カープファンが好きな「おでんの具」ランキング

2021.10.25(月)

楽天 0-4 オリックス 宮城

セパともに140試合を消化して1位と2位のゲーム差はゼロ。

昨日は山本由伸vs田中将大の息詰まる投手戦にシビれました。

オリックスバファローズには半分「近鉄バファローズ」の血が混ざっている。

昭和63年10月、近鉄はロッテ有藤監督の猛抗議で優勝を逃した経験があります。同じ日に阪急ブレーブスがオリックスに身売りされました。

令和3年10月、オリックスとロッテのゲーム差がゼロ。私にはバファローズとオリオンズの死闘「10.19」が見えるのです。


 

おでん屋のマナー

2年目の佐々岡カープは今年も4位が確定しました。シーズン序盤からずっとペナントレースの蚊帳の外でした。

カープの今シーズンはもう終わったので、昨日私はおでんを食べながら、

「山本由伸より田中将大のほうが正しいピッチングをしているけどなぁ」

などと思いつつ、暖かい部屋で寒そうな仙台のナイターを見ていました。

 

唐突ですが今日のお題はおでんです。

「野球とおでん」はあまりフィットしません。笑

おでんは冬で野球は夏だからです。

おでんを食べながらプロ野球を見る機会は多くありません。

どちらかと言えば野球は「ビールと枝豆」の世界です。

 

とは言え、近年はおでんが手軽になりました。

コンビニでおでんが買える時代ですし、おでん専門店は年中営業しています。

大阪には有名な「行列のできるおでん屋さん」がありますが、私の中でおでん屋の楽しみ方は一種の「ファーストフード」であり、腰を落ち着けてじっくり味わうものではありません。スナックへ行く前に腹に何か入れとくとか、その日の締めでチラッと寄るとか、そういう感じでした。

マクドナルドや吉野家で2時間じっくり食事する人はいないでしょ。そういう感じでした。

 

好きなおでんの具ランキング

好きなおでんの具ランキング。

ハッキリ言って人それぞれ。笑

私もだいたい一周して、全部の具が過去に一度は首位に立ったことがあります。

大根、じゃがいも、牛すじ、たまごは常に上位で、一時期はこんにゃくや昆布が首位に立ったこともあります。厚揚げは私をおでんの世界に導いてくれたレジェンドです。

 

そんな私がお届けする2021、冬コレクション。

おでんの具、ベスト3を発表します。

 

第3位。

それは「からし」です。あの黄色い練りからしです。

これがないと始まらないでしょ。「からしはおでんじゃない!」と言われそうですが、そんなことはありません。球団職員もブルペン捕手もチームの柱です。

最近、おでんに「けずりぶし」をかけるのもマイブームです。静岡の真っ黒いおでんには削り節をかけるんだと聞いてハマってます。やってみると美味しい。大盛と二俣に聞いてみて下さい。

削り節は安いし、お好み焼き以外にもいろいろ使える。ラーメンや味噌汁に入れても美味しい。

 

第2位。

「鶏の手羽元」です。これは我が家のオリジナル。

ご家庭で「手羽元おでん」を作る方も多いでしょう。タコや牛すじは値段が高いですから。

手羽元は安くて美味しいです。鶏ガラスープのようなダシがしっかり出ます。煮込むとホロホロでお箸でも食べられます。軟骨もたまりません。

 

ちなみに私はホルモン系も大好きなのですが、こちらも最近値段が高い。

シマチョウとかミノとか今、100g500円ぐらいしますからね。中田翔か井納翔一くらい高コストです。

私は最近自宅で「もつ鍋」をする時に「鶏の砂肝」を使います。関西では砂ずりと呼ぶ。100g100円。もつ鍋に突っ込む前にスライスして下茹でしとけば、なお美味しいです。

 

いよいよ「おでんの具」第1位。

私が今好きなのは「つみれ」です。魚介のすり身。

「ちくわ」「はんぺん」も魚のすり身ですが、「つみれ」はもっと魚臭いです。私は「イワシのつみれ」がトップオブつみれですが、家族が嫌がるので白身魚やエビカニ系のつみれになることが多いです。

つみれは煮込みすぎず、食べる直前に入れる感じです。お鍋と一緒ですね。

 

カープという名のおでん

おでんで人気のある具材は通常、

「ダシを吸った具材」

だと思います。大根、ちくわ、豆腐系。こちらはスープ少なめの「単体」で美味しい。

 

「ダシを出す具材」も美味しいです。「牛すじ」「たこ」「昆布」等。

こちらはスープと一緒に食感を楽しむ感じ。

 

冬のお鍋の王者が「おでん」

おでんを野球に例えるなら、

お鍋の中を「チーム全体」と俯瞰して、

「誰がこのチームに良い味をもたらしているか?」

という視点を欠いてはいけません。

 

緒方監督時代のダシは新井貴浩や石井琢朗でした。

今は長野久義や河田雄祐がやってるんじゃないかなーと思います。

ダシを吸ったスター選手たちがチームの主力。

ダシを出すベテランたちは若手のライバルであり、乗り越える壁。

坂倉が大根でアツは牛すじなのですよ。小園と田中も同じ関係。

 

昨夜おでんを食べながら、そんなことを考えました。

我が家ではおでんとカレーは作った日に食べません。一晩寝かせます。セオリー通り。

チームの選手が即戦力ばかりじゃ味気ない。深みが足りない。買ったばかりの具材をすぐ一軍で出場させるようなチームは味わいが薄い。まだ味が染み込んでないからです。

4~5年煮込んだ高橋昂也と中村奨成は来年あたり、きっと深い味わいを醸し出すと思います。


おしまい
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ありがとうございました。

-雑感