カープは首位の阪神まで16.5ゲーム差です。
開幕してまだ59試合なのにスゴい負けっぷり。笑
代打田中とか4番西川とか誠也19打点とか、調子の悪い人を打線のど真ん中に配置し続けた結果が16.5差。ペナントレースはまだ84試合残っていますが、これを続けるのか続けないのか。
だが今日の記事では攻撃陣にはノータッチです。2番センター、3番小園、5番坂倉の並びは「まあまあ良い」からです。
今日のテーマはスタメン捕手です。
先発投手の防御率が4.08
カープ投手陣のチーム防御率は3.84。悪くはありませんが持てる力を100%発揮できているわけでもありません。先発陣だけだと4.08。1点ほど多いですね。
交流戦18試合を3勝12敗3分で終えたカープ。
「先発投手に一つも勝ち星が付かなかった」で少々話題になりましたが、リリーフ投手にも勝ち星なんか付いてないっての。笑
オリックスの山本由伸は交流戦3試合に先発して3勝0敗。カープはチーム全体で3勝であります。
今年のカープは巨大戦力を持ちながら、戦い方を間違えています。
開幕スタメンは1番田中で5番松山。ゴールデンウイークには4番龍馬。
龍馬の打率は現在.241。数字も悲惨ですが、内容はもっと悲惨です。フルスイングしてやっとレフト前シングルヒットという状態。河田と朝山はこの西川龍馬を20試合も4番で先発させています。
そんな状態でも交流戦前には借金4でした。5月20日にクラスター発生。ここから3勝12敗3分で一気に沈没しました。
3月4月のチーム防御率は3.41。
5月は4.02。
6月は4.55です。徐々に悪くなってます。ピッチャーの投げる球も落ちてますが、キャッチャーは必ず日替わりです。
今シーズン3試合続けてスタメンマスクを被ったのは會澤翼ただ一人です。坂倉、石原、磯村は2試合まで。コロナ禍の時は中村奨成も2試合続けて出た日があります。
カープ捕手陣は強みだと思っていましたが、実は最近もてあまし気味です。なんだよ捕手5人ベンチ入りって。
私は「キャッチャーの配球」というものをあまり重視しないタイプなのですが、それにしても3連戦で3人の捕手がマスクを被るというのは些か問題があると思うのですよ。
3連戦の初戦で撒いたタネを2戦目3戦目で活かせているのか? 私にはわかりませんが、今年はまだカード3連勝が一度もありません。
先発投手の防御率は4.08。
森下が2.35、大瀬良3.05、九里3.05、床田3.98、野村6.12、昂也5.02です。高橋昂也はコロナの前までは1点台でしたけどね、
アツの離脱
會澤翼が膝のケガで三軍へ行きました。
「再発」なので今度は長期化するでしょう。まだ1ヶ月もあるのに早々に「五輪辞退」も表明しました。
アツは2ヶ月か3ヶ月いないと見た方がよいですね。
となると捕手問題が再燃。中村奨成にもチャンスですが佐々岡に使いこなすことはできないでしょう。
十中八九坂倉と石原を1日おきに使い分けるでしょう。
ケビン=クロンはまだ二軍の試合に出場していませんし、14日に抹消されたので再昇格は24日以降です。
松山竜平が昨日2安打。今日昇格するのは松山でしょう。
私は今日も4番誠也、5番一塁坂倉、8番捕手石原だと予想します。先発投手は玉村昇悟20歳。
希望は違います。
私は捕手坂倉で行くべきだと思います。
この話、何回もしてるのでもうしたくないのですが、坂倉は投手をリードできるんです。
それに打てて走れます。坂倉の打撃はまだ「ついで」です。坂倉の長所はまず「守れる」ところ。防御率が良いところ。
どうしても新聞に載ってる「打率3割」のほうに目が行きますが、去年と今年の坂倉は投手と良いコミュニケーションを取れています。
キャッチングだって上手いです。1塁でポロポロやって3割打ったって、そんなのは松山にもできることです。
捕手で先発投手をグイグイ引っ張り、クリーンアップで走者を帰す仕事は坂倉にしかできません。
坂倉を1塁で使うことは坂倉の魅力を殺して、チームにもマイナス作用を及ぼします。
「アツも使わないといけない。坂倉も使わないといけない」で「捕手アツ、一塁坂倉、クロン二軍」という決断を下した直後にアツがケガ。不幸に思えますが、アツがケガすることを予期できなかったトレーナー陣にも問題アリでしょう。5月4日に膝のケガでリタイアして6月3日に一軍昇格。そこからわずか2週間で再びケガです。ベンチは何をやっているのか・・・
アツのケガはチャンスです。
石原貴規も好きですが、石原は普通のナイスキャッチャー。達川光男です。
坂倉は好リードと主砲ができます。阿部慎之助です。
中村奨成は未来の古田敦也です。
あなたは誰を何番で使いますか?
私は8番キャッチャー達川も好きですよ。
でもこの中からスタメンで使うべきなのはやっぱり阿部か古田じゃないですか?