カープの戦力外通告予想2023

プロ野球公式戦も残り3~4試合となってきました。

現役引退を表明する選手も多い中、カープで引退を表明した選手はまだ一人もいません。

今年も第一次戦力外通告の時期が近づいてまいりました。

第一次戦力外通告期間は「10月1日からCS前日まで」と定められておりますが、だいたいどこの球団も毎年10月1日に発表しております。一軍の公式戦が残っていてもお構いなしです。

まあ今年に関しては10月1日が日曜日なので10月2日(月)の週に発表する球団が多いと思われます。

 

支配下68人

昨年の第一次戦力外通告は10/4(火)でした。3日(月)が仏滅だったから、4日(火)の大安の日を選んだのかもしれません。無関係かもしれません。

第一戦力外通告を受けたのは高橋樹也(25)、中神拓都(22)、戸田隆矢(29)の3名でした。

私は「少ないな」と感じました。するとドラフト会議終了後の第二次戦力外通告でビックリするほど戦力外通告が下されました。

10/22(土)の第二次戦力外通告を受けたのは安部友裕(33)、中田廉(32)、菊池保則(33)、白浜裕太(36)、山口翔(23)、田中紀彦(22)の6名でした。

安部に戦力外は「あるかもしれないし、ないかもしれない」と予想していました。※参考記事

菊池への戦力外は予想外でした。ドラフト5位で河野佳を指名できたので菊池はその煽りを受けたものと思われます。

 

さて2023年の戦力外予想を始めます。

イヤな方は見ない方が良いです。

私は好きな選手がクビと言われた時に備えて心の準備をしているのです。

 

まずカープの支配下選手は現在68名。うち外国人選手が5名。野手2、投手3。

私は外国人選手が1人足りないように感じていて、この秋にはドミニカ人野手と育成契約をするのでは?という話も出ています。

ただ今回は外国人選手の人数を5人のままで計算します。支配下選手を6人ドラフト指名するとして、今年も6~7人が戦力外通告を受けると予想します。

 

第一次戦力外

今年最もがけっぷちにいる危ない選手は以下の通り。

一岡竜司(32) 3,200万

三好 匠(30) 1,200万

藤井黎來(24)  800万

上記3名は非常に危険です。みんなまだまだ若いのですが、なんと言いますか

伸びしろ

を感じなくなってきました。

 

私だって全選手が好きです。でも支配下枠には限りがある。

だからゴメンよ一岡竜司。

V3戦士のいっちーが引退発表をしないということは現役続行をかけてトライアウトに臨むつもりじゃないでしょうか。だから引退はしない。

とはいえカープは今村猛の時もバッサリ行きましたけどね。

 

第二次戦力外通告

続いてドラフト会議の後に発表される第二次戦力外通告。

薮田和樹(31) 1,600万

岡田明丈(29) 1,750万

中村祐太(28) 1,100万

宇草孔基(26) 1,200万

高橋昂也(25) 1,000万

上記5名の中から3名が第二次戦力外を受けると予想します。

 

その3名とはズバリ・・・

 

岡田明丈宇草孔基高橋昂也です。

 

毎年断腸の思いで戦力外予想をやっていますが、今年は特に辛い予想になりました。

トミージョン手術を経て復活にかける岡田明丈と高橋昂也。

二人とも来年復活する可能性が十分あります。

だがカープ球団は二人の肘の状態をよく知っている。

リハビリにもう1年かかるとなれば、ドラフト会議の結果次第で戦力外通告を受けても仕方ないのです。

 

「岡田や昂也に戦力外はないだろう。あと1年はチャンスを与えるだろう」

とも思いました。

しかし他にクビにできる選手がいませんし、ドラフト指名を4人で終わらせるとも思えない。

 

中村奨成や塹江敦哉は簡単にクビにできません。

彼らは主力選手が大ケガした時にチームにいないといけない選手たち。

坂倉が骨折、秋山が骨折、ターリーが長期離脱となった時、奨成と塹江がチームにいないと困るのです。

 

私は高橋昂也の名前を書く前に田中広輔野村祐輔の名前も考えました。

だが彼らは一軍戦力。こちらも小園や森下にアクシデントがあった時に必要な選手です。

 

じゃあ薮田と祐太は無事なのか?と聞かれればこちらも不明。

今二軍で薮田と祐太はとても気合いの乗った良いボールを投げています。

カープがCSを勝ち上がって日本シリーズに進出すれば、薮田と祐太はおそらく日本シリーズに出場できる40人枠に滑り込むと思われます。それくらい調子いいです。

 

ただし古来、日本シリーズに出場した選手が第二次戦力外通告を受けることも多々ありました。

薮田は年齢が、祐太は年数が昂也より上なので、そこをカープ球団がどう見るかですね。

 

育成選手

プロ入り4年目の木下元秀(22歳、350万)もがけっぷち。

今季、一軍の一塁には田中と韮澤が入り、外野には同じタイプの田村俊介が爪痕を残しました。

二軍で2割の木下はハッキリ言って非常にヤバい。

育成選手には登録人数に上限がありませんので、もう1年契約してもらえるかもしれませんが、ギリギリのところでしょう。

 

右肘を手術したケムナを育成枠に落とす可能性も考えましたが、カープは伝統的にあまりそういう育成枠の使い方をしません。行木と戸田くらい。

胃がんの赤松も、トミージョンの床田寛樹もみな支配下のままリハビリしました。

だから今年のドラフトで6人指名するなら、やはり6人に戦力外通告が出されるでしょう。厳しい世界です。


おしまい
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ありがとうございました。

-がけっぷち