私は去年の今頃、佐々岡と朝山のアホ野球を見て「こりゃダメだ。さっそく何かを変えないと」と強く感じました。そこで、
カープの新ヘッドコーチに高橋慶彦を!
と騒ぎました。
結果、入団したのは河田雄祐でした。慶彦は当時62歳。河田は53歳でした。
年齢から言っても妥当ですし、松田オーナーの執念も根深いものでした。苦笑 新井貴浩は許したのになんで慶彦はダメなんだよ・・・たく。
今年も延々と佐々岡と朝山のアホ野球を見るにつけ、
「新監督候補は誰か?」に一年中頭を悩ませていました。
そしてついに私は一つのウルトラCプランを思いつきました。
それが表題の長野久義・新監督構想です。
現役引退はしません。選手兼任監督「代打オレ」です。
では始めます。この構想に私はかなり酔っています。笑
過去の選手兼任監督
南海の野村克也氏以来、長らく実現しなかった選手兼任監督。
2006年に当時40歳だったヤクルトの古田敦也が兼任監督に就任しました。1年目は3位。2年目は6位でした。
2014年からは中日の谷繁元信が43歳で兼任監督に就任。こちらは3年間で4位、5位、6位でした。
名捕手としてチームを長らく牽引してきた二人。40代という若さ。
そんな頭脳と体力を兼ね備えた二人の偉大なキャッチャーでも、理想の野球を実現させることは困難でした。
長野久義は現在36歳。外野手。
カープ生え抜きで長くチームを支えているチョーさんですが、年齢は相当若い。
そしておそらく現役への執着心も相当なものがあると思います。チョーさんはまだまだ若い選手に負けてませんし、選手としてカープをリーグ優勝に導きたいでしょう。
しかし「長野久義・新監督構想」は魅力タップリです。
もしチョーさんがカープの監督に就任したら、どんな素敵な未来が待ってるか。ひとつ妄想してみましょう。
選手が一体になる
長野はカープ入団会見でいきなり野間峻祥にハッパを送りました。
「背番号9番は野間君につけてもらいたい」サンスポ
いの一番で自分のライバルである野間峻祥にエールを贈った長野久義。その野間は3年後、背番号9番に向かって邁進しています。
1年目の春キャンプでは粋なディナーを主催したり、開幕戦にロールスロイスで現れたり、六本木の安い居酒屋でビールをラッパ飲みしたり。チョーさんの面白エピソードは枚挙に暇がありません。
佐々岡よ・・・
これが一体感ではないのか?
こういう雰囲気作りがアニキや指導者の仕事ではないのか?
チョーさんなら試合後に打たれた投手をディスったりしません。必ず仲間たちへ明日に繋がる言葉をかけてくれるはずです。
新井貴浩と黒田博樹が選手兼任コーチみたいなことをやっていました。
それを来シーズンはチョーさんがやればいいのです。
代打オレ
興業面でもメリットが大きい。
コロナ禍で入場制限がある今こそ、逆に興業に力を入れないといけない。
長野監督ならばきっと毎試合、名言を残してくれると思います。そうするとTシャツ大量生産。
長野本人のグッズも飛ぶように売れるでしょう。ブロマイドや写真集も売れるんじゃないか。
まだある。
アイディアマンの長野監督ですから、個性的なカープグッズのアイディアも溢れ出るに違いない。間違っても「ワッショイベースボール」みたいなアホなコピーは使わない。
そして決め手はコレ。
代打オレであります。
古田の時は流行語にもなりました。代打オレ。
37歳のチョーさんは文字通り「代打オレ」が似合います。代打適性は古田よりも断然チョーさんが上でしょう。人気出ると思います。
チョーさんが出塁すれば、采配はヘッドコーチが振るえば良い。現在は河田雄祐ですが、私には會澤翼選手兼任ヘッドコーチも構想の中にある。
長野監督、會澤ヘッド。
できない理由
そうは言っても現役選手の兼任監督は非常に難しい。わかってますよ、それくらい。
「できない理由」なんかいくらでもあります。諦めるのも簡単です。
来年いきなり兼任監督は99.9%ないでしょう。
しかし一軍バッテリーコーチを石原慶幸に、ヘッドコーチを會澤翼に、打撃コーチを東出輝裕にして首脳陣を若返らせれば「長野新監督」もワンチャンスあるんじゃないか? 投手コーチは横山と永川のままでOK。
現実的には野村謙二郎や東出輝裕が2~3年「ワンポイントリリーフ」して、チョーさんとアツが40歳で入閣するのも悪くありません。
しかし「代打オレ」が一番輝くのは2022年ではないでしょうか。
伝説になりますよ、長野久義新監督は・・・