ショート小園と野球賭博

今日は月曜日ですが野球があります。そう全日本vsカープの練習試合。

9回終わっても10回までやるらしい。タイブレークの練習だそうだ。

 

侍ジャパンのスタメン

今朝は侍ジャパンの予想スタメンを書こうと思っていたんですが、井端に先に発表されちゃいました。

2番がセカンド牧、5番がショート小園。

打順は外れましたが、ポジションは私の予想通りでした。

おそらくWBC本番も「セカンド牧、ショート小園」で行くと思います。

 

井端は昨年のプレミア12で小園をセカンド起用しましたが、それは新井が小園をサードで起用していたからです。新井が小園をショートで使っていれば、井端も小園を全日本のショートに据えたはずだ。

今年は新井が小園をショートで使いました。2ヶ月だけですが、小園はショートを守った。

よって来年のWBCで小園がセカンドを守ることは考えにくい。全日本のセカンドには牧秀悟がいるし、牧をファーストに回せばジャパンの火力が1段落ちる。牧はセカンドに決まってる。

「守備がー」とか言ってるヤツは牧を使わないつもりか?

牧をファーストで使えば今度は岡本や村上が出られんぞ。それにそもそも牧のファースト守備だって特別上手いわけでもありません。セカンドで出しても同じことだよ。

 

守備野郎は源田と吉川でも出しとけ。

俺は牧と小園で全日本の二遊間を組む。

 

ジャパンの控え内野手

WBCの内野手は岡本、牧、村上、小園。この4人。

岡本と村上がWBCに出られない場合は 佐藤輝明細川成也 あたりが候補になる。万波や水谷も使いたいが、彼らは内野を守れない。私は森下翔太ですら当落線上と見ています。

岡本村上不在の場合はソフトバンクの 野村勇山川穂高 も候補になる。

日本シリーズを見る限り、野村はかなり国際舞台向きだと思います。ユーティリティー性が高いし、思い切りがめちゃくちゃいい。

だから野村は当然今日のスタメンだと思ってましたが、佐々木泰がスタメンで野村がベンチ。なんでやねん。

 

村上と岡本がWBCに出られるなら、控え内野手1名は野村か村林だろう。源田や中野はマルチポジションでないからです。

紅林も根強い人気がありますが、野村勇のショート守備が意外に上手かった。んで打撃も独特で意外性がある。誠也、吉田、近藤といった正攻法の打者の中に、野村みたいなヘンテコな打者がいれば効き目があるんですよ。データ野郎にはわからない話ですよ。

要するに野村は「アブノーマルな変態」なのだ。阪神の森下翔太に近い打者だと思ってくれていい。

野村はチームのみんなが打てない時に、一人だけヒットを打つひねくれ野郎なんだ。非常におもしろい存在。そして内野を全部守れる。

アテネ五輪のキムタクは守備力を買われて長嶋に呼ばれた。

令和の野村は意外性を買われて井端に呼ばれてもいい。外野守備力は知らんが、ショートとサードは高いレベルで守れている。たぶんセカンドとファーストもいけるだろ。

 

日本シリーズといえば山川も良かったし、周東も外せない。

ジャパンの野手は15名である。投手15人の場合。

大谷翔平を「投手」としてカウントできるかは今日は考慮しない。

ジャパンの野手はスタメン9人と控え野手6名とする。

その場合の控え野手6名は捕手2人、山川、野村、周東、プラスワンでいいんじゃないか。

 

ジャパンの捕手

ジャパンの捕手は決まらない。

今年の坂倉がスカタンだったからだ。

井端監督は就任以来、坂倉将吾を正捕手で毎年呼んでくれていた。

 

ところが坂倉が1年間カープの正捕手を任されたのに、送球難や打撃難で本番直前に代表落ち。

これはてめえの招いた結果なので、誰にも文句は言えない。私と新井がはよ帰って来いと5月1日にスタメン復帰させたが、坂倉の打率が2割に終わったのは俺たちのせいじゃない。

