またヘンな妄想をしたくなるニュースが飛び込んできました。
佐々岡が大瀬良と九里に高級ステーキをご馳走すると言う。サンスポ
なんでやねん?
アツや広輔の時は電話だけだったのに。笑
その理由はもちろんダブルエースの心が揺れているからでしょう。おおコワ。
九里亜蓮のプライド
ちょうど1週間前、私はカープがダブルエースに提示するべき金額は
「年俸2億円×2年契約」とブログに書きました。
金額はいくらでもいいのですが、要は大瀬良と九里を「同額」にすることで、
「九里亜蓮は大瀬良大地と双璧の地位だ」
という建前を立てたいのです。
なぜか?
それが九里亜蓮のプライドとなるからです。
九里は金額で動く男ではありません。丸佳浩もそうだったけどさ・・・
九里はカープに残りたいはず。丸もそうだったけど・・・
二人のプロ8年間の成績は、
大瀬良が993回、67勝44敗24H。ERA3.40
九里が813回、50勝40敗6H。ERA3.77
過去の成績では大瀬良がほんの少し上。だから8年間の年俸総額は
大瀬良が6.7億で九里は3.2億。カッコ推定。そこまでの差はないと思いますけどね。
今年の契約更改で過去の清算をしろとは言いません。
言うまでもなく契約更改とは「翌年のお給料」を決めるもの。カープ球団は「2022年の二人への期待値は同じものだよ」と示すことで九里亜蓮のプライドをくすぐらないといけないと思います。
じゃないと九里に「他球団の評価を聞きたい」と言われてしまうので。
巨人がFAに参戦しない?
プロ野球選手である以上、
他球団の評価を聞きたい
は永遠の夢。
私らだって「よその会社なら給料ナンボだろ?」と妄想することは日常。太く短く生きるプロ野球選手にその機会が訪れたなら権利を行使したくなるのは必然であります。
ところで今季のFA戦線に巨人が参加しないと報道されました。サンスポ
真に受けてはいけません。
井納翔一に複数年契約を提示し、梶谷隆幸に遊んで暮らすことを許し、シーズン途中に中田翔を獲得する原辰徳です。
巨人は必ずFA戦線に参加します。狙った選手を獲得できるとは限らないけどね。
「巨人が出てこないのは九里も梅野も残留だからか?」との考えもチラッと頭をよぎりましたが、巨人の情報網もそこまでは掴んでいないでしょう。梅野や九里がFA宣言すれば前言撤回。節操無しの原辰徳です。
九里亜蓮が考えていること
FA選手って、目先の大型契約にも興味ありますが、3~4年後の自分というものを想像すると思うんですよね。
2018年オフに29歳だった丸佳浩は、3~4年後、当時25歳の鈴木誠也や26歳の野間峻祥にポジションを奪われる自分を想像しました。ドラフト会議では去年中村、今年小園。コワいよ、コイツら。
一方、巨人の外野はスッカスカ。丸が30代に突入してレギュラーでフル出場して2000本安打を達成するには巨人移籍の方がチャンスがある、なんて当時の丸は考えてたかもしれませんね。
大瀬良と九里は現在30歳。堂林世代。
3~4年後、先発ローテは高橋昂也に遠藤淳志、山口翔に玉村昇悟。小林樹斗に大道温貴。
「オレに出番はあるのかな・・・」
巨人に行けばスッカスカ。しかも年俸3億円×4年契約。
グラグラ揺れる九里亜蓮。
佐々岡「おいアレン。メシでも食いに行くか」
九里 「・・・」
大瀬良「ボク、鉄板焼きがいいです♡」
九里の親友、大瀬良大地。
九里が悩んでるから付き合うのです。
大瀬良はたぶん腹を決めてる。ここまで厚遇してもらったカープに骨を埋めたい。もし前田健太が帰ってくるなら、その時までカープにいたい。
しかし九里は違います。
ルーキーイヤーから先発にこだわり続けたが、リリーフ起用が多かった。
「俺はカープに評価されていないのか?他球団の評価は?」
今季は13勝で最多勝を獲得した九里亜蓮。
他球団の評価を聞く権利は十分にある。ステーキなんかで誤魔化されません。
んで他球団の評価を聞いてカープに戻ってくれば良い。
巨人はきっと3億×4年を提示する。カープは2億×2年が関の山。
行ってもいいし、戻ってもいい。