2026.6.9(火)
西武 4x-3 広島 西武D
楽天の三木監督が休養だそうだ。借金15。勝率.368
埼玉の次は仙台だから、少しやりにくいよね。巨人も橋上だし。
持丸の犠打
7回表3対3、1死1塁。打者持丸、投手武内。
ここで新井のサインは送りバントでした。1死1塁で送りバント。
違和感を持ったカープファンも多いと思います。
この回は先頭の5番モンテロが四球で出塁。6番ファビアンが初球を打ち上げライトフライ。
相手の解説者に
「助かりました。1球で打ち上げてくれました」
と笑われました。
フン。無死1塁でファビアンが初球を打ち上げるのはいつものことだ。こっちはもう全員慣れてる。1死1塁。
1死1塁で持丸。
「今日もボサーッとヒット3本出るのを待つのみか」
と思って見てたら、何と持丸が送りバントの構え。
「お?1死1塁でバント? なんでや?新井にしては珍しいな」
1死1塁の送りバントはセーフティ気味でも面白いんだが、持丸は苦手なのだろう。けっこうガチガチの送りバントでした。
バントが決まって2死2塁。続く打者は8番佐々木泰と9番平川。
新井の采配は「佐々木泰に打点をあげさせる」作戦が多い。開幕直後はよく2番奨成と3番小園に送りバントをさせてました。覚えてます? 狂ってましたよね。だから今、ドベなんです。
1死1塁で持丸バント成功。
泰は前の打席でヒットを打ってるし、走者がモンテロなので、ただのヒットではホームに帰ってこられない。
だったらファビアンで送ればいいんですが、新井の作戦は両方欲張るスケベ野球だからいつも中途半端。この回の作戦はファビアン強攻、持丸バントでした。
この作戦に少しモヤモヤしましたが、まあ決して100%完全に悪手でもないと思いました。
7番持丸がヒットを打って1死12塁となる確率は20%。しかもその後もう1安打しなきゃならない。
だったら80%の確率で2死2塁を作る作戦も悪くはない。泰と平川は武内から長打を打ってましたから。
結果は無得点。佐々木泰はライトフライ。
佐々木泰は打てる子ですよ。入団前から私はチャンスに強い小窪タイプだと言い続けてきました。
が、新井は泰を開幕4番で起用してホームランを狙わせました。
私は「アホか、泰が潰れるぞ」と思いましたが、泰はここでもかち上げ打法でアウトになりました。
遠藤vs長谷川
ここから本題。
新井はなぜ1死1塁で持丸にバントさせたのか?
佐々木泰がかわいいからというのが1番の理由?
それもあるけど、新井は「持丸が打てない」と思ったんじゃないか?これが2番目の理由。
左対左。打率.225。キャッチャーでヘトヘト。
持丸に代打もよぎったと思うけど、新井はキャッチャーを代えたくないんでしょうね。だから送りバント。
さっきも書きましたが、私は1死1塁の犠打が好きです。理由は 相手が嫌がるから。
接戦の終盤に2死2塁を作られると相手はプレッシャーですよ。※関連記事
持丸のバントは得点に繋がりませんでしたが、良い作戦でした。
小園と奨成にバントさせて泰勝負は愚かですが、持丸で送って泰勝負なら良い作戦です。下位打線にピッタリの作戦。
7回表終了、3対3。裏のマウンドに上がったのは遠藤淳志。
先頭の3番小島にライト線ツーベースを浴びる。無死2塁。
2球で追い込んでインローにストレート要求。私は好きなリードです。ルーキーに遠藤のストレートを引っ張れるものか。
カキーン。
ライト線にツーベース。マジか小島。ボール球やぞ。
まあハッキリ言ってマグレですよ。気にすんな。今日も小島のインローを突いていけ。
無死2塁で4番岸。なぜかネビンは試合途中で下がってました。
送りバントで1死3塁。5番長谷川。
ヒーローインタビューで自ら言っていましたが、長谷部は敦賀気比だって? 私はそんなこと聞いてないぞ。
なになに1つ上が木下元秀で1つ下が前川誠太か?
