キャンプ開幕。全体的に「張り切り過ぎ」

2月1日キャンプイン。雨で一日中室内練習場。

JSPORTSのアナも解説の中田廉も「あいにくのお天気です」と2~3回言いました。やっぱり言うよね、現代人は。私は雨に感謝して、雨を楽しめる人間になりたいです。

さあ解説します。

 

激しすぎたブルペン

キャンプ中継は午前10:30から始まりました。

最初の30分間がウォーミングアップの録画映像。んで11:00になるとブルペンのライブ中継に切り替わりました。

最初に映った投手が 森下暢仁 でした。ものスゴい球を投げてました。

「おいおい、試合かよ」

中田廉も驚いてました。「エグいですね」

キャンプ初日の球じゃありませんでした。

 

ハイペースなのは森下だけかと思いきや、全体的にブルペンの仕上がりが早い感じでした。

1番激しかったのが森下、2位が高橋昂也、3位が塹江敦哉。3人とも「8~9割仕上がってるんじゃないか」という感じでした。

島内颯太郎と玉村昇悟もけっこう鬼気迫ってました。

この他に投げたのはアドゥワ、森、黒原、常廣、益田。この人たちは普通の感じでした。普通の初日。

ルーキー2人と鈴木健矢はのんびりペースでした。別にいいんじゃないでしょうか。永川から「飛ばし過ぎるな」とか言われてんだろう。

 

森下以上に激しかったのが解説の中田廉と特別アドバイザー黒田博樹の2人。

20歳の斉藤優汰にあれこれ、あれこれうるさすぎ。二軍のコーチに任せておけばよい。

上半身と下半身がバラバラだとか、腕の振りがこうだとか今は関係ない。斉藤は今のままでよい。まだ放牧でよい。

今年も二軍で球数投げて、もがき苦しめばよい。まだフォームを固める時期じゃない。

 

中田廉と黒田博樹は斉藤優汰を前田健太に育てようとしているけど、それは間違い。

斉藤優汰は黒田博樹になればいいと思います。黒田も一軍で155km出せるくせにコントロールが悪くて時間がかかりました。

斉藤も黒田のように27歳くらいでエースになればよい。

 

キャッチャー渡邉悠斗

あと衝撃的だったのが、ルーキー渡邉悠斗がブルペンキャッチャーを務めていたこと。

プロ初日の最初に向かった場所がブルペンです。渡邉の胸中はいかばかりか。

キャッチングのシーンはチラッとしか映りませんでしたが、プロの捕手としては厳しそうな印象でした。

映像では松本竜也のタマを受けていて、投げ終わった後に2人が話し合うシーンがありました。先輩から茶化されるだろうなと思ったら、松本は結構マジメ顔で渡邉の話にうなずいていました。何の話かなー。渡邉が話せることなどないと思うけど。

 

一軍のキャッチャーが1人足りないと思っていたら、まさかこういう事情だったとは。

「緊急捕手としての渡邉悠斗」の可能性も感じましたが、渡邉は「もっと上」を目指しているかもしれない。

ズバリそれが「内野手兼捕手の渡邉悠斗」です。

彼、富士大学ではゴールデングラブ級の捕手がいたため4番ファーストでした。神宮大会では4番レフト。

キャッチャーも練習しておけば潰しが効いて、使い勝手がよくなります。

いくら強打者でもファーストだけで一軍定着は厳しい。キャッチャーもできると居場所を作れます。

 

解説の中田廉

中田廉も激しすぎました。

いつもアツい人ですが、昨日は特にアツかった。キャンプ初日に激しすぎ。

中田廉は5日間連続でキャンプ解説するらしい。そもそもキャンプ連続5日間もかなり激しい。

 

