オリックス渡部遥人を見て思ったこと

開幕1ヶ月が経過。今日からゴールデンウィーク9連戦。

広島カープは現在7勝14敗で実質ドベ。ではあなたはパリーグの首位がどこだかご存じだろうか?

 

オリックスバファローズ

正解はオリックスバファローズ。16勝9敗。カープとは7.0ゲーム差開いている。

九里亜蓮と西川龍馬も好調だが、チームをけん引しているのは3年目のエスピノーザと5年目の椋木連だろう。

私が絶賛した長身のジェリーも3試合に先発して防御率2.00。もっと上がってくると思う。

 

野手陣に目を向けると29歳の宗が復活し、攻守で目立っている。

4番は日替わりで、キャッチャーも森友哉と若月健矢がいい感じに併用できている。だから新井もオリックスのマネをしているのか。たく。

エースの宮城大弥がトミージョンするとかしないとか言ってたが、その後どうなったんだろう?

 

渡部遥人

ここで本日の主役が登場する。

現在売り出し中の渡部遥人外野手。左投げ左打ち。

期待の若手かと思ったら、大卒5年目の26歳。

 

ウエスタンでもあまり聞かない名前でしたが、彼の一軍在籍期間がけっこう長い。昨年51試合、一昨年65試合に出場している。

そう。彼の仕事は一軍の代走と守備固めでした。

だからセリーグファンには見えにくく、ウエスタンのファンにも見えにくかった。

 

その彼が、5年目の今季突如大爆発しました。ここまで11試合にスタメンして41打数16安打の打率.390。こないだまで4割でした。

パリーグトップの7盗塁もさることながら、3本塁打というのがスゴい。11試合で16安打3本塁打はシーズン39発ペースです。

だからちょっと気になって、彼の打ってる映像を見てきた。

確かに3本塁打はライトに強く引っ張った打球でしたが、あくまで彼はチャンスメーカーでしょう。初球からガンガン振って来るより、四球とファールで塁に出る意識が高そうだ。

 

打撃フォームは少し手打ちで、周東佑京に似た感じだ。クルッと回転して引っ張り込むホームランは篠塚利夫みたいだ。

いいバッターですが決してトリプルスリータイプではないでしょう。周東と盗塁王を争う1番バッタータイプだろう。

ただこのままずっと3割打てるかというと、パリーグtvの映像だけではそこまでわからない。ポイントが前なので、崩された時にどう逃げるかが今後の課題だろう。

 

守備も上手い。守備範囲が広く、捕ってから投げるのも速い。

これまでオリックスの外野には中川と廣岡がいて、そこに西川龍馬やドラフト1位の麦谷が加わった。杉本もいる。

渡部は今季もオープン戦で7試合2打席しか立っていない。開幕前の渡部はまだ守備要員だった。

 

開幕すると廣岡が打率1割台で苦しんだ。そこで麦谷や来田も試したが、渡部が一番打った。

4月15日(水)から3日連続2番センターでスタメンした渡部は、その日から3安打→2安打→3安打。チームも3連勝。とても分かりやすい活躍だった。

私もこの頃からスポーツニュースで

「渡部って誰だっけ?ルーキーだっけ?」

と思い始めました。

 

カープの渡部遥人

カープにも渡部のようなラッキーボーイがいる。

プロ4年目の辰見鴻之介だ。渡部の1個下の25歳。

辰見はバントも上手いし右打ちも上手い。オープン戦でホームランも打った。※参考記事

新井は辰見のバントが上手だから2番に入れたんだろうが、辰見は1番じゃなきゃダメだと思う。辰見は足が速すぎる。

 

勝田成もここまで打率.200だが、フェアグラウンドを広く使えてどのコースにも逆らわずバットを素直に出せている。

15試合で三振9個は不本意だろうが、勝田はほぼ初球を振らないので、常にワンストライク取られた状態からの打撃となる。大学時代じゃそれでも三振することはなかったが、プロではそう簡単に行かない。

勝田が初球を振らない理由はまだわからない。私はチームのために球数を投げさせたり四球を選ぼうとしているからだと思っているが、昔から初球を振らないバッターは結構いる。草野球にはめちゃめちゃいる。勝田の打ちやすい方法で打てばいいと思う。

 

3人目は大盛穂だ。阪神戦で1安打→1安打して少し気分も良くなったか。

圧倒的な守備力があるので、今はセンター大盛を続けていいだろう。カープの盗塁数が例年になく多いのも大盛が頑張ってるからだ。

 

