今日はカープの話はありません。
今日は高橋留美子先生の傑作「めぞん一刻」について書きます。ええ、また昭和の話です。
あらすじ
めぞん一刻のあらすじを簡単に書くと、主人公の音無響子さんは一刻館という古いアパートの管理人をしている。
そこに住んでるうだつの上がらない浪人生が主人公の五代君。19歳。
んで財閥の御曹司・三鷹さんとか女子大生のこづえちゃんとかが出てきて、恋愛感情が4角関係にも5角関係にも広がる高橋ワールド。
同時期に連載されていた「うる星やつら」は高校が舞台でしたが、めぞん一刻は大学社会人が舞台なので、お酒とかホテルとかも普通に登場します。なんかドキドキしましたね。
音無響子さん
んでさ、主人公の響子さんは19歳の浪人生・五代君から告白されて、社会人の三鷹さんからも結婚を前提にお付き合いを求められ、二人の男性の間で悩みます。
響子さんは二人になかなかYESともNOとも言わない。5年くらい言わない。
三鷹さんがモテるのは当然ですが、貧乏な五代君も誠実な性格がゆえ意外にモテます。
二人は響子さんに一途です。他の女性の誘いを断り、響子さんに誠実にアタックします。
でも響子さんはYESもNOも二人に言わない。三鷹さんともデートをするし、五代君ともデートする。
令和の匿名野郎は響子さんのこの態度について
「音無響子はめんどくさい女だw」
と軽々しくネットにコメントしている。
おいおい、ちょっと待て。
お前らは素人か?
童貞のデータ野郎か?
ひとつ言っておく。
この世の中に、
めんどくさくない女は一人もいない。
男女差別と言うなら、めんどくさくない男もいないとつけ足しておく。
人間は全員めんどくさい
二次元の世界にいるヤツは権利と義務の話のうち、権利の話しかしない。
「俺は客だ。接客態度がクソだ。だからこの店は1点だ」
となるのが二次元野郎です。
私も長年接客業をしてきましたが、気に食わない客には
「出て行きやがれ、クソ野郎」
という態度で接客してました。マジですよ。
だって他のお客様にご迷惑ですからね。マナーとルールを守らないお客様には丁寧にご退場いただいてました。
めんどくさくない人間なんていないんですよ。人間は都合のいいAIじゃないんですよ。
音無響子さんは実は 未亡人 なんですよ。
大きな字で書きましたが、未亡人という言葉は現在では差別用語らしい。だからここから先は書かない。
原作では詳しく明かされていませんが、響子さんはどうも18歳くらいで結婚して20歳くらいで夫が病死している様子です。
んで22歳くらいで一刻館にやって来る。
そこで19歳(推定)の五代君と出会い、25歳(推定)の三鷹さんから求婚される。
22歳の美女は二人にYESともNOとも言わない。言えるわけないのです。
令和のスマホ野郎は響子さんのこの態度を見て「めんどくさい」と抜かすのだ。アホだろ、お前ら。
傷
音無という姓も実は旦那さんの名字で、響子さんは音無家と今でも付き合いがあります。
音無家のおじいちゃんとおばあちゃんは響子さんに
「若いんだから再婚しなさい」
と勧めるが、響子さんの心は複雑に揺れる。
漫画だから結論を引っ張るのですが、五代君が大学を卒業して就職して、ようやく二人は結ばれる。
この時五代君は25歳で、響子さんは28歳くらいじゃないだろうか。これも推定だよ。
二人はキスもせずエッチもしないまま、5~6年の歳月を経てゴールインする。
私は中1から高3くらいの6年間でこのドラマを見たんじゃないか。リアルだったなあ。
新井貴浩と東出輝裕が出てくるのはめぞん一刻のずっと後ですが、新井と東出もめんどくさい人間でした。
10年かけてやっと一人前に育ったと思えば、今度はFAするかしないかで悩み苦しむ。
新井は今、カープの監督で、東出は今、二軍で内田と仲田を見ている。
たく、人間て本当に時間がかかるなあ。ああ、めんどくさ。
ミス
こないだテレビで有吉とマツコが
「AIでできたダッチワイフが完成したらどうなるだろう?」
と話していた。
私は世も末だと感じた。
セックスも恋愛も相手が喜んでくれるから成り立つものだ。
自分が喜んでも相手が喜ぶとは限らない。それで嬉しいのかね?
巨人は松井が抜けた時、ペタジーニを獲って来た。それで勝って嬉しいのかね?
小園の守備範囲がとか、
中村奨成の女グセがとか、
めんどくさくて最高ですよ。健全な若者たちです。
うちの子も普段は元気なのに、毎年大みそかの夜に限って高熱を出してました。ホントにめんどくさかったよ。
だがそれがいい。めんどくさいからいいんだ。
わかるかな、令和のスマホ野郎に。