カープの捕手は「15年困らない」はずでした

2021.6.24(木)

広島 1-4 ヤクルト マツダ

田中、長野、松山には何の罪もありませんが、もはやスタメン出場すると球場のファンの落胆する声が聞こえてきます。

4番林、4番村上は鈍足を飛ばして1塁へ駆け込み、代打田中は1塁へ走らず試合終了。野間は往復ビンタされましたが、田中は明日も出場します。複数年契約だからか政治的忖度か。

今日は実際にありそうな奇妙な話をします。恐怖ですよ。


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カープは11連敗した緒方孝市に続投要請をしている

「2019年5月」と言えば1番センター野間で月間20勝したことが有名です。

カープは最下位から一気に首位に躍り出る。

しかし交流戦で再び失速。7月14日、カープは11連敗を喫する。38勝43敗。首位巨人との差は11ゲームに広がった。

翌日の朝刊にこんな記事が載りました。

「松田元が緒方孝市に続投要請」(2019.7.15スポニチ)

 

松田オーナーを批判する広島県民は多いですが、関西に住んでる私には人情味のあるオーナーと見えています。

2019年は11連敗して借金5。2021年は4連敗して借金15です。勝率.368

以前も言いましたが、勝率3割台って暗黒時代にもなかった悲惨な数字ですからね。

 

んで、実際にありそうな奇妙なハナシ。

それは

松田オーナーが

 

佐々岡監督に

 

続投要請!!

 

さすがにそれはないだろうか。笑

私はあんまり監督に辞めろ辞めろと言わない人なんですが、さすがに2番ライト長野は酷い。昨日は5番ファースト松山でした。

私は今年3月に「公式戦でそれをやると最下位へまっしぐらですよ」という記事も書いています。

佐々岡1年目の開幕オーダーは「1番ピレラ、抑えスコット」でした。

佐々岡2年目の開幕オーダーは「1番田中、5番レフト松山」でした。無様すぎる松山のバンザイで4点リードを逆転されたのは記憶に新しいところ。ジャスト3ヶ月前のアホ野球でした。

それをすっかり忘れ去っている佐々岡と朝山。ヒットの数を争ってます。

昨日松山、今日長野では「走れない、守れない」なのですよ。コイツらは代打なんだよ。走者になったらすぐ代走。

松田オーナーは優しいからね。オールスターや五輪期間に「佐々岡監督に続投要請」ってニュースが流れるかもしれない。

おおコワ。恐怖のどん底。朝からごめんなさい、世紀末で。

 

ちなみに2年前の緒方続投要請の翌日。

何が起こったか覚えてます?

時は7月16日。

緒方はこの日からシーズン最後まで高卒ルーキー小園海斗をスタメン出場させ続けたのです。

小園のデビューは6月の交流戦でした。しかし本格的に一軍で試合に出始めたのは7/16からなのでした。

佐々岡もこれをやれ。

 

中村奨成と坂倉将吾で戦え!

昨日の試合も石原貴規がスタメンマスク。逆球連発の昂也君を6回3失点で粘投させたのは光るリードです。

しかしですね、この期に及んで中村奨成を試合に出さないという選択肢はもはやあり得ないのですよ。

 

2017年の10月7日、新人の高橋昂也と坂倉将吾がファーム日本一に輝き、10月14日にカープは「ドラフト1位指名を中村奨成で行く」と公表。

この時、松田オーナーはこう発言しています。

「坂倉と中村で15年捕手には困らない」(2017.10.14日経新聞)

この時、私はこう発言しています。

「アホか、JRの田嶋大樹にしとけ!

だって今、現に捕手に困ってるじゃありませんか。笑

 

ここでグダグダ言ったって何も変わらないと思いますが提案します。

・捕手は坂倉と奨成のツープラトン「坂倉:奨成=8:2」

・センターは羽月と野間、レフトは宇草と奨成、ライトは誠也と野間

・龍馬、田中は毎日ベンチスタート。打てるようになってから先発

・外国人投手を全員呼んでこい!

大瀬良と九里が打たれ、塹江と栗林も疲れてきました。

森下と昂也はコロナで強度が上がりません。遠藤は二軍の試合に出ていない。

私は矢崎とスコット、ネバラスカスを投げさせたい。コルニエルももう一度7回で使いましょう。

昨日、バードが謎の好投。なんか対右打者が全然タイミング合ってませんでした。マグレかもしれないけど。

 

過去の名前で選手を起用するの、もう昨日限りにした方がイイです。

出したことのない新しい選手をバンバン出しましょう。

でないと9回まで試合できませんよ。

もう今シーズンの最下位は確定したようなものです。

私が心配するのは「9回まで試合を運べるか」ということ。

佐々岡のオツムではそれすら危うい。9回までチームが持たない可能性がある。

センター龍馬、ライト長野、1塁松山では相手の攻撃が終わらないって言うんですよ。3塁林もエラーが多い。

 

大瀬良と九里が中6日4イニングで降板しました。高橋昂也が6イニング。昂也はよく投げてくれたなあ。

今年の佐々岡は先発を早いイニングで降ろしています。120球投げた先発投手は森下だけ。それも1回だけ。

コロナで難しいのだろうが、それならブルペンを頻繁に入れ替えてローテさせないと故障者が出ますよ。副反応の森下が1回飛ぶと金土日は玉村、大道、ローテの谷間。またヤスとみっきーが3連投です。

試合に出ていなくてもリリーフは疲れます。塹江も毎日打たれています。

 

そこで外国人投手の力を借りましょう。

今年は外国人5人を一軍登録できます。

林と羽月が出てきたので、この先クロンとメヒアが同時に一軍というのは考えにくい。「野手1人と投手4人」で行きましょう。

スコット、ネバラ、バード、コルニエルを4人とも一軍昇格させ、塹江や大道を休ませよう。

スコットとネバラは先発兼ロングリリーフ。「ベンチ4人外国人投手」はできません。「野手1人、投手3人」まで。

今年のカープの目標は「9回まで試合をすること」 平たく言えばイニングを消化すること。

佐々岡と河田と朝山の3バカトリオではこれが精一杯。勝利を考えるなどおこがましい。

塹江と栗林を壊さなければ御の字。勝利は相手次第。自力で勝利は無理ですよ。だってヒット3本でやっと1点だもの。松山、長野、會澤の3連打ならまだ得点はゼロです。3塁コーチの廣瀬はすぐ止めるしさ。