送球難のことも素人にあれこれ言われた。実際に盗塁もされた。しかし坂倉の盗塁阻止「率」は1割台だが、許盗塁「数」は実は他の捕手とそれほど変わらない。

 

私はWBC本番に坂倉が呼ばれる確率はゼロじゃないと思っている。数字を言うと 50% くらいあると思っている。

なんでかと言うと、坂倉も国際試合向きだから です。

坂倉は正捕手じゃなくていいんですよ。控え捕手でいい。

 

今年前半のカープもそうでしたが、カープは相手チームにリードされると守備型の矢野とアツを引っ込めて、ショート小園とキャッチャー坂倉で反撃を始めました。

なんでかと言うと、追いかける展開になれば打たないと負けるからです。

若月、坂本もいい捕手ですが、1点リードされてる6回に2打席目が回ってきます。そん時、代打坂倉が必要だからです。

 

坂倉が打つとは言ってませんよ。坂倉だって去年は甲斐より打ってませんから。

甲斐、岸田、山本祐大が坂倉より打てるなら、そいつらがジャパンに呼ばれるでしょう。

坂倉以外は似たようなキャッチャーばかりです。6回の2打席目ならまだいいが、8回あたりの3打席目に、1点負けてる2死満塁で回ってきたら、どうすんだ?

2死満塁なら代打山川を出せばいいんですが、2死無走者なら山川を出すのはもったいない。坂倉が最初からスタメンなら山川をもっといい場面で使えるのです。

 

まあ別に呼ばれなくても、私は怒らないしイラつかない。夏の時点で坂倉の落選は決まったも同然。てめえが悪いのだ。ケガなんかしてないし、骨もとっくに治っていたはずだ。

全日本に捕手は3人必要です。

里崎も赤星も「甲斐が必要」「経験者が必要」と言っている。それも確かに一理ある。

坂倉が正捕手なら私も甲斐拓也を呼ぶ。

しかし若月が正捕手なら、第3捕手に坂倉も面白いと思う。坂倉は他の捕手と毛色が異なるからだ。

同じようなマジメな捕手を3人揃えるのも日本的で悪くない。マジメ。

しかし全日本の捕手が若月、坂本、坂倉となれば、個性の集団で非常におもしろい。

 

若月、坂本が選ばれて、第3捕手に甲斐を入れると、「A型、B型、O型」みたいでバランスがいい。整っている。誰を出しても大崩れしない。

これが若月、坂本、坂倉ならば「グー、チョキ、パー」みたいなバランスで、誰を出すかで結果が変わる。不安定と言えば不安定だけど、オレが監督なら相手によって作戦を変えられるので腕が鳴る。

 

MLBの野球賭博

今日のジャパン戦に坂倉は出るのかな。普通は出ないけど、ジャパンに入りたいなら志願するかもね。そのために宮崎に来たのかもしれないし。

二俣マスクはないだろう。パスボールが多すぎる。石原は普通に出る。

 

ところで今朝ビックリなニュースを見た。

MLBで野球賭博発覚。セーブ王3回の投手らが起訴されたという。

野球賭博と言えば従来は「そのチームが勝つ勝たない」に大金を賭けていました。だから日本でもアメリカでも発覚するたび、大問題に発展した。

 

しかし今回の賭博は

「次のタマがストライクになるかボールになるか」

に小銭を賭けるらしい。うわあ絶妙なとこへコントロールしてくるなあ。

 

クローザーはワザとボールを投げて、1球ボールにすると75万円もらえるらしい。こちらも小銭。

胴元が稼いだ金額も6000~7000万円と微妙。

日本人の感覚では1球でも八百長したら犯罪ですが、実はアメリカ50州のうち、38州でスポーツ賭博が合法だという話もある。

 

シューレスジョーは試合の勝敗に絡んで永久追放。

今回の投手はワザとボール球を投げただけ。もちろん悪いことですが、なぜか相手打者までそのタマをワザと空振りしたという。 

何が起こってんのかね? 懲役刑で片付けられる問題なのかね? ピッチクロックの盗聴なんか、誰にでもすぐにできそうだけどね。