まだ第3コーナーにかかったところにすぎません

2024.7.28(日) 

ヤクルト 5x-4 広島 神宮 

9回裏2死23塁から長岡が逆転タイムリー。サヨナラ負け。

新井の野球には何の不満もありません。素晴らしい戦いをしている。

昨日の試合も「昨日の試合に勝てば優勝」っていうのなら、新井はもっと違う戦い方をしてたと思います。

私と新井の目標は昨日の試合に勝つことではありません。143試合終了時点で1位に立っていることです。

 

館山昌平の思い出

フジテレビ館山昌平の解説が面白かった。坂口智隆もダンディーで好き。

館山は現在43歳。坂口は40歳。ジェンダーレスのこの時代にまた時代遅れなことを書きますが、男は43~44歳が一番カッコいい年齢だと思います。

館山は九里亜蓮のピッチングについては詳しくありませんでしたが、ヤクルトの阪口投手のピッチングについては非常に詳しく、興味深く聞かせていただきました。腕の角度とかバッターの反応とか教えてくれました。

阪口投手は二軍で防御率1点台だそうで、メジャーリーガーに憧れてカットとシュートとシンカー気味に落ちるフォークボールを投げる投手でした。

ま、ハッキリ言って スカタン でした。昨日のピッチングでは一軍では完全に通用しません。館山は一生懸命フォローしてたけどね。

 

いいですか。

今のままでは阪口投手に未来はありません。

小手先でボールをちょこちょこ動かして打者の打ち損じを待ってる。二軍で成績がいいから一軍に呼ばれた。

ヤクルトの館山昌平は信念を持って栗原健太のインコースに150kmのシュートを投げ込んできました。大嫌いでした。打てないから。

阪口君は全然違う。腰も信念も入ってない軽いボールでした。テキトーにボールを動かしてるだけ。二軍で成績がいいから呼ばれただけ。

これでは未来はありません。成長しないという意味です。

アホの村上といい、横着な阪口といい、ヤクルトの指導者は一体何をやっとるんだ。

 

ヤクルトの赤羽って子は昨日4打数4安打。サヨナラの場面で1番長岡にサヨナラ打を打たれたのも2番赤羽君が多少影響している。

赤羽君には未来があります。この子はガッツがあるし腰も入ってます。

 

館山がエースだった時代、ヤクルトの四番は畠山和洋で阪神の四番は新井貴浩でした。

畠山は何度も何度も栗原健太の打点王を邪魔してくれました。新井も1回邪魔してきました。

畠山は現役引退後、長らく二軍で打撃コーチを務めていましたが、先月突然ヤクルトを解雇されました。何があったんでしょうか…

 

43歳の館山昌平は石川雅規と同い年。あの頃ヤクルトは強かった。

40代のOBが今、一軍の監督をやってて、解説者をやってます。

新庄や高津もまだ若いですが、やっぱり「50代の野球」には「昭和感」を感じる。

それに比べて40代の館山や坂口はダンディーだし、47歳の新井貴浩も選手を決して殴らない。

解説者も指導者もアップデートされ、令和の野球もだいぶ変わりました。

館山と畠山の時代のキャッチャーって中村悠平だったっけ? いいえ、川本と福川でした。

 

第3コーナー

ごめんなさいね。カープの話。

カープは敵地で1勝2敗。巨人と阪神はホームで3連勝。

ファンが焦る気持ちもわかります。昨日のカープもあと1球で勝ててたんだし。

もったいない試合を落としたことも事実であります。3点取られた九里亜蓮が一番悪いです。エースの責任を果たしていません。

 

6回裏4対3。無死無走者。先頭打者赤羽。投手九里。

赤羽君がレフト前ヒット。無死1塁。次打者宮本村上。

解説の館山が素早く予言しました。

「九里投手はここで交代かもしれないですね」

 

私はびっくりしました。

「そんなアホな。九里はまだフォークを使っていない。まだ2イニング投げられる!」

 

