2024.4.25(金)
DeNA 2-1 広島 横浜
なんで12勝8敗で2位なんだ?勝率6割なのに。
それは阪神が13勝8敗だから。ちっ…
まあ巨人が勝つより阪神が勝つ方がまだマシか。
森下暢仁は最高のピッチングをしました。アツのリードも最高でした。ただ「坂倉だったら勝ててたかもな」とは思いました。
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寸評
森下暢仁。7回2失点。自責点1。
私の中では自責点ゼロなくらい完璧なピッチングでした。山本のライン上ポテンヒットとか東のスリーバントとか、あれ以上どうしろと言うのか。
森下は最高のピッチングをしました。決勝点はまさかのファースト堂林のタイムリーエラー。
セリーグ・ナンバーワンの一塁手が堂林です。堂林が捕れない打球は人類には捕れないです。
中村奨成。3タコ。
5回表の2死2塁のチャンスで遊ゴロ。
ここで打ってりゃヒーローでしたが、東克樹は甘くない。この打席でヒットできる甘いタマは1球もありませんでした。鈴木誠也でもこの打席では打てなかったと思います。奨成はよく5球粘ったと思います。
だから打撃では仕方がない。その代わり奨成は守備で頑張れ。
全体的にはセンターで美しい守備を見せていた奨成ですが、同点に追いつかれた3回裏1死満塁での蛯名の中犠飛を語りたい。
定位置から下がって捕ったセンターフライなので、普通のセンターならバックホームで得点を防ぐのは不可能です。しかし私は
「奨成なら、せめてクロスプレーに持ってってくれないかなあ…」
と思って見てました。通常ならホームを諦めて3塁に投げるのがセオリーですが、私は奨成の鬼肩を見たかった。2塁走者も東克樹だし。
奨成は素晴らしい打球への入り方をしました。理想的な入り方。お前、いつの間にこんなにセンターっぽくなったんだよ。おっちゃんは嬉しいぜ。
やや右中間寄りの打球に後方からチャージをかける中村奨成。チャージのタイミングもスピードも最高でした。そしてチャージの角度は「バックホーム」でした。
捕球位置もベストでした。おでこの前10センチ。タッチアップでバックホームの時、昭和のセンターはみんな「おでこの前10センチ」で捕ってました。緒方も前田も山本浩二も山崎隆造も10センチ。長嶋清幸は「耳の横」でした。新庄剛志も耳の横。
とにかく奨成のチャージは最高でした。
ただ握り損ねたのか、カットマンへの強い送球は叩きつけたワンバンになりました。
私は一人でバックホームしてもいいと思いましたが、奨成はセカンドのキクに強いタマを投げようと力んでワンバンになりました。
奨成がカットに投げず、ホームにダイレクト送球をしても結果はセーフだったと思いますが、もしアウトにしていれば奨成は一夜で 万波中正 になれるところでした。奨成はチャレンジせず、謙虚にカットマンに返球しました。「野球と真摯に向き合ってるな」と思いました。
奨成が守備とバットで「オレ様のプレーを見ろ!」的なプレーをするのは、もうちょっと先の話になりそうです。
矢野雅哉。4タコ。
東とウィックに手も足も出ず。
小園でも4タコなので矢野の4タコも全く仕方ないんですが、矢野の4タコは2球、3球、5球、5球の4タコなんですよね。淡白は困るぞ、矢野雅哉。
2ストライク後の粘りのファールは1球もありませんでした。1打席目は2球目をひっかけて一ゴロ。後はあっさり追い込まれてあっさり三振とフライアウト。コレは困る。
「昨日のピッチャーにそんなことできるか!」
と言うのなら矢野は上位を打てない。守備があると言っても7回裏の山本祐大のポテンヒットも捕れなかった。
「あんなの、捕れるか!」
捕れるだろ、お前なら。
菊池涼介。4打数2安打。
キクもベストを尽くしました。打撃もノーミスで守備もノーミス。
チーム4安打のうちの2安打がキクです。残り2本は末包とファビアン。
東に対して6番堂林、7番キク、8番アツというオーダーを組めば、9月になってもまた東に完封されますよ。この3人はもう伸びしろがないからです。
私は昨日、堂林とキクをベンチに残しておして、二俣と田村をスタメンさせろと言いました。するとチームで2安打しか打てない計算になりますが、9月になった時、二俣と田村が東を打てるようになってるんですよ。
キクの打撃はもう成長しません。たぶん堂林もしないだろ。
堂林翔太。4タコ2三振1失策。
エラーは仕方ありません。切り替えていけ。
この日の解説、阿波野秀幸に
「堂林選手はストレートにめっぽう強いが、変化球の方はちょっと…」
と言葉を濁されてしまいました。
え、そうかな? 私にはそんなイメージあんまりないし、こないだ阪神のゲラをシバいたタマもスライダーでした。
しかし言われてみれば、緩いタマをあっさり空振りするイメージも確かにある。
中日・巨人で投手コーチを務めた阿波野に堂林はこんなふうに見られていたのか。メモっとこう。メモメモ。
入江大生。1回0安打0失点。
9回表をピシャリ。連続セーブ。
もの凄いタマでした。154km連発。
肩の手術から1年ぶりに一軍復帰。
入江大生は栃木出身でU字工事のファンらしい。好感が持てる。
高校時代は作新学院で今井達也の控え投手でした。ってことは昂也や坂倉とタメ。明治大学に進学すると、1個上に森下暢仁先輩がいました。
入江は現在26歳。苦労人だけどムードメーカーな選手らしい。カープで言えば野間峻祥的存在。
応援したい選手です。私は2023年ブレイク候補に「入江大生」を1番に挙げていました。※参考記事
ようやく出てきたか、応援してるぜ。ただし「ハマの大勢」と呼ばれないよう気を付けろ。アホっぽいぜ。
本日のゲームプラン
昨日のお昼の二軍戦に坂倉が出てなかったので、「もしかして…」と思いましたが公示はナシ。ふう…これでDeNA戦に坂倉が来ることはなくなったでしょう。それでいいと思います。
本日はケイvs床田。ちなみに明日はバウアーvs玉村。
ハッキリ言って…
二つとも勝ちたい ですね。
昨日、森下で落としましたからね。
ケイ・バウアー組 vs 床田・玉村組をプロレスに例えるなら「ハンセン・ゴディ組 vs 天竜・川田組」って感じか。勝ちたいですね。
ハマスタなんでDeNAがいつもより元気ですが、なんとなくDeNAは デーゲームでミスしてくれるイメージ があります。
気のせいかな。ハマスタのデーゲームでたくさん珍プレーを見た気がする。
んでケイとバウアーがマウンドでキレてる。そんなイメージ。
カープのスタメンは捕手以外昨日と同じでしょう。ケイも左だから。1番奨成、6番堂林、7番キク、8番石原。
阿部と藤川はエラーしたヤツを二軍に落とすけど、新井はエラーした堂林に挽回のチャンスを与えると思います。私なら二俣と田村ですがね。
今日もゲームプランは5対3。
先発投手から先に1~2点取ってマウンドから引きずり下ろす。6回終わって1対0とか2対1とか。
7回表、相手は勝ちパの投手を出せないため、敗戦処理の投手が出る。
そこを若いヤツが打って5対1。8~9回に1~2点やっても5対3で逃げ切れる…みたいな勝ち方が好投手に対するゲームプランです。当然、足もバントも使いますよ。