カープの戦い方は非常に正しい

2021.6.6(日)

広島 4-6 楽天 マツダ

意外にも今季初の同一カード3連敗。「2敗1分」とか「2敗1雨」はちょいちょいありましたけどね。笑

この3連戦は完敗でした。楽天は強かった。先発は「涌井・田中・早川」で楽天打線は好調でした。守備も良いしバントも上手い。

日本シリーズで会う時はもっと内角を攻めないと抑えられませんよ。1998年の横浜マシンガン打線のようでした。


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カープの戦い方は非常に正しい

楽天との第1戦を12失点で落とした時、私は

カープはこの戦い方を続けるべきだ」と書きました。んで続けました。結果3連敗しました。

でもまだまだ続けましょう。コロナ組の体調が戻って、林と小園が伸びた時、ミラクル完成、ミラクル完成!です。

「この戦い方」とは

・強固なセンターライン

・投手陣のストライク先行

・攻撃的な守備

です。攻撃的走塁はもっと増やせる。

 

センターが龍馬だとちょっと弱い。スタメンセンターは野間か羽月か大盛で行くべき。

二遊間はキクと小園。広輔が出る時は広輔がセカンドに回るべきです。

投手陣はストライク先行がまずまずできている。森下と昂也は練習不足だっただけで次は大丈夫。

この3連戦で楽天に打たれた結果は以下の通り。

6月4日(金)・・・14安打、12失点、3四球、1死球

6月5日(土)・・・8安打、7失点、5四球、0死球

6月6日(日)・・・15安打、7失点、4四球、2死球

与四球の数を多いと見るか、少ないと見るかは意見の分かれるところですが、5日(土)の森下が4個出したこと、6日(日)の昂也が2個出したことを思えば、楽天のマシンガン打線にカープ投手陣はよく立ち向かったと私は思います。

 

楽天にバンバン踏み込まれて、バンバン打たれましたが、小園が菊池が野間が宇草がクロンが龍馬が固い守りを随所に魅せました。今日はアツが盗塁を刺したし、三好もスゴいのを見せてくれました。これが「守り勝つ野球」ですよ。

打たれちゃったけど未来に繋がると思います。未来って今年の話ですよ。笑

楽天を抑えるには内角攻めが必要です。昂也と森下はそれができる投手です。

 

攻撃陣も上向いている

林が猛打賞。宇草2安打、小園も2安打。

んで私がずっと応援し続けてきたケビン=クロンが3安打。見たか!まさかじゃない!

試合に出続けることでクロンがボール球を振る確率は下がってきています。打球も徐々にセンター方向に向かっています。クロンは爆発寸前だと思いますよ。

まだ「個の力」で決めようとしている打者が数名いますが、小園、宇草、クロンには割と「繋ぎの意識」が芽生えてきています。

今日の代打野間もアウトにはなりましたがバット短く持って必死で四球を狙いました。内容は100点です。

林晃汰にはまだその余裕がありませんが、スタメンで4打席出ていれば徐々に身についてきます。それに林の場合はまだ今年は身につかなくてもOKです。一発長打の魅力も捨てがたいからです。

V戦士達も今は焦りからボール球を振っていますが、若手が繋ぐ姿を見せてるうちに思い出すと思います。

西川龍馬も盗塁成功。次は小園だ。

 

事前にクギを刺しときます。笑

コメント欄で予想される質問に事前に回答しておきます。笑

 

6回裏の林の3塁ストップ。

回したらアウトだったでしょう。私は回せと思いましたけど、結果的にはあれで良かったんじゃないでしょうか。

代走を出すのも考えましたけど、2死でしたしちょっと勿体ない感じでした。

 

7回中田、8回菊池。

昂也君を4回で降ろしたのは正解です。だからリリーフ投手が足りませんでした。誠也を上げたのでブルペンは8人です。

明日が月曜日なので塹江と森浦を出す作戦もアリと思いましたがね。結果2人で3失点。

9回表は中3日の栗林かと思いましたけど塹江でした。

 

9回裏の田中広輔。

「代打を出せ!」と思ったでしょう。でも私は「広輔で行け」と思ってました。

松井裕樹は対右打率.100、対左打率.200。数字だけで言ってるわけじゃないんですが、松井のフォークは左には威力が弱いし、スライダーの曲がり幅も以前より小さくなっています。磯村より田中の方が打てそうな感じがしてました。

 

9回裏の鈴木誠也。

誠也が打てないなら仕方ない。しかし打てないならベンチで休んでいて欲しい。

2塁手の悪送球でゲッツー崩れ。

誠也はラインを跨ごうとして踏みとどまってましたが、もし楽天にタッチされたら誠也はアウトでした。

「ラインを跨ぐ跨がない」は関係ありません。「進塁の意志」を0.1秒見せたらタッチアウトです。誠也は意志を見せたように見えました。

近年このプレーのジャッジは非常に厳しくなってきています。要注意。2年前に緒方孝市はこのプレーで退場しています。

 

二つのセルフジャッジ。

8回表のピンチでショート田中広輔がショートライナーを捕ってピンチ脱出した時、広輔はまたセルフジャッジをしてました。審判がアウトとコールする前にもうベンチへ帰りかけてました。完全にダメダメです。万一審判がショートバウンドと言ったら偉いことになりますよ。

5回表の1死満塁で小園がスーパープレイをした場面で、捕手のアツもセルフジャッジをしています。小園が捕ってからホームのベースカバーに向かいました。怠慢です。ベテランになればなるほど、こういう横着なプレーが増えます。若者が頑張っている姿を見て、気持ちを入れ直してほしいです。