カープの失策数と坂本勇人のミジメな三塁守備

2024.4.16(火) 

広島 11-2 DeNA マツダ 

大勢の選手が打ちました。久保初ヒット。石原代打ホームラン。宇草タイムリー。

試合が決まった後の出来事ですが、未来に繋がることは間違いありません。クソ嬉しいです。

ということで今日も過去の試合を振り返らずに未来のことを語ります。今日はエラーの話です。

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記録に残らないエラー

昨日テレビつけたら既に10点差だったので私は一気にダラけました。坂倉引っ込めろ、キク引っ込めろ、床田代えろ。もったいない。

んでスリーアウトチェンジ。攻守交代。

あなたならこの時、テレビのリモコンで何チャンネルを見ますか?

首位の中日? 日本一の阪神? バラエティ番組? 

私はいつもアホの巨人です。ぶっ殺したいから。

 

チャンネル替えたら、ちょうど阪神木浪がピッチャーゴロを打ったんですよ。

山崎伊織がしっかりキャッチ。球場が盛り上がってるから、私は山崎が「2塁へ投げるのかな」と思ったら山崎はいきなり2塁へ走り出したんですよ。場面は1死2塁だったから。

2塁走者・植田が挟まれる。ハッキリ言って迂闊です。未熟な走塁。単純に「前に前に」の若い代走。羽月もやりそう。

山崎の追い方はとても良かった。詰めは甘かったけど及第点。

山崎は3塁の坂本勇人にトス。

この坂本の守備がたいへんミジメでした。

うわあ・・・

コイツ、サードも守れんのか・・・

だから5年前から坂本はファーストだと言ってんだよ・・・

 

いいですか。

私は坂本のハンドリングとキャッチングは高評価している。スローイングは並。昔はスゴかったけどね。

坂本の守備で最もダメなところがフットワークです。誰でも知ってますよね。

坂本の守備は5年前から足がほとんど動かない。勤続疲労。ヤクルトの村上宗隆は若いくせに足が動かない。アイツのは単なる横着。

岡本和真は鈍足だけど足が動きます。フットワークが意外と良い。

 

まあそんな感じで坂本の当該プレーをご覧下さい。たいへんミジメな守備です。

 

ショート門脇のポジショニングもミジメなら、植田の走塁を「神走塁!」と喜んでる阪神ファンもたいへんミジメです。

一番ミジメなのは坂本が山崎からボールをもらった後、走者植田を一歩も追っていないところ。

最後の空タッチのシーンはミジメではありません。あれは仕方ありません。てめえが走者を追わないからああなったのです。もはやどうしようもありません。

 

ランダウンプレイとホームラン

近年ランダウンプレイを苦手な内野手が多いですね。

名指ししましょうか。

真っ先に思い浮かぶのは上本崇司ですね。小園海斗もヘタクソ。走者を追いません。

令和の内野手はランダウンプレイの時、ボールをすぐ手放します。昭和時代は鬼の形相で走者を追いかけろと教わりました。

令和の内野手はノロノロ走って、ゆっくりトスします。なぜかと言うとてめえの守備に自信がないからです。さっさと誰かに責任転嫁したいのです。

坂本の守備もそう。

チームを勝たせる、投手を助ける。坂本勇人はそんなことより自分が恥をかきたくない守備をしています。情けない男です。

 

まあこんなスモールベースボールもホームラン一発で雲散霧消です。うんさんむしょう。辞書で引け。

「ホームラン革命」も今じゃ死語なのかね。

野球がどんどん「打つだけ」になってるよね。

カープにはレイノル、シャイナー、末包がいます。昨日も11点取ってお祭り騒ぎ。

私はお祭りが好きじゃないんですよ。プロのしっかりとした守備を見たいのです。

 

カープの失策数

カープはここまで15試合で6勝9敗。得点42はセリーグ3位。

昨日の11得点を引くと14試合31得点。1試合平均2.2点でした。

今年の中日は強い、よく打つ。「中田効果」とか言ってますけど中日は最後は最下位ですよ。私は開幕前からそう予想しています。

15試合を消化した中日の得点は42です。カープと一緒。これがあんたらの好きなデータと数字。私は巨人のランダウンプレイとか田村のショートゴロとか坂倉のレフトフライを見て、「コイツは今日打つ、今日打たない」とブログに書いています。

 

ここから本題ですが、今年のカープはエラーが少ないのです。

15試合で3個。年間30個ペース。

こないだ坂倉が1塁走者をピックオフプレーで殺そうとして大暴投したのが3個目でした。あれはちょっともったいなかった。

 

実はエラーの数って少なければ少ないほどよいというものではありません。私はそういう評価をしていません。

30年前、巨人の川相昌弘がいきがっていた頃、カープの野村謙二郎はシーズン20失策してました。

日テレは川相を「名手」と呼び、送りバントも世界記録でした。

ノムケンはお世辞にも守備の上手い選手ではありませんでした。だけど守備範囲が広く川相が追いつけない打球にも追いついていました。

川相がヘタだと言ってるわけじゃありません。川相も上手い。「川相は人工芝でエラーしない守備をしている」と言いたいのです。 

現代の小園海斗と菊池涼介の守備も「川相型」です。彼らは「天然芝でエラーしない守備」をしています。

 

足を使うと頭がブレます。全力で打球を追うと守備範囲が広くなる分、目線がブレてエラーの確率がアップします。

考えてみて下さい。

野村「どんな打球も捕ってやる!」

川相「捕れる範囲をしっかり捕る」

という感じの2人のショート。ノムケン型は派手なファインプレーを見せますが、川相型は失策数が少ないです。

今の小園とキクは川相型です。

 

矢野雅哉はノムケン型です。

異次元の守備範囲を誇りますが、まだまだプレーは軽いです。「いつエラーするかわからん」と言う意味。

矢野は試合に出てないので仕方ありません。今季ここまで0失策。

私は去年小園の守備を絶賛しましたが、今年はちょっと臆病になりすぎてる印象。今季1失策。記録の残らないエラーもありました。東京ドームのやつです。

 

素人の皆さんは四球数とか失策数とか「数」ばかり見て内容を見ていません。事件は会議室ではなく、現場で起きてます。

坂本のミジメな守備もエラーに含まれません。小園のミジメな守備もエラーに含まれません。

私が言いたいことは坂本のサードはヘタクソでミジメだということ。小園のショートはもっと頑張れということ。

 

カープの失策数はとても少ない。

DeNAは10個。人工芝なのに何やってんの?