中日のモヤがオリックス=バファローズに金銭トレード。
シーズン中の外国人の金銭トレード。しかも中日→バファローズと言うことで「ブライアントの再来か!?」と話題になりました。
ブライアントのことを忘れている人はいないと思うのですが、あの昭和最後の年、10.19川崎劇場から31年。前田健太は生まれていたけど坂本勇人はまだ生まれていなかった1988年10月19日は確かにパリーグの一番長い日だったのです。
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ミスター2ラン
1988年6月7日、近鉄の主砲リチャード=デービスが大麻所持で退団。近鉄球団はウエスタンリーグで活躍していた中日ドラゴンズのラルフ=ブライアントに目を付けて獲得を打診。中日は親心を見せ、ブライアントを近鉄に金銭トレードしました。1988年の中日は星野青年監督のもとリーグ優勝を果たすのですが一軍にはストッパーの郭源治と、落合博満の前を打つゲーリーがいました。
近鉄に入団したブライアントは一軍で2ランホームランを連発。ミスター2ランと呼ばれました。顔が当時の人気俳優エディ=マーフィーに似ていることも持ちネタでした。
伝説の10.19「川崎劇場」
首位西武に8ゲーム差をつけられていた近鉄は9月に入って猛反撃。9月16日から8連勝。1つ負けて3連勝。2つ負けて7連勝。首位西武のマジックが消えて2位の近鉄にマジック点灯。しかし伝説のダブルヘッダーで1勝1分だった近鉄はあと一歩届かず2位に終わりました。同じ日に阪急はオリックスに身売り。
伝説の4連発
んで近鉄は翌年も燃えました。オリックスと西武の三つどもえ。デッドーヒート。やっぱり最後もダブルヘッダー。
ブライアントの4打数連続ホームランで近鉄2連勝。マジック1。
この時のヒーローインタビューでブライアントは「アンビリーバブル」を連呼。日本に「アンビリーバブル」という言葉を広めたのはブライアントなのでした。決してビートたけしではないのです。笑
頑張れモヤ
確かに共通点が多い。ブライアントとスティーブン=モヤ。いいバッターです。
球界が活性化するトレードは大歓迎ですね。頑張れモヤ。