山口翔が公開説教。
小園海斗が2試合連続エラー。
フランスアが9回表に逆転2ラン被弾。
そんなことに腹を立ててる大人は一人もいないと思う。
だけど8回表のレグナルトが敗因だって言ってる大人は私以外にいるだろうか?
新しいカープは守りの野球で戦うべき
私、木曜日に結構張り切って気合いを入れたカープ構想記事を書いたんですよ。
するとその30分後。
田中広輔のフルイニングストップ&小園昇格!
って大スクープがネットに流れ、私の渾身の記事も流れちゃったわけです。笑
その渾身の記事は「緒方監督に告ぐ!カープ最強の武器」って記事でして、
「カープの外野守備陣にはチーム防御率を1点下げられるチカラがある」
「だから守りの野球で戦え。1番センター野間峻祥」
っていう趣旨。ええ。全くいつも通りの内容です。
ところが木曜日は7対6でサヨナラ勝ち。
金曜日は5対4で逆転負け。
やっぱり緒方は松山バティスタ長野で打ち勝つ野球をやってるんですよ。
レグナルトは信用できない
2019.6.21(金)
広島4-5オリックス マツダ
カイル=レグナルト。大好きな投手です。ただし私は彼のことをあまり信用していません。
これもいつも言ってるんですが、レグナルトはコマンドがアバウトなんです。
変化球(特にスライダーとチェンジアップ)でストライクを取ることはできます。ストレートもそこそこ。
ただ追い込んでから打ち取る球が甘いんですよ。ノムスケタイプ。
菊池ヤス、一岡竜司、中村恭平に比べてレグナルのコマンドは彼らに劣っていると感じています。
つまりレグナルトを勝ちパターンで起用したくないってのが私の考え。心配なんですよ。逆転負けが。
昨日のレグナルは8回の登板。1イニング無失点。なのに私が敗因に挙げる理由は彼がランナーをたくさん出したから。
8回表のオリックスは4番打者のロメロから。
3人で切れば9回表は7番打者からです。
ま、三者凡退はできなくても「ランナーを3人出さなきゃいいや」と思っていたら3人出したレグナルト。
そもそも先頭打者のロメロにボール球連発。
ロメロはボール球を振ってくれたし、ボール気味のハンマーカーブもストライクを取ってもらえました。
しかし後続に連打を浴びて四球も与える。コレで9回表に3番打者の吉田正尚に打順が回ることが確定しました。
んで交通事故が起こりました。小園のエラーと吉田の2ランでオリックス逆転勝利。
これは結果論じゃありません。アホみたいな野球をやっちゃダメなのです。アツとレグ。
ファールフライで走るプレー
ちょっと脱線。ファールフライの話。
小園は全力疾走を怠った。送りバント失敗と最後の振り逃げの時。
100年早いけど、まあカワイイから許しちゃお♥ 次に活かしてくれ。
8回裏に野間が送りバント失敗。いや大成功。笑
野間の送りバントがぶっさいくな形でキャッチャーファールフライに。
「これ何度も見た景色だよ。もう二度と野間に送りバントさせちゃダメだよぅ」
と思いきや、一塁走者の誠也が二塁にタッチアップ。キャッチャー若月にミスはなかったんですが誠也はセーフ。
このプレーは非常に「よくあるプレー」でして、若月も警戒はしてましたがギリギリのダイビングキャッチだったため二塁は間に合いませんでした。
誠也が賢かった。笑
ファールフライを捕球するべきじゃないのかなぁ?わかりません。
ちなみに私がこのプレーを初めて見たのは日本シリーズの巨人vs西武でした。1990年。
競った場面でした。捕手村田真一が西武球場でファールフライをフェンス際ギリギリでナイスキャッチ。村田ガッツポーズ!何度も何度もガッツポーズ!
その時1塁ランナーのデストラーデが悠々と二塁へタッチアップしていたのです。大人の野球を感じましたね。
菊池涼介が「野生児」と言われてた頃、キクが二塁ランナーにいて三塁ファールフライで三塁にタッチアップしたこともありました。ピッチャーがベースカバーを怠ったため。
これらのプレーは草野球でも何度も成功しました。
「内野ファールフライでタッチアップ」は非常によくあるプレーです。油断しちゃダメ。
だからセンターは野間なのである
結論。
レフト長野とかレフト松山で戦うと7対6とか5対4とかの試合になります。これは去年までのカープの野球。
ホントにそろそろ切り替えないと今シーズンは負けますよ。打てない試合を落とすって意味です。
■事実
過去3年間日本一になれないのも打てなかったからです。
2016年のハム、2017年はCSのベイ、2018年はソフバン。
カープが勝った試合は全部5点以上取ってます。(5回コールドを除く)
カープが4得点以下の試合は全敗しています。(引き分け1試合除く)
「打てない試合は勝てない」ってパターンはもうこりごりです。
3対2で勝ちたいし、2対1でも勝ちたい。大瀬良以外の日にも大人の野球をしたいのです。昔はできたましたよ。
高橋大樹の打撃が好調なのも知ってます。彼も守って走れる選手です。現時点では野間より守備範囲が広いかもしれません。大樹の守備もイイんですよ。
でも今は野間。イマノマ。
昨日も送りバントさせちゃダメ。打たせてゲッツー崩れで野間をランナーに残すんですよ。そうするとダメ押し点を取れてましたよ。←思い込み
なんで私がここまで野間にこだわるかって言ったら、
気付かせてくれるからです。野間は。
何を?
守備走塁の大切さを。このホームラン革命の時代に。
イチローの言った頭を使う日本の野球を思い出させてくれるのがカープの3バカトリオだっちゅーの。
高橋大樹も西川龍馬も堅実で広大な守備範囲を持っています。
でも地味。素人受けは良くない。
野間は派手。ノマハデ。
野間のダイナミックな走塁は素人にも理解可能。
だから私はセンターの守備もそうなると思ってます。あと2~3ヶ月で。
私が40年間プロ野球を見てきた中でベストなセンターは新庄剛志。次点は飯田哲也。イチロー、秋山幸二、緒方孝市はその次。
野間は新庄に迫れると思うのですが・・・ここまでは全然ダメダメちゃんです。
今日のボブ吉さんはジョニー=デップ。
だっちゅーの→パイレーツ→カリビアンという順番でした。