2021.5.29(土)
ロッテ 7-3 広島 マリン
7回表、1点リードのロッテ。投手コーチの吉井理人がマウンドに向かう。マウンドにいたのはハーマンでしたが吉井は一人颯爽とマウンドに向かい、通訳なしでハーマンを怒鳴りつけてました。カッコ良かったです。
千葉マリンのオーロラビジョンには各地の途中経過が表示されていましたが、その中に一つだけ「千葉 57-46 宇都宮 3Q」の表記がありました。コレは野球じゃなくてバスケットボールの途中経過でした。アナウンサーもちょいちょい「千葉が宇都宮をリードしています!」と実況。Bリーグの途中経過の上には「ソフトバンク 8-3 巨人 終了」の文字がありましたが、こちらは完全にスルーされてました。面白いぜ千葉マリン。
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田中広輔の走塁
昨日、私は「スタメン林なら美馬を打つ」と言いました。予想が的中した理由は美馬がハーフスピードのゴロ投手だから。林のスイングに合うだろうと思いました。ただし林はまだ「走者あり」の場面では打たせてもらえませんよ。それが美馬という投手です。林は走者なしで2安打しました。
今日のロッテは左腕の小島。私は林をスタメンから外します。サードメヒア、ファーストクロン。DHは中村奨成。本当は松山と西川も外野スタメンから外したいが代わりがいない。野間峻祥を使えばいいのに・・・
田中広輔は2安打1盗塁ですが体のキレが悪い。心配になるプレーが3つありました。
まず1つ目。1回表、1死13塁で西川一塁ゴロ。3塁走者の田中が三本間に挟まれアウト。2死13塁となりました。
1死13塁で内野ゴロの時、セオリーでは「3塁走者は全部GO」です。バックホームなら併殺がなくなるからです。
だから田中は突っ込んで挟まれました。ここは良い。しかも粘って1塁走者の松山をしっかり3塁まで進めました。広輔グッジョブ。
んで田中はロッテの3塁手に追われながらホームベース手前でタッチアウト。ここも良い。
悪いのはこの後。
田中広輔はホームベースを踏まないで、ホームベースを行き過ぎました。コレは絶対にやってはいけないプレーなのであります。
審判のアウトのコールを聞く前に、田中は「セルフジャッジ」をしました。
もしロッテの3塁手が田中にタッチした後、転んでボールを落としたらどうするの?
もし田中にタッチしたグラブにボールが入っていなかったら?
田中広輔は3塁手から全力疾走で逃げていたので、ホームベースと歩幅が合っていませんでした。またベースカバーのレアード(一塁手)と田中の走路が重なったので避けようとした雰囲気もありました。しかしベースを踏まずに行き過ぎるプレーは基本ダメ。プロ野球でも1年に1~2回「内野ゴロで1塁ベースを踏まずにアウトになるヤツ」を見ますが言語道断ですよ。
田中広輔のベースカバー
2つ目は田中広輔のベースカバー。
8回裏ロッテの攻撃。得点3対4。1死1塁。走者は俊足の和田。
千葉のアナウンサーまで「ここは走ってくるでしょう」と言ってる場面。
投手コルニエル。クイックモーションは速いですよ。その代わりボールが遅くなりますけど。
和田がスタートを切る。スタートは良くありません。コルニエルのクイックは良い。坂倉の送球も良い。田中のタッチも良い。しかしセーフ。
ここまでは全部良い。悪いのはこの後。
田中はタッチした後、プレーを止めて審判の顔を見ました。審判は「セーフ!」のジェスチャー。空タッチでした。
んで和田は勢い余って2塁ベースを行き過ぎました。0.1秒ほどベースから手が離れました。
田中広輔は全くコレを見ていない。審判の顔を見てました。
一昨日の試合の4回表。「打者田中、1塁走者中村奨成」の時、奨成が2盗に成功。捕手の送球がセンターに逸れて3塁走者メヒアがホームイン!というプレーがあったのですが、この時、中村奨成は2塁ベースを通り過ぎていました。もし捕手の送球をベースカバーがしっかり捕球できていれば奨成はオーバーランでたぶんアウトでした。昨日の和田は20cm、一昨日の奨成は50cmくらい行き過ぎてました。
数年前、「三好きんさいスタジアム」で野間がこれでアウトになったこともありました。投手は金子千尋でした。
人工芝にはコレがある。小園や羽月ならともかく、田中がコレを見落とすのは困ります。
2盗の時、田中はショートから2塁のベースカバーに入ります。坂倉の送球はノーバンで2塁ベースの1塁側。「理想的な場所」に届きました。
田中のベースカバーがちょっと遅いんですよね。
盗塁前の田中の守備位置は映りませんでしたが、1死1塁で走者和田。打者は岡大海。たぶん田中はゲッツーシフトで2塁の近くにいたと思います。レアードでもゲッツーシフトですよ。
それが2塁のベースカバーに間に合わず遅れています。遅れているから2塁ベースを行き過ぎた走者にタッチできないのです。田中の体が一塁方向に流れているからです。非常に気になるプレーでした。足が痛いんでしょう。
田中広輔の気になるところ、3つ目。コレも足が痛そうな話。
中田廉が3四球で満塁。球数30球
コルニエルも2四球で23塁。球数24球。
走者が3塁にいれば、ショートとセカンドは捕手が投手に返球する時、一球一球「投手のバックアップ」に行かないといけません。
これが地味にキツいんですよね。笑
私は滅多に内野を守りませんが、たまにやるだけでもしんどいです。
んで昨日試合では1回から8回までほぼ毎回満塁のピンチを背負ったカープ。苦笑
投手のカバーは1回から8回まで全部田中広輔でした。
ハッキリ言って7回裏の中田廉の時などは、もう田中は坂倉の返球に全然間に合っていませんでした。もし逸れたらセンターに抜けるとは言いませんが、3塁走者には楽勝でホームインされたでしょう。
プロはこういう時のベースカバーには90%以上ショートが入りますね。草では話し合って決めます。草野球の世界では右打者が多いので、セカンドが入ることも多いです。
コロナ組の復帰は案外早い?
コロナ陽性だった菊池涼介と小園海斗が個人練習を再開しました。
今日は5/30(日)。キク小園正随の3人にPCR陽性反応が出たのは5/17(月)。明日でちょうど2週間です。
明日からさっそく一軍合流とはならないでしょうが、早く戻ってきてもらいたいですね。
ヤサタク抹消も気になりました。
一昨日、粘りの投球を見せたのに昨日抹消されました。
ふーん。来週も6連戦ですけどね。玉村ネバラも未知数ですけどね。矢崎を落としたことに私は軽く驚きました。矢崎の投球内容が良かっただけにね。
森下と昂也の復帰も近いってことなのかね? ならわかるけど、矢崎を落として来週の先発6枚は揃うのかねえ・・・
玉村昇悟はいいピッチャーですが、中6日でじゃんじゃん先発させていい投手ではありませんよ。昨日、4回でへばっていた玉村を5回裏まで引っ張ったことはちょっと危険ですよ。故障に繋がるという意味です。同級生の佐々木朗希や奥川恭伸は中10日で投げていますよ。