2019年のMVP・森友哉の2020年は一転して大スランプに落ち込みました。
ご本人はこちらの記事でいくつか反省点を挙げておられましたが、その一つに
「遠征先で外出できず、気持ちの切り替えが難しかった」
とありました。めっちゃわかるわあ。
英雄、色を好む
巨人の選手とコーチは昨年からずっとマスクを着用せず、いつもホテルでのびのびホームパーティーを開催しています。
でも良識ある他の11球団はそうではありません。
この人ら、なんでいつもマスクしないの??? https://t.co/XTVMOr3fH4
— ひが (@higashidesedai) February 26, 2021
森友哉が言いたかったことを意訳すると
「夜遊び禁止じゃ打てるもんも打たれへんわ!」
ということではないでしょうか。
この考え方に賛否両論あるとは思いますが、私は森友哉を支持します。賛成。選手の気持ちが理解できます。
「プロなんだから外出くらい我慢しろ!」
もわかります。それができる選手は立派だと思います。
ですが、鈴木誠也とか森友哉のように「ちょっぴりやんちゃ」なイメージの選手ほど、息抜きは必要だと思うんですよね。
ホテルに閉じこもったまま集中力を高められる選手もいると思います。なんとなく大瀬良とか堂林とか。
んで外へ遊びに行けないとイライラドッカーンしそうな選手が誠也、キク、フランスア。←イメージです
パリーグなら中田翔とか森友哉とか。中田は打点王を獲りましたけどね。
とにかく昨年はストレスフルな一年で、観客も無観客。
ファンの声援を力に変えるタイプの選手も力を100%発揮できなかったでしょうね。
「英雄色を好む」じゃないですけど「豪傑」はやっぱり豪快に遊んでほしいと思います。カープの長野久義も昨年は随分さみしがっていましたよ。
国内のスポーツ事情
今年7月の東京五輪まであと5ヶ月。
新しい委員長は
「ギリギリまで判断を遅らせる」
と発言。
バッハさんも「4月末まで待つ」と言いました。
島根県が聖火リレーに反対していますが、内部には反対者も大勢いて決して一枚岩ではないようです。
サッカーのJリーグは上限5000人で開幕しました。
プロ野球も3月のオープン戦は「観客上限5000人」で開催されます。
開幕戦は3月26日なのでおそらく全国的にも緊急事態宣言は解除され「球場キャパの50%」で開幕できる見込み。カープ球団も3月9日から公式戦のチケットを販売しますが、枚数は16,500人×72試合分です。
観客は昨年同様「声援禁止で拍手応援」になると思われます。
ま、それでも3月に開幕できて、お客さんが球場に来てくれるとなると、昨年の今頃と比較して「大躍進」と言えますね。ありがたい、ありがたい。
ついでに言うと日本のセンバツ高校野球も無観客か有観客かで揺れていましたが、昨日「有観客」での開催へ向け大きく前進。良かったねえ。
海外事情
欧州サッカーは昨年からずっと無観客でやってます。選手年俸のカット率は各クラブ毎にまちまち。←未確認
ユベントスのクリスティアーノ=ロナウドは爽やかに年俸カットを受け入れたが、バルセロナのメッシはちょっとゴタゴタしました。
どうでもいい話ですが、インスタグラムのフォロワー数ランキングの世界第1位がクリスティアーノ=ロナウド(2.2億人)で、7位がメッシ(1.6億人)です。8位がビヨンセ。1.4億人。
2021年のMLBはいちおう4月に開幕して「162試合やる」という方向。当面は無観客。ダブルヘッダーの試合は今年も7イニング制。MLBとオーナー側は「今年の年俸は満額払う」と言ってますが、コレはちと怪しい・・・。だったらマー君は帰ってこないっての。
韓国プロ野球(KBO) の事情は調べたけどよくわかりませんでした。たぶん日本と同じ「球場キャパの○○%」でしょう。100%ってことはないと思います。
台湾は「コロナ優等生」で、昨年のプロ野球は夏頃に「キャパ100%の通常運行」に戻しましたが、年末からまたコロナ感染者が増え始め今シーズンはどうなるか不透明です。
今年のカープ
西川龍馬が状態90%。テレビ新広島より
広島ホームテレビによると高橋昂也君も「まだ開幕一軍を諦めていない」と力強く宣言。
坂倉将吾のニュースはないが、アイツは開幕一軍を諦めるような男じゃない。
この3人はチームの主力ですからね。焦らず急いで一軍復帰してほしいです。笑
ちょっと心配なのが鈴木誠也です。
新打法は別にどうでもいいし、気にならないんですが、どうも2年前からインコースが打てなくなってきているんですよね。
特にインコースの「見逃し」が多い。王ボールならぬ「誠也ボール」で球審にけっこう助けてもらってきたけど、シート打撃や紅白戦で「インコースに腰を引く見逃し」が非常に多い。私、気になります。んでそれが愛弟子・クロンにも伝染しています。笑
クロンも誠也もインコースに腰が引けてます。真っ直ぐでも変化球でも。
カープのキャンプと練習試合は他球団のスコアラーも見ています。
今日は巨人戦、明日はハム戦。
同一リーグの巨人などは誠也とクロンの内角をチェックしに来るんじゃないでしょうか。誠也が今日出るのかどうかは知らんけど。
あと私の大嫌いなフレーズが
鈴木誠也が「5年連続、3割25本」というやつ。
大っキライなんですよ。もう二度と言わないでもらいたい。
「3割30本」でも恥ずかしいのが鈴木誠也です。それを「3割25本」とか中途半端な表現は直ちに止めてもらいたい。恥ずかしいっての。
■鈴木誠也 過去5年の打撃成績
2016年 .335 29本 95点 1.015
2017年 .300 26本 90点 .936
2018年 .320 30本 94点 1.057
2019年 .335 28本 87点 1.018
2020年 .300 25本 75点 .953
去年の成績は許してやるぜ、誠也。コロナでたいへんだったし、遠征先でハメを外すこともできなかったし。
しかし今年はそうはいかん。もうコロナにも馴れただろ。
だいたい4年目の2016年までの成長曲線に比べ、最近5年の成長曲線は明らかに鈍化しとる。
2017年の骨折が尾を引いたのは2018年まで。ボルト抜いたの2018年の11月。
2019年からまたぐいーーーんと伸びてくれると思ってましたが、そうでもなかった。首位打者なんか眼中にねえ。
内容が悪い。成長していない。
今年の一本足打法はホームランを打つためだと私は思っています。
右にホームランを打つため。
しかしそれでインコースが打てないんじゃ相手にナメられるぞ。
まあナメられるのが大嫌いな誠也だからわかってんだろうけど。
NPBで「4割80本」くらいやってくんないと。向こうで大谷翔平やダルビッシュに笑われるぞ。