマジでデカい。立ったら球審が見えなくなります。打席での雰囲気も良い。「打ちそう」と言う意味です。
ケンティーは3打数1安打。この日1番タイミングが合ってました。新しいフォームもカッコいいです。一軍でも通用するかもしれません。
巨人と中日のシート打撃
オマケ。
巨人と中日のシート打撃もYoutubeで公開されています。
巨人のルーキー3人がシート打撃に登板しました。西舘とあと2人。名前は知らない。
西舘は90点。カーブとスライダーでおもしろいようにストライク取れます。ストレートもまだ145kmくらいでしたが2~3球強いストレートが決まっていました。暖かくなればもっと球威は増すでしょう。
クイックモーションも1種類ではなく2種類ありました。3種類目もあるかもしれない。私はどう見てもセットアッパータイプだろと思ってましたが、あれなら阿部が先発でと言うのも理解できます。
ドラフト2位の27歳の子。95点。
やはりコントロールが良い。高めに抜けるタマが1球もありませんでした。全部低め。
中継ぎとしてなら相当使えますね。50試合投げて防御率2.50~3.00。50試合は厳しいかな。そこまではまだわかんない。
ドラフト4位か5位の左の子。95点。
この子もキレキレ。リリーフで使えそう。背番号46番なので河本育之に見えました。今日も古くてごめんなさいね。
バッター。萩尾と岡田とルーキーのセンターの子。
噂ほどじゃないと思いました。まだ一軍では打てないんじゃないか。
中日のシート打撃。
育成の背番号200番の子をメッタ打ちにしてました。
ブライトも良いが私は鵜飼の方が好き。岡林の背番号が1番になってました。