2022.5.28(土)
ソフトバンク 11-1 広島 福岡D
なぜ森下が打たれたか? 私は理由を知っていますが、今日はもう書きません。
森下が打たれる理由は既に昨日の記事に書きました。
素人の皆さんは打たれた後で「昨日の森下は悪かった」とおっしゃいます。
私のブログは「こうすると打たれますよ」「こうすると負けますよ」という書き方で書かれています。
素人の皆さんは事故が起きてから
「やっぱり保険に入っておけば良かった・・・」
とか言い出すタイプ。いわゆるアホの人です。
私と坂倉は常日頃から事故が起きないように備えているし、事故っても被害が最小限で済むように仕事しています。
ところがアホの人は
「1点もやりたくない、1試合も負けたくない」
と考えて傷口を広げるのです。
ギャンブルの負けをギャンブルで取り返そうとするタイプ。失恋もせずに幸せな結婚生活を夢見るタイプ。失敗せずに成功しようと考えるタイプです。絵に描いたようなアホ。
失敗のない人生なんて人生ごっこです。
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攻撃を考える
アホの人は森下が打たれた理由を試合後にせっせと考えなさい。
私は1点しか取れなかった打線について考えます。
交流戦5試合でカープは1勝4敗。5試合の得点は0点、5点、3点、0点、1点。投手陣も打たれてますが打線も打てていないのです。
パリーグのエースが強烈?
んなことありません。カープはまだパリーグのエース級と当たっていません。
相手に先制された?
ハイ、確かにこれは理由の一つ。レイも大関も序盤の援護で気楽にストライク先行できました。
私が見つけたもう一つの答えは
指名打者制度
です。
ええ、DH制度というやつです。
DHに弱い
例年カープは交流戦が苦手なのですが、特にパリーグ本拠地でのビジターゲームに弱い印象です。数字は調べてません。私の印象。
カープはDHの使い方がどんくさいイメージです。
6年前、2016年の日本シリーズ。
カープはマツダで2連勝した後、札幌で3連敗。シーズン22本塁打を打っていた大谷翔平をDHで使えたことが何より大きいのですが、カープはこの3連戦でDHにエルドレッドと新井貴浩を起用しました。レフトに松山竜平。
22歳の鈴木誠也はまだ5番打者でした。新井、エルドレッド、松山の3人が4番と6番を交互に打っていました。7番安部、8番石原。
ご存じの通り、2016年のカープ打線は「繋がり」が自慢のレッドマシンガンでした。
マツダでの第1戦と第2戦では大谷翔平と増井浩俊を攻略して5得点、5得点。2連勝。
DHの使える札幌ドームに行くとなぜか得点が減り、3得点、1得点、1得点で3連敗。
もちろん大昔の話で完全に偶然のたまたまですよ。
だがカープは2018年の日本シリーズでも福岡ドームで3連敗。
2022年の交流戦でも福岡ドームで2連敗。レイと大関を相手に0得点と1得点です。
敗因の8割はパリーグ球団が普段通りの野球をできるからです。
残りの2割はカープが「よそ行きの野球をしてるから」じゃないかなと思うのです。
具体的に言いますとDH松山なんですよね。一番やっちゃいけないよそ行きの野球がDH松山。
打率3割を期待できる松山をDHに入れて何が悪いのか?
足が遅いからと言うのもあるんですが、私はここぞで松山を代打に使えないことが最大のマイナスだと思うんです。
時と場合によってはマクブルームに代打松山を送っていいケースもあるでしょう。もちろん滅多なことではありませんが、昨日の先発大関に対して西川龍馬が絶望的にタイミングが合ってなかったように、マクブルームのタイミングが合わない投手も必ずいます。
カッコつけて勝てない時は、ALL-INで泥臭く勝ちたいものです。
本日のゲームプラン
7番DH松山をやめましょう。7番はキャッチャー。
8番ライト堂林、9番DHケンティー。
DHケンティーがもったいないならDH堂林。
DH堂林はもっともったいないとか考え始めたら、それが既によそ行きの始まりです。セコいこと考えちゃダメ。
7番DH松山は送りバントもできないし、相手クローザーに対して代打松山も使えません。この野球は普段のカープ野球じゃないのですよ。リズムが乱れます。
カープの投手陣が打たれる理由は昨日書きました。
カープの攻撃陣が打てない理由は送りバントをしないからだと思います。
そりゃ理想を言えば機動力野球をやりたいところですが、ヘタなヤツが急にハイレベルな野球はできないです。
古くさい送りバントが今の若いカープに一番合ってると思います。
DH松山を直ちにやめて、龍馬も坂倉も送りバントしなさい。
カープは広島商業のマネをしなさい。