オールスターが終わりました。
カープは1勝1敗。菊池涼介で1勝、栗林良吏で1敗。
例えば北別府学は日本シリーズで通算0勝5敗です。オールスターは「ペナントレースとは違うこと」が起きるのが面白いところ。オリンピックも同じです。「ペナントレースで成績を残しているからオリンピックに連れて行け!」は浅はかだと思います。
この支配からの卒業
プロ野球はリーグ戦ですが、アマチュア球界は基本「トーナメント勝負」です。
だから一度も負けられない。エースが酷使されるから球数制限。
球数制限と指名打者制度はクソルールです。ナチュラル(自然)じゃありません。人工の力で無理矢理抑え込んでる感じ。
私は野球を「リーグ戦」にしたい。難しいけどね。
東京五輪はコロナ第5波の中で強行開催されます。
政府高官は「一日2400人が感染してもどうってことない」とのこと。東京新聞
私はNPBが率先して五輪を辞退して夏休みの興業を優先してほしいと思いました。まあ「感動」も「金メダル」も悪くないですが、私はNPBとカープ球団がIOCの言いなりで情けなくないのかねえ・・・と言いたいです。
鈴木誠也も菊池涼介も原辰徳と握手したり五輪でホイホイ試合したり、俺ならやらないねって事を平気でやってます。大人の言いなり。素直で正直な野球人なのでしょう。私や尾崎と違って。笑 ←尾崎って豊のことですよ。
尾崎豊は熱狂的ファンに支持されましたが、あくまでマイノリティーでした。東京五輪で感動する人の方が主流じゃないですかね。
野球の野性味
カープが負けるとすぐ「トラックマンを買え」とおっしゃるド素人さんが登場します。
言っときますが買ったって負けますよ。データに頼るとロクなことがありませんよ。
トラックマンを支持する方は「打席に立ったことがない方」「土のグラウンドでゴロを捌いた経験の無い方」だと思います。
我々アマチュア野球経験者はイレギュラー当たり前のデコボコグラウンドで試合をし、そこで「1回負けたら即引退」みたいな環境が日常です。
ぽっと出の村上宗隆を一発勝負の東京五輪に連れて行ったって何もできないに決まっているのです。
村上でさえ私の評価は「ぽっと出」です。阪神の佐藤輝明やオリックスの宮城大弥は論外であります。実はカープの栗林もぽっと出で私の中の「論外グループ」の一員。若者たちに罪はありません。私は安易に「数字」と「データ」に頼る野球が朝山東洋なみのアホ野球だと言いたいのです。
野球は野生で行いたい。DH制度は人工物です。
東京五輪に菅野智之、會澤翼、山崎康晃、田中将大あたりが選出されたのはそこらあたりにも理由があるのですよ。
MLBは五輪に一切関与しませんから、五輪に来るドミニカもアメリカもデータが一切ない選手たち。NPBの外国人選手が大勢参加するのも面白いけど、こちらはデータや能力だけじゃなく「体調と慣れ」を考慮した結果でしょう。韓国が39歳のオスンファンを追加招集したのには驚いた。人材不足なのかね。
ぽっと出の若者でトーナメント戦に挑むのはリスキーなのです。まあ今回の五輪野球はトーナメントに見せたリーグ戦みたいなものですけどね。
ユニフォームの着こなし
さて本題。
今日の本題は「野球の野生」についてです。
野生とは「ノーデータ」「初見」「いきなり公式戦」という意味です。
草野球界では当たり前の日常です。
試合前に相手チームが現れます。
その時に私たちが観察するのは「相手チームのキャッチボール」と「ユニフォームの着こなし」です。
草野球は甲子園と違って試合前ノックやバッティングはやりません。そんなことやってる時間がないからです。2時間で球場を出ないといけません。
キャッチボールも観察しますけど、「ユニフォームの着こなし」もかなりチェックします。例えば相手チームが全員で15人だとした場合、1番カッコいいヤツがだいたい「先発投手」です。先発でなければ3回から投げたりとか。とにかく1番カッコいいヤツはだいたいそのチームのエースです。根拠はありません。私の経験則です。1番カッコいいヤツがエースである確率は約80%だと思います。異論は認めます。もちろん1番打者だったりセンターだったりいろんな可能性はありますよ。でもカッコいいヤツはだいたいピッチャーに多いですね。
森下暢仁の着こなしが気になる
結論。
森下暢仁の着こなしが私はすごく気に入らないです。
1年目からずっとなんですが、森下はユニフォームの上着をパンツからずいぶん出して赤いベルトが見えなくなるくらい外に垂らしていますよね。
あれがねえ・・・
キライなんですよねえ。←個人の感想です。
栗林もベルトが見えませんね。
こういう投手が多くて最近の流行なのかもしれませんが、私はキライです。
これビジターユニですからまだコントラスト効いてますけど、森下はホームユニでもベルトが見えないです。腹の垂れたデブのおっさんみたいだと思うんですが、今の若者はオシャレのつもりなのでしょう。
あともう1個私が気に入らないのがズボンの裾です。
赤いストッキングが隠れるのはOKです。しかし最近はスパイクまで隠れてる選手が多いですよね。
上の写真で言えば森下と誠也。スパイクが半分隠れてる。よく見りゃ栗林も同罪だなあ。笑
カッコ悪い上に機能的じゃないと思います。どうです?転びそうじゃありません?
1990年代に大洋に入団したRJ・レイノルズっていう選手が長いズボンを日本に持ち込みました。
こういう感じ。
レイノルズは真ん中の「ロングスタイル」でした。
コレは非常にカッコ良かった。オシャレでした。
この頃「ショートスタイル」で活躍していた野村謙二郎もレイノルズを見て宗旨替え。「ロングスタイル」に変えました。だから私もロングスタイルに変えました。笑
後に落合博満がストレートスタイルを日本に持ち込み、2000年代の中村紀洋が一気にそれをメジャーにしました。
私がついて行けたのはレイノルズまで。ストレートスタイルやフレアスタイルはマネできませんでした。私のような足の短い選手には似合わないからです。現在、私は小学生の息子に長嶋茂雄ばりの「ショートスタイル」を推奨しています。本人はレギュラースタイルが好きです。
どうでもいい話なんですけど、森下の上着と誠也の裾が私はカッコ悪いと思うのです。五輪でもあれをやるんでしょうね。
どうです?カッコいいですか? そうですか。私には理解できません。キクと私はショートスタイル。短足だからです。