たまには栗林も打たれた方がよい

2024.6.22(土) 

中日 1-3 広島 ナゴヤD 

この時期にチームの順位などあまり意味ありませんが、カープは63試合を消化時点で貯金7の首位。

2位阪神に2.5ゲーム差か。なかなか座り心地のよい椅子ですね、ハッキリ言うて。

阪神はエラー祭りに貧打祭り。岡田のぼやきもどんどん加速度を増して、チームはどんでん失速するんじゃないですかね。すえかね。

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雑記

カープの末包。

決勝ツーランの直後に守備で負傷。4回で途中交代。

新井監督は「それほどシリアスなものではない」と言いました。

私は「カープって病院代もケチるのか」と呆れました。

末包は病院にも行かず、ベンチでチームを応援していました。

左膝って、末包の一軍合流が遅れた箇所じゃなかったか。たいへん心配しています。どうせ今日もスタメンなんだろうけど。

末包は今日もスタメン濃厚です。もし末包がベンチスタートするなら、なんで昨日のうちに病院に行っとかないんだという話になるからです。

 

次はまさかの常廣羽也斗。

二軍でなかなか スゴい球 を投げ始めました。さすがドラ1。

あと2~3試合投げたら一軍に上がってくるかもしれません。

ヤバいぞ玉村。だからこないだ言っただろ。今日勝たないとマジでポジション奪われるぞ。

 

大瀬良&アツ。7回3安打0失点。

連続無失点記録は更新してほしいですが、あまり長続きするものではないとも思っています。防御率0点台はハッキリ言って実力以上の幸運です。

大瀬良とアツの投球パターンはそれほど多くありません。なのに毎回相手がミスってくれます。

これは明らかに「データ野球の弊害」でしょうね。大瀬良がデータにないことを今年始めたので圧倒的に通用しています。プロ野球のこういうところはアホみたいです。

 

矢野雅哉。4打数2安打1打点。

前日の8回は消極的な三振でしたが、この日の9回は初球を振ってタイムリー。それでよいのだ。お前が決めろ。

矢野のタイムリーは嬉しかったです。矢野のフォアザチームも嬉しいんですが、もっと暴れていいんだぞ。

その直後にタイムリーエラーしたんですが、あれは消極的でした。一塁のベースカバーが栗林だったので、優しいタマを投げようとして暴投しました。

ショートが慌てている時は「速いタマを低く投げる」のがセオリーです。矢野は「優しいタマを高く」投げちゃいました。まだまだです。

 

続いてセリーグの盗塁王の話。

話があっちこっちでまさに雑記です。

今、セリーグの盗塁王は阪神近本です。現在10個。年間25個ペース。

2位が矢野雅哉です。9個。

んで3位がビックリする人です。誰だと思います? 

3位はなんとDeNAの牧秀悟。8個。

昨日もオースティンのスリーランの後、盗塁しています。

DeNAの盗塁は数こそ多いんですが、5点リードしてる時に走ったりして何の意味もありません。ファッションで走ってます。

 

4位が小園海斗の7個。これが言いたかったのです。

小園の7個も相当ビックリです。20個ペース。ガンバ小園。

 

栗林1失点

矢野のタイムリーで3点差。なおも走者矢野。栗林のセーブが消えるかヒヤヒヤしました。

結局9回裏、3対0、無死無走者、打者は3番高橋周平。栗林はここで登場しました。

先頭の高橋は危なげなく打ち取りましたが、4番細川に謎の四球。リズム乱して5番中田にも四球。

6番ディカーソンに鋭い打球を打たれますが1塁の田中広輔がダイビングキャッチして2塁封殺。ゲッツー狙った矢野雅哉が悪送球して2塁走者がホームイン。栗林1失点。

 

今気が付いたけど、これだと栗林に自責点は付かないのか。

7番宇佐見を空振り三振。ゲームセット。

 

細かいことを言いますけど、この宇佐見ってバッターはキャッチャーの割に配球を全く読みませんね。

1戦目もそうでしたし、この2戦目もそうでした。この場面でそこに行くわけないだろってタマをずっと待ってる。追い込まれるまで内角狙い。

失投を待ってるのかもしれませんが、昨日は床田で今日は栗林。甘いタマなど行くわけありません。

「ここで宇佐見に繋がれるとイヤだな」と思う場面で宇佐見はよく甘い外角を見逃してくれます。カープはとても助かります。

 

ついでに立浪。アホ丸出し。

3点負けてる9回裏。中日は走者を2人出しますが、同点の走者を出すことは最後までできませんでした。

3点負けてる9回裏では1人目の走者と2人目の走者がホームインしても何の意味もありません。

なのに立浪は1人目の走者にも2人目の走者にも代走を送りました。中田翔に代えて岡林、ディカーソンに代えて加藤匠馬。

この代走策はキッパリ言って無意味です。アホの中のアホと言っていい。無意味どころか、むしろマイナスの作戦です。

もし宇佐見が同点スリーランを打って延長戦に入れば中田とディカーソンはいません。

「それでええんや! 守備力とスピードがアップしてるんや!」

とおっしゃるなら、今日も中田とディカーソンを外して岡林をスタメンさせなさい。

 

とにかく栗林は広輔の守備や立浪の愚かな作戦に救われて20セーブ目をあげました。

クローザーは毎日ゼロではいられません。2点差3点差ある時に失点してガス抜きしといた方がよいです。

 

本日のゲームプラン

松葉vs玉村。

スタメンに末包がいるいないで全く違ってきますが、ここは「いない」と想定してプランを語ります。いたらラクだから。

左の松葉なので上本がレフトか。打順は2番なのか、7番なのか。

上本の打席を3打席見ましたが、打撃にはあまりキレを感じません。守備はいいけどね。新井は上本を使いそうですが、私はベンチスタートでいいんじゃないかと思います。

 

松葉も左に弱いタイプの左投手です。

末包が大事を取るならレフトは宇草。

んでキャッチャーも坂倉。

玉村は前回初めて坂倉とコンビを組んで初勝利。6回まで完璧で7回に1死も取れず3連打3失点したのが1週間前です。

私はあの時、玉村に対して叱咤激励の記事を書きました。

「アホか玉村。毎度6回で降板してたら常廣とハッチにポジションを奪われるぞ」※参考記事

マジで来ました、常廣が。アイツは本物だ。もうすぐ一軍に上がって来るぞ。

 

今日の玉村、必勝態勢。

末包がいなければ小園は敬遠されてタイムリーを打つことができません。去年のCSもそれで負けました。

4番小園の後ろに誰を置く?

それが今日のキーポイント。

私なら宇草かキクかなあ。

新井は上本や広輔だろう。

まあ普通に末包がスタメンなのでしょうけど。