まあいいや。ここは全球ストレートだ。
遠藤はストレート2球で追い込みます。ファールと空振り。
持丸の要求は真ん中高めのボールゾーン。私は
「持丸は勝負勘が無いなあ。打者の反応が見えていないなあ」
と思いました。私なら迷わず三球勝負。インローにズドンです。
2球で追い込みましたから、セオリーは1球ボール球です。
しかも遠藤は今さっきインローを二塁打されたばかり。
持丸の考えは「高めの吊り球を見逃されても、次チェンジアップを落とせば三振だ」でしょう。1死3塁、三振が欲しい。
ただね、ここで高めの吊り球をわざわざ見せると、相手が
「高めの次は落ち球かな?」
と予想するんですよ。私はそれがイヤなんですよ。
長谷川への3球目はミット通りの真ん中高め。見逃してボール。カウント1-2
次は落ちダマだと思いましたが、持丸は4球目5球目もストレートで押しました。ファールとファールフライで長谷川を三邪飛に打ち取りました。
打ち取ったタマは抜け球でしたが、遠藤の力が勝りました。長谷川だって佐々木泰と同じ若い世代です。
遠藤vs古賀
2死3塁となって6番古賀。
古賀は福岡大大濠高校。甲子園に出てないのにU18に選ばれ、中村奨成を差し置いてスタメンマスクをかぶった男。
遠藤は古賀にストレート→チェンジアップ→ストレートでカウント1-2。
この日の遠藤はイマイチストレートが走っていませんでした。通常の8割。
それでも古賀はストレートを空振りして、チェンジアップを見逃してカウント1-2
誰が見ても、次はボールになるチェンジアップを振らせたい。
持丸は遠藤にチェンジアップのサインを送る。
ところが遠藤は執拗に持丸のサインに首を振ります。
「遠藤さん、お願いしますよ。古賀はまっすぐ8割で張ってますよ」
「イヤだ。まっすぐで押したい」
「なんでですか、2球目のチェンジアップはいいとこに落ちたじゃないですか?」
「しつこいぞ持丸。俺の投げたい球を投げさせろ」
「たく、しょうがないなあ。打たれても知りませんよ」
てな感じで高めに構えてストレート要求。遠藤のボールはやや高めに吹けて古賀は空振り三振。スリーアウトチェンジ。
この時、持丸は打者の反応を見ていたし、遠藤のストレートが100%のキレじゃないことも気付いていたと思います。
だからチェンジアップを要求しました。
しかし今年の遠藤は ストレートが最大の長所 です。
今の遠藤はクビ寸前のがけっぷちから「7回の男」の座を掴みかけているところなのです。
俺も中村奨成と同じ9年目。今年が最後になるかもしれない。
好きなボールで勝負したい。チームの勝利が最優先だから、ここは俺の思うように投げさせてくれ。
この場面は遠藤が持丸をリードしたと思います。
ま、あれだけ首を振れば打者の古賀に「これはまっすぐで間違いないw」と思われたでしょうけどね。
持丸は高にもまあまあスライダーとフォークを投げさせました。
同点の8回ですから、意図はわかりますよ。ストレート一本はコワいよ。
だけど昨日の西武はネビンと小島以外、振れてる打者はいなかった。
新井が試合後の談話でゴニョゴニョ言い訳してましたが、西武打線に振れている打者はいなかった。今日も見てろよ、こんにゃろう。完封してみせる。
床田は変化球主体でいいです。そういう投手だから。
遠藤と高はそれではアカン。一発のない打者に変化球を見せる必要はありません。ここぞの場面に残しておけ。
遠藤は年下の持丸のサインに首を振ってストレートを投げました。
高は同学年の持丸のサインに首を振ってフォークを投げました。
中崎vs桑原
9回裏。今度はベテラン中崎。
中崎は逆に持丸のサインに首を振りません。たぶん今季一度も振ってない。
なぜかと言うとそれが中崎の持丸の育て方だから。工藤公康と城島健司の関係に似ている。
9回裏3対3、無死無走者。1番桑原、投手中崎。
ここで持丸はフォークフォークで入ります。
「だから持丸。さっきから言うてるけど、ホームランの無いヤツに変化球は要らんねん。フォアボールなったらどうすんねん?」
カウント2-2から持丸の要求は低めのフォーク。セオリー通り。
だがセオリー通りだからこそ、ベテラン桑原に読まれやすい。しっかり見切られ3-2。
「先頭に四球は与えたくないはずだ。だからここはストレート」
持丸の要求もやっぱりストレート。桑原ライト前ヒット。
もし初球からストレートストレートを投げても、積極的な桑原にはヒットを打たれますよ。
でもアウトになる可能性もある。ストレートをミスショットしてくれる可能性はある。
ところが「カウントの進み方」によって打者は配球を読めます。2-2からフォークがボールになって3-2。
「四球を出したくないからストレートだろう」でストレートを打つ時と、
「初球はストレート一本狙いだ」でストレートを打つ時は
普通前者の方がコンパクトで、後者の方が大振りなんですよ。桑原はどちらもコンパクトかもしれないが。
とにかく持丸の配球は全体的に甘い。相手に読まれている。
サヨナラ打もその前の満塁になったヒットも両方、ストレートで追い込んだ後に変化球を投げて打たれたものでした。
西武は中崎のストレートに差し込まれていたのに、わざわざ変化球を投げて打たれた。
悪いが持丸は ここまで だ。今日はキャッチャーを代えなさい。
石原貴規で構いません。
坂倉がベストだが、新井はもうやらないんだろう。
持丸は疲れている。なんで毎週全試合スタメンマスクなのか?
セリーグの打者も知らないのに、パリーグ相手は尚更しんどいでしょう。
持丸は疲れている。ちょっと休養させてやんなさい。
本日のゲームプラン
渡邊勇太朗 vs 森翔平。
昨日花咲徳栄の吹奏楽部で、今日は浦和学院じゃなかったっけ?
だから今日渡邊勇太朗なの? まさか?
違いました。渡邉勇太朗は、通に中6日で回って3勝3敗。防御率2.98。普通のローテーションピッチャーでした。
渡邉勇太朗もカープに欲しかったピッチャーです。
あの時2位で獲ったのが九州共立大の島内でした。島内の陰で指名漏れしたのが名城大学の栗林良吏。1位が小園。
今日は3番ファビアンで戦いたい。小園は2番かベンチ。
6番ファビアンはアホのやることだ。私は5番ファビアンでももったいないと思っているくらいです。
名原とキクはよくやってるが、カープが最も打席数を与えたい打者は小園とファビアン。坂倉とモンテロは打点を稼ぐ役なので4番5番。
そうなると必然的に2番小園3番ファビアンとなる。私が去年からずっと言ってる打順です。
去年のカープは2番ファビアン3番小園が多かった。4番がモンテロや末包でしたから、新井はジグザグしたかった。
今は4番坂倉5番モンテロです。好きなだけ3番ファビアンができるじゃないの。
小園とファビアンより、名原とキクに打席を与えたいならそれで行け。試合にゃ負けるが名原とキクのヒットは増える。
キャッチャー持丸も試合に負ける。
試合に負けても盗塁阻止を優先するなら、今日もキャッチャー持丸を続けなさい。