だが47歳の新井貴浩が登場。

新井は九里亜蓮を80球で降板させました。

結局塹江が左打者を打ち取り、森浦が右打者を打ち取りました。

 

結果としてカープは1点リードの6回裏に「九里→塹江→森浦」の1人1殺のような継投をしました。

一見すると「後のない戦い」をして「目先の1勝」を目指しているように見えますが、私は新井がチームを守ったと思います。

九里に抜けられるとカープは困ります。

 

九里亜蓮は今季3年契約3年目。今年日本一になってメジャーに挑戦するのが九里の夢。

あの場面で新井と九里がムチを入れても良かったんですが、新井は「九里の様子を見て」無理させませんでした。※日刊スポーツ

新井はたぶん巨人と阪神の様子も見ているでしょう。今ムチを入れなくていいと考えたのでしょう。まだシーズンは第3コーナーに過ぎない。

 

巨人と阪神

巨人の2人の新外国人が躍動しています。守備位置はセンターとショート。

私は弱点を補強することには全く怒りません。至極真っ当。巨人の編成は正しいことをやっている。

私が巨人のことをアホだカスだと怒っていたのは、岡本和真のポジションにゲレーロを獲ってきたことと、畠や今村のポジションに井納翔一を獲ってきたことです。こんなアホな戦略ではチームは弱くなると言いました。

 

今年の巨人は真っ当な野球をしている。

ただし野球がまだ若い。

45歳の阿部はよく頑張っているが、いつも一言多い。

調子がいい時は強いが、負けが込んでくるとズルズル落ちると思います。新井と私はそれを待ってる。

 

阪神も3連勝。

サヨナラ勝ちだと喜んでるが、お前らマジで森下翔太がライデル=マルティネスを打って喜んでるのか?

ハッキリ言って森下翔太は スカタン ですよ。

思い切り振ってくるところには魅力があります。ただしそれだけで3番や4番を打ってるようではチームは弱い。4番小園が言うのもなんだけどさ。

試合後には岡田監督まで興奮して

「おーん。同点の場面でクローザーはモチベーション上がらへんのよw」

とまくしたてました。※サンスポ

お前なあ、ディスる相手は味方だけにしておけ。相手チームをディスるのはやめとけ。私なんか一度もディスったことありませんよ。

 

とにかくまだペナントレースは第4コーナーと最後の直線が残ってます。

新井はまだムチを入れていません。余力をまだ残していますよ。

 

坂倉将吾

その余力の一つが 坂倉将吾 です。

神宮3連戦ではちょっぴり結果を出しました。だが勝負はここからです。

 

森下と大瀬良の日に坂倉はファーストに入ります。

九里と床田の日に坂倉はマスクをかぶります。

昨日は九里亜蓮でしたが坂倉はファーストで試合に出ました。

 

新井は私と違ってえこひいきをしません。

私が「堂林は打たない」と言ってるのに、新井は昨日もしっかりスタメンさせました。

矢野と石原も結果を残しているので、新井は彼らにチャンスを与え続けています。とても良い野球だと思います。

 

カープの強みは「ショートとキャッチャーの選手がクリーンアップを打てること」なのですよ。何度も言ってるでしょ。

矢野と石原じゃありませんよ。小園と坂倉です。

サードとファーストが4番5番打つのって普通なんですよ。勝率50%の野球。

 

だがショートとキャッチャーの選手がしっかり守れて、クリーンアップを打ってるチームの勝率は50%を超えると思うんですよ。

ショート小園とキャッチャー坂倉は守備も日本一です。ナメんじゃありません。

 

終わりに

今日は試合がありません。杉田健とロベルトの支配下登録があるとすれば今日か?

岡田明丈もすごくイイ球を投げてる。だが岡田を上げるなら中崎でいいし松竜でいい。

中村奨成のトレードも現実的です。カープの支配下選手は現在68人。

 

並べ替えクイズは飽きたので今日でおしまい。

昨日の答えはネイサン=ミンチーでした。


おしまい
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ありがとうございました。

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