私は中田廉の解説が大好きです。安部友裕も木村昇吾も好きですが中田廉が一番好き。

中田廉には ポスト達川 として大きく期待しております。※参考記事

中田廉は現在34歳。野村祐輔の1個下。なんたって若い。

中田の解説は「選手の素顔」をさらしてくれるから面白い。

「床田投手はスマブラがめっちゃ強いんですよ。マリオ使わせたらもう止まりませんよ」

何の話だ。笑

スマブラとはテレビゲームのこと。大乱闘スマッシュブラザーズ。結構古い。

あともう1個、何かありました。島内か黒原が甘いもの好きとかなんとか。

 

私はこういうネタを常に欲しています

こういうネタをぶっこんで来るから、達川と中田が好きなのです。

大阪人は広島のローカル番組を見られませんから「選手の素顔」みたいなものは妄想して楽しむしかないんですよ。

「今はネットでいくらでも見られるじゃん」

ハイ出ましたー。お前はスマホ野郎か。

雨の日には雨の中を。妄想するときゃ妄想を。

いくら変態の私でも一日中ネットでカープ漁りはしません。1日3時間の試合を見るのも、けっこう家族を犠牲にしている。

 

与えられた情報の中で妄想して、あれこれ楽しむのが真のカープファン。

何でもググってチャットGPTばかりやってたら、私の脳みそが腐っちゃいます。

私と坂倉はデータだけでなく打者の反応もしっかり見ています。いつも言ってるだろ。

 

本日の内田湘大

本日の内田湘大。

中田廉は「大きくなった」と言ってますが、内田ウォッチャーの私に言わせれば「そんなでもない」

促成栽培すりゃいいってもんじゃなくて、骨ができてない若者に筋肉をつけることはまだできない。内田と斉藤は先週成人式をしたばかりです。

「ぷぷっ、今は18歳が成人式だよw」

論点はそこじゃない。

 

内田湘大は小園と一緒にサードでノックを受けてました。

と思いきや末包と秋山もサードにいました。なんだ、ウォーミングアップかよ。

中田廉は内田と仲田のことを「わんぱくコンビ」と名付けていました。

廉よ、勝手におかしな名前を付けるんじゃない。まるで アホ みたいじゃないか。

 

私はキャンプ初日の内田にとても 落ち着き を感じました。

ブルペンの激しさと中田廉のアツさに反比例して、20歳の内田は丁寧にメニューをこなしている印象でした。

3年目の鈴木誠也もこんなだったかなあ。絶対違ったよなあ。誠也ならもっとがっついていたはずです。今でもちょっとがっついてる。

 

去年の田村俊介はがっついてました。それが普通の20歳です。

内田はぼんやりしてるのか落ち着いているのか、今風の20歳です。

プロ初ヒットもそうですが、やっぱり去年二軍で掴んだものが相当自信になっていると思います。

掴んだものとは「タイミングの取り方」です。私はバッティングの9割はタイミングで決まると思っています。アッパーでもダウンでもタイミングが合えばいい打球は飛ぶ。

 

内田が最近よく口にする、

「去年後半から状態の悪い打席でも勝負できるようになった」

というセリフは「タイミングを崩された球でも前に飛ばせるようになった」という意味です。

ツーストライク後のノーステップ打法もその手段の一つであって、ノーステップだけが内田の進化ではありません。

去年の記事に書きましたが、夏頃から内田のグリップと左足を上げるタイミングが合って来たんですよ。

1年目は変化球にバットが止まりませんでしたが、2年目の夏には少し止まるようになりました。

3年目の今年はもっと進化するでしょう。んでその進化のスピードは一軍にいた方が速いと思うんですよね。二軍のタマなんか打たせる必要ないんじゃないの。

内田も斉藤と同じで焦る必要ないんですが、事実として鈴木誠也は3年目に一軍で 58安打 しました。あれ?それだけだっけ?

 

最後に本日のゲームプラン。

キャンプ2日目は雨も上がって屋外で練習できそうです。

今日は節分なのでファビアンが豆を投げたり、モンテロがお寿司を食べたりするでしょう。

あとは解説の中田廉が何やら 中村奨成 について語るらしい。昨日予告してました。

「中村奨成が秋山翔吾を超える」とかなんとか、私みたいなことを言うみたいですよ。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感