安打数と得点は正比例しない

カープが毎週1勝4敗なので、ファンもやさぐれてきた。

野村謙二郎はトークショーで

「新井監督が一番悔しい。新井監督だってポジコロなんか本当はしたくないんだ!」

と言ってましたが、甘いぜ謙二郎よ。俺はお前より新井のことを知っている。

 

新井は嬉々としてポジコロをやっている。新井は渡部遥人のようなシンデレラボーイの登場を待っている。

それはそれでいいのだが、チームの核をコロコロしちゃダメだ。チームの核を競争させちゃいけないのだ。

今、カープに必要なことは首脳陣の忍耐と育成だ。辛いと苦しむのはてめえ一人でいいのだ。それが監督だ。

 

わかりやすいシンデレラボーイの登場を気長に待つのも良いが、カープは大盛と辰見で戦おう。

勝田もスタメンさせたいがキクが元気なうちは出番が少ない。勝田をサードで使う手もあるが、打順7~8番なら勝田はあまり活きない気がする。

出塁率の高い勝田は打順2番が適任に見える。勝田が8番で塁に出てもヒットが増えて得点は増えない。

 

素人は好調の小園を1番にしろと言い出しそうだが、私は小園とモンテロを並べた方がいいと思う。2番3番ならありだが、1番4番じゃ点は入らないと思う。

1番辰見、2番大盛、3番小園、4番モンテロ、5番外野手、6番キク、7番坂倉、8番三塁手、9番投手

ぐらいがいいんじゃないか。辰見がサードを守れば8番で平川や奨成も出せる。

  

素人はチーム打率.200を.250に上げたいだろうが、すぐに上がるものでもない。さりとてこのまま最後まで.200で終わるはずもない。

最終的には.230~.240くらいまでは上がると思う。ファビアンと奨成がこのまま終わるはずないからだ。

しかし9連戦はファビアン抜きだ。新井が二軍に落としたから、ファビアンは二軍で小学生と戯れてる。

 

チーム打率.200ので9連戦に臨む場合は、長打力を上げるか機動力を上げるしかない。

長打力を上げる場合は末包とラミレスを一軍に上げる。それがイヤなら辰見大盛の同時スタメンで足を使おう。

なに? 切り札がいなくなる?

それはそうだが代走辰見は1点しか取れない。その1点が貴重だという話も分かるが、だとしたら1対0か2対1でしか勝てないぞ。

 

とにかく過去の対戦打率で打順を組むのはやめてもらいたい。

オリックスの渡部遥人に過去の実績なんてなかった。

オリックスにとってはケガの功名だったのかもしれないが、今のカープもケガをしまくってる。シンデレラボーイはカープにもいる。

まずは辰見鴻之介を試して、それでもダメなら末包やラミレスもいる。

 

ラッキーボーイはプラスアルファ

私はyoutubeでせっせと二軍レポートを始めたが、末包と田村は正直内容がよろしくない。二軍も全体的に打ててない。日曜日は1安打で完封負けだ。

打撃が1番マシなのは育成のラミレスだが、彼の1塁守備と3塁守備はメタメタだ。

ラミレスは上げにくい。右の代打って手もあるけど、打ててもメヒアくらいじゃないか。

 

田村俊介は守備が良い。一塁もセンターも守れる。

あいつはストレートも変化球も両方打とうとするから苦しんでるけど、どちらか一本に絞ればけっこう打つかもしれない。要は使い方です。

田村は一塁の守備要員で使える。打席が回ればイチかバチかストレートか変化球のどちらかを狙わせろ。

坂倉を一塁で使うからカープは弱い。持丸のリードもキャッチングも十分合格だが、いつもドラフトで指名したプロスペクトをスケベにポジコロするからカープは弱いのだ。

 

10年前からカープはキャッチャー坂倉で勝負するように設計されている。奨成の指名もコンバートありきだった。

その坂倉をファーストやサードで使うからスローイングがおかしくなった。カープの計画を壊したのは一軍の現場である。佐々岡と朝山と東出の3人。

新井も小園をサードに回したので同罪。

ドラ1打線を組むのなら、昨日今日の平川佐々木でなく、10年前の坂倉・奨成・小園で組むべきだ。

「坂倉は4位だ!」

やかましい。こいつらで勝負する時は今なのだ。運命のタイミングを間違えてはならない。

渡部遥人はラッキーボーイ。計算に入れてはならない。

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