東京五輪が終わりました。台風9号接近のため、甲子園の開会式は1日延期です。
大きなカープ情報では大盛と羽月が右手有鉤骨の手術を受けていたとか。
なんで二人も同時にやねん・・・ 有鉤骨骨折はだいたい2ヶ月かかります。シーズン最後に間に合うかどうか、という感じです。
クライマックスシリーズは目指さない
東京五輪が終わって菅内閣の支持率は28%だとか。ついに佐々岡内閣の支持率を下回りました。当然でしょう。
今日は山の日。月曜日。金曜日からペナントレース再開。残り試合61。借金は12。前半戦の最後に4連勝したんですが、まだ12個も借金があるのか。さすが佐々岡だなあ。
私の予想では金土日が大瀬良九里プラスワン。火水木が森下玉村大道です。
クライマックスシリーズ(CS)は特に目指さないでよいでしょう。理由は二つ。まず3位ヤクルトとの11ゲーム差を縮めるのが絶望的だということ。もう一つは「CSは弱いチームのためにある制度」だと思っているからです。カープがCSを目指すのはみっともないという意味です。1位じゃないならカープはCSに出る意味はないよ。ソフトバンクじゃないんだから、出たとこ勝負の日本一なんて欲しくありませんよ。
カープ後半60試合の目標は借金12をゼロにすること。
あとは巨人をいじめることと若手の抜擢。田中と安部はもういいよ。Bクラスのチームにベテランの力はそれほど必要じゃありません。矢野と韮澤を試合に出そうよ。三好と曽根もね。
そしてケビン=クロンである。
彼をクビにしちゃいけないと思う。バティスタの時もピレラの時も言ったけど、クロンもいいバッターです。使いこなせないのはカープの責任。
日本で成功したオースティン
東京五輪で日本を苦しめたアメリカの主砲がタイラー=オースティンでした。
横浜DeNAでネフタリ=ソトとツインバズーカを形成する29歳。
現在セリーグトップのOPS1.017。2位の鈴木誠也(.955)を大きく引き離しています。
オースティンはヤンキースで田中マー君とチームメイトだったらしいですね。
オースティンはメジャー通算114安打、33本塁打。結構打ってる。
DeNAとの契約は1年契約で年俸1.1億円。案外安い。東京五輪で相当株を上げたと思いますが、打つだけの外野手なのでMLB復帰は微妙なところでしょうか。巨人や楽天で5億もらう方が現実的。
カープのクロンは契約金3000万円と年俸8000万円。外国人選手に契約金を提示するのはカープ独特のやり方で、要するに「活躍しても2年目の昇給は渋りますよ」という意図でしょう。昇給対象は1.1億ではなく8000万円だけ。
とにかくオースティンとクロンはよく似ている。年俸も似てるし、ナイスガイなところも似てる。
クロンは本日一軍合流。今日と明日の練習試合にスタメン出場する予定です。
クロンの打撃はオースティンに似てる
クロンの打撃はクラシカルでオーソドックスな「上から叩く打撃」です。トップからミートポイントまで最短距離でバットを出す。脇を締めるとますます昭和。内角や高めを叩く時は特にコンパクトです。だから私はクロンが好きなのです。
上から叩くの代表者は鈴木誠也とオースティン。ポイントも前め。
最近流行りのレベルスイングタイプが吉田正尚、丸佳浩、西川龍馬。右ならソト、坂本勇人とか。
クロンはよくエルドレッドと比較されますが、打撃のタイプはちょっと違います。
エルドレッドはどちらかと言うとレベルスイングタイプで、バットのヘッドも下がりがちでした。だから高めに弱かった。
鈴木誠也も今年のキャンプで一本足のレベルスイングに取り組み失敗しました。
現在はダウンスイングに戻し、数字を整え始めたばかりです。
クロンも二軍でダウンスイングに取り組んできたとか。この指導に定評があるのが東出輝裕です。
佐々岡は「今日のソフトバンク戦で見極める」とか言ってますけど、どうせ「何打数何安打」って数字しか見えません。内容なんか見てないんですよ。佐々岡と朝山は。
キャンプ前に「小園は覇気が無い。田中がショートだ」と言い、小園は現在セリーグの首位打者争いです。
こないだ「一軍に呼びたい選手はいない」と言った直後に韮澤雄也がホームラン連発です。セカンド守備も良いんですよ。
だから佐々岡が「クロンを見極める」と言ったのも吉報じゃないですかね。
佐々岡がバカにして愚痴った選手は軒並み活躍するというジンクスを流行させましょう。
クロンはポイント前めで捕らえた時は鈴木誠也以上の打球を飛ばします。
空振りしても良いから踏み込んで「ポイント前め」で捌いてほしい。オースティンもそうです。オースティンはいくら内角を見せてもガンガン前に出てきます。前で捌きます。昔ながらの打